今日は過去最高がありました。それは工事や見積もりのご依頼です。
先週の長雨、昨日の台風の影響で本日一日で34件のご依頼がありました。
ご依頼だけでその件数でしたので、それ以外の問合せなどのお電話やご来店を含めると、本当にオレンジナイトにとってはイベント以外では過去最高の一日でした。
それにしても自然の力はすごいです。雨漏りなんてすぐにさせますし、波板や鉄板を曲げるのも容易、雨樋を吹き飛ばしたり、瓦を落とすなんてものがたくさんありました。
雨の量が以前とは変化しています。
それに対応した修理やリフォームを提供するのが我々の使命であると思います。
固定観念を持たず、これからの環境に適した工事を提案していきたいと思います。
今週は晴れが続くようなので、多くの現場を一刻も早く進めていきたいと思います。
神様が多くの方々の役にたちなさいとたくさんのお問合せをくださったのだと思っていますし、会社で共有したいと思います。
2017年10月23日
台風で過去最高のご依頼
posted by orangeknight at 20:42
2017年10月22日
映画「アウトレイジ 最終章」を観ました
映画「アウトレイジ最終章」を観ました。
関西のヤクザ組織である花菱会、その傘下の組長、ピエール瀧演じる花田が、北野武演じる大友が仕切る済州島の歓楽街でもめたことから始まる。
大友は韓国と日本の裏社会の顔である張(チャン)会長の元に身を寄せていて、すぐにその二大組織の抗争へと発展した。
北野武監督は暴力を題材として何を伝えたいのか。私はそれを知りたかった。
さすがに少し気持ちが悪くなるようなシーンもあり、アウトレイジというタイトルそのままの映像でした。
殺すという暴力によってしか表現できないもの、表現できなくなった人間が大友なのか。
過去の様々な体験から、他の表現方法を失ってしまったがゆえに、殺すという手段を持って会話としているのか。
映画を観終わってすぐに感じたのがニヒリズム。
ラストのシーン、大友に銃口を向ける白竜演じる李さん、「李さんがそんなことしなくていいよ」と自分という存在を始末した大友。
そう感じました。
関西のヤクザ組織である花菱会、その傘下の組長、ピエール瀧演じる花田が、北野武演じる大友が仕切る済州島の歓楽街でもめたことから始まる。
大友は韓国と日本の裏社会の顔である張(チャン)会長の元に身を寄せていて、すぐにその二大組織の抗争へと発展した。
北野武監督は暴力を題材として何を伝えたいのか。私はそれを知りたかった。
さすがに少し気持ちが悪くなるようなシーンもあり、アウトレイジというタイトルそのままの映像でした。
殺すという暴力によってしか表現できないもの、表現できなくなった人間が大友なのか。
過去の様々な体験から、他の表現方法を失ってしまったがゆえに、殺すという手段を持って会話としているのか。
映画を観終わってすぐに感じたのがニヒリズム。
ラストのシーン、大友に銃口を向ける白竜演じる李さん、「李さんがそんなことしなくていいよ」と自分という存在を始末した大友。
そう感じました。
posted by orangeknight at 16:39
2017年10月22日
「騎士団長殺し」を読んで
村上春樹氏の「騎士団長殺し」第1部、第2部の2冊を読み終えました。
感想は、これはなかなか意味とか、理屈とかを考えるものではなく、感じるものなんだろうなぁという印象でした。
ストーリーは主人公の約1年間の出来事を実際に起こったのであろうイデアとしての観点と、そうでありたいという想いをメタファーとして表現したものが交錯されるというような展開であった。
危惧していたとおり、前作の「多崎つくる〜」同様あらゆることが私の中では解決しないふわっとした終わり方だったのですが、それは氏の感じるものである小説の醍醐味なんだろうと自分では理解しました。
それにしても登場人物、情景描写が素晴らしかった。
小田原の風景は雨田の家も、免色の家もそして秋川笙子やまりえの家も私には築年数からなる家の痛み方、またこちらの家からの距離感をも明確に伝わった。
主人公と絡むたくさんの人の顔や服装、そして性格をそこまで伝えられる文章力は多くの人に支持されている理由なのかもしれません。
料理やお酒、ファッション、音楽、セックスそして車など、どういう感性で日頃から感じておられるのだろうととても考えながら読みました。
車が好きなので、免色のシルバーのジャガーのマフラー音のとりこになりそうでした。
事実、文章から想像されるのはFタイプのV8であると断定しカタログまで取り寄せた。
ロングノーズにスマートな目、両サイドから4本に分岐されたマフラーからの音をさらに感じることができました。
結末は非常にこの先も気になる終わりかたでありましたが、目に前で起こる出来事は、確かにそういう見えているものと心の奥底にあるものとが混じり合い、時として見えたり、消えたり、また生まれたり、そして潜在、顕在を繰り返すものなのかもしれないなと感じた本でした。
感想は、これはなかなか意味とか、理屈とかを考えるものではなく、感じるものなんだろうなぁという印象でした。
ストーリーは主人公の約1年間の出来事を実際に起こったのであろうイデアとしての観点と、そうでありたいという想いをメタファーとして表現したものが交錯されるというような展開であった。
危惧していたとおり、前作の「多崎つくる〜」同様あらゆることが私の中では解決しないふわっとした終わり方だったのですが、それは氏の感じるものである小説の醍醐味なんだろうと自分では理解しました。
それにしても登場人物、情景描写が素晴らしかった。
小田原の風景は雨田の家も、免色の家もそして秋川笙子やまりえの家も私には築年数からなる家の痛み方、またこちらの家からの距離感をも明確に伝わった。
主人公と絡むたくさんの人の顔や服装、そして性格をそこまで伝えられる文章力は多くの人に支持されている理由なのかもしれません。
料理やお酒、ファッション、音楽、セックスそして車など、どういう感性で日頃から感じておられるのだろうととても考えながら読みました。
車が好きなので、免色のシルバーのジャガーのマフラー音のとりこになりそうでした。
事実、文章から想像されるのはFタイプのV8であると断定しカタログまで取り寄せた。
ロングノーズにスマートな目、両サイドから4本に分岐されたマフラーからの音をさらに感じることができました。
結末は非常にこの先も気になる終わりかたでありましたが、目に前で起こる出来事は、確かにそういう見えているものと心の奥底にあるものとが混じり合い、時として見えたり、消えたり、また生まれたり、そして潜在、顕在を繰り返すものなのかもしれないなと感じた本でした。
posted by orangeknight at 12:39
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