社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2018年05月08日

その空間を維持するために

会社で街で学校で「こんな細かいこと、いちいち言わない方がいいかな」とか「ここで、注意してギクシャクなるのは嫌だなぁ」とたくさんの方が思われていると思います。

 
できれば穏便に。そう穏便に、笑って何事もなく平和に生きたい。

 
あえて、嫌われ役になりたい人などいない。望んで小姑に、風紀委員に誰がなりたいでしょう。

 
だって注意する側の人間の方が心がすり減るから。

 
歳をとったり、同じ集団に長いこと属していると、知らない間にそんな気持ちが勝ってしまい、以前ならしていた小さなことへの注意をしなくなっている自分がいると感じられたことはありませんか。

 
私はある。

 
でも、そんな細かいことを言う人がいるから何気ない日常は回っているんです。

 
心をすり減らして、勇気を出して、正しいとされていることを守ろう、維持しようとしている人がいるから、今日のこの空間はあると思う。

 
 
本当の優しさは関心を持つこと。

 
 
知らんふりをせず、なんでも自分でやったらいいと諦めて行動せず、口に出す。

 
大切なことだと思います。

 
 
そんな人がいない空間はみるみるうちに堕落してしまうことでしょう。今、そこを堕落させていないのは問題意識の強い、本当の気持ちを持ったあなたです。

 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 14:52

2018年05月08日

第11期の下半期への決意

GWが過ぎ、オレンジナイトにとっては今期の後半戦が始まりました。

 
オレンジナイトは10月決算なので、11月スタート。なのでちょうど4月末で上半期が終わったのです。

 
決して満足のいく数字ではありませんが、前半の流れから、今から半年で今期の売上目標を達成できると確信しています。

 
 
下半期は紙媒体だけで広告代を2000万円かけます。新しく始めるオレンジナイトビジネスとオレンジナイト、これらの販促は紙での大量投入。会社の利益を大きく左右する広告宣伝費で勝負をかけ、必達させる覚悟です。

 
世の中は広告の紙離れがありますが、私は現在はまだ紙が一番だと考えています。それが正しいと信じていますし、それが一番反響がある。

 
 
昨日、後半戦のスタートなので社内でミーティングをしました。

 
目標は達成させるものだということを全員で心底共有し、それをやってみせ、みんなに充実感を味わってほしい。

そんなみんなを見て、私自身もやりきったという気持ちを一瞬味わいたいと心から思っています。

 
そう思って昨日からオレンジナイトの第11期の下半期に臨んでいます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 09:10

2018年05月07日

成約率は80%がベスト

成約率は80%がベスト。これ以上でもこれ以下でもなく80%。

 
私はリフォーム工事の商談成立の確率についてこんなふうに思っています。

 
条件としては、初めてのお客様(ご新規)である。反響での見積りご依頼で紹介ではない。また、企業ではなく個人のお客様。

金額は1万円から1000万円。

1万円でも同じ確率であり、1000万円を超えると私の考えるターゲットゾーンから少し外れるので少し下がります。年齢はほぼ関係ありません。

 
上記の条件はリフォーム工事におけるボリュームゾーンであり、ご新規の大多数が当てはまります。

 
もっともこれが以前に工事をさせていただいたお客様であると話は変わります。この場合、限りなく100%に近づいていくものです。

 
しかし、ご新規のお客様は80%がベスト。

 
 
リフォームは人生のイベントです。

 
成功させてあげなければいけない。

リフォームはどこでやっても同じではありません。

普通にしていたら成功、そう、お客様にとって「とっても良かった!」は感じていただけません。

 
だから、まず我々は「当たり障りのある」クロージングをしなければいけない。

 
オブラートに包んだプレゼン、クロージングでは必ずリフォーム工事は多くの嫁姑みたいにギクシャクする。

 
最初から、例えば70歳の女性が、おうちのお風呂の工事で何を不便に感じ、何を望まれているのかを聞き出さなくてはいけない。

 
予算も然りです。漠然とでも良いので、お客様のご予算を把握させていただく。こちらがお客様の懐事情を推測する必要なんてないのです。だって見た目やおうちで財布の中身はわかりませんから。

 
様々なことを知るからそれにマッチした提案ができる。

 
このお客様にはこのお風呂、そしてこのオプションがあればいい。洗面脱衣室はこのような感じになれば喜んでいただけるかな。

 
これをとにかく受注するのが目的になり、安い商品、安い材料と選定していくのはとんでもないことで、受注での幸せは会社であり、施行中や施工後のお客様の幸せを考えるプレゼン、クロージングをすべきである。

 
家族構成、病気、怪我、趣味、思考、将来への変化などいろんなことをお聞きした上で、先の幸せを想った当たり障りのある商談をしていると、それに対して違和感や不満を感じるお客様は離れていくのです。

決めるのはお客様であるので、私はそれでいいと思う。それが私は全体の2割だと考えるのです。

 
 
リフォームはものを販売して終わりではないので、その成功には人と人とのコミュニケーションが非常に重要な役割を果たします。

 
その過程において我々は全力で当たり障りのあるプレゼン、クロージングをし、そこから脱落するお客様も生まれる。

 
当たり障りを良しと感じていただけたお客様はリフォームを申し込んでいただける。

 
それが前述の成約率80%であり、失注20%であります。

 
 
自信を持って言えるのが、その80%のお客様には工事後ほとんど喜んでいただいています。

 
また、これらのお客様は次回何か工事をするときも「お任せ」と見積りご依頼くださり、限りなく100%の割合で受注する。

 
お客様と多少議論、口論になることもあります。しかし、議論口論できない嫁姑よりできるそれの方が結びつきは強いでしょう。

 
 
成約率は80%がベスト。

それ以上だと、受注してはいけないお客様もとってしまっていたり、挑んでいない。それ以下ではプレゼン、クロージング、そして会社と個人の魅力が乏しいと考えるのが正しいと私は思っています。

 
要はどれだけたくさんのお客様から受注をできるかではなく、どれだけたくさんのお客様から受注し、幸せを提供できるかであると私は考えます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 12:00
ページトップ