車を買うときは「あの車がいいな」と車種をお客様が自ら決め、車屋さんに見に行く。
どこの車屋さんに頼もうかと先に決め、その車屋さんが勧める車種を買う消費者はほぼいない。
クラウンが良い。アルファードが良い。パジェロミニが良い。そうやって選んでからその車が売っているディーラーや車屋さんに行く。
リフォームは違う。
LIXILのアライズが良い。TOTOのシンラが良い。とメーカーのショールームに行く人はまずいない。だいいち素人はアライズやシンラと言われてもピンとこない。システムバスです。
パナソニックのアラウーノが良い。LIXILのサティスが良いとトイレを選ばれる方はほぼおられなく、ほとんどのお客様が工務店が勧めるトイレを、システムバスを、システムキッチンを採用される。
よくよく考えられば不思議な業種です。
メーカーや商品によって機能や性能は違うのに、なぜかお客様がまず選ぶのではなく、工務店が「これが良いですよ」と勧めた商品をお客様は買う。
フローリングやドアなどもそう。壁紙の柄こそ9割のお客様が選ばれますが(1割は柄もお任せ)、サンゲツのリザーブ、リリカラのなんとかと、メーカーやシリーズまでは選ばれない。
メーカーもそれを知っているからテレビCMよりも工務店に力を入れる。
不思議な業種です。本当に。
メーカーは、だからこそエンドユーザーに注力してみたら画期的にシェアが変化するかも分からない。
私がメーカーの偉い人なら一度そうしてみたい。面白いと思うのですが。
お客様が「リクシルのアレスタが欲しい!」と言われ、それで工務店が見積りをする。
消費者の立場ではそれが正常であります。
リフォームを生業にしていますが、不思議だなぁといつも思いながら提案しています。それぞれのお客様にとって良いと思うものを。
2020年01月14日
不思議な商品選定をする業種
posted by orangeknight at 22:28
2020年01月13日
週末土曜日は協力業者会と新年会
今週末は全ての協力業者様が参加する協力業者会という会議と、そのあとで開催する新年会があります。
今年はこんな年にしていきましょうという意味で、昨年から年末ではなく、年始に開催することにした2年目です。
それぞれの実行委員を筆頭に準備も佳境、今週はとにかくバタバタになりそうです。
力強く前に前に進んでいける会になりますように。そして、より方向性を合わせられる会になりますように。
挨拶や講演を頼んでおります方々には、ご多用のところ準備からしていただいていると想像します。
とにかく気持ちを込めて話し、気持ちを込めて聞いていただける会になりますよう願っています。
新年会もおおいに盛り上がりますように。
今週も頑張りましょう!
今年はこんな年にしていきましょうという意味で、昨年から年末ではなく、年始に開催することにした2年目です。
それぞれの実行委員を筆頭に準備も佳境、今週はとにかくバタバタになりそうです。
力強く前に前に進んでいける会になりますように。そして、より方向性を合わせられる会になりますように。
挨拶や講演を頼んでおります方々には、ご多用のところ準備からしていただいていると想像します。
とにかく気持ちを込めて話し、気持ちを込めて聞いていただける会になりますよう願っています。
新年会もおおいに盛り上がりますように。
今週も頑張りましょう!
posted by orangeknight at 19:25
2020年01月12日
外見で判断される
外見で判断してはいけませんが、人は他人をそれで大きく判断します。
パリっとしたスーツを着て見積りとプレゼンを持ってきた営業マンがあなたのお家に来たとします。
そのあとで別の会社の営業マンがほぼ同じ内容の見積りとプレゼンを持ってきたとしますが、後者のスーツがヨレヨレ、靴がうす汚れていたら、あなたの心はどちらに好感を抱くでしょう。
そこで生じた決定的な差はなかなか埋まらない。
200万円くらいの工事の見積りでは、その担当者の身なりが、相見積りの相手より清潔感があれば、同じお金額ならほぼ間違いなく、金額にして10万円くらい高くても同じ内容なら買ってもらえると経験上感じています。
当然人間性や知識、工事に対する詳しさなど他の要素もありますが、外見というものはかなり大きなウエイトをしめています。
社会的な地位、名刺の役職や肩書きも同じです。
私は社長。別に出世したわけでない。「今日から俺は社長っ」と自分で決めて勝手に名乗っている。誰でもなれます。
しかし、社長という肩書きを見て人は「社長だ!」と感じるもの。不思議だけど事実です。
名刺に弁護士という肩書きがあればすごい出来る人に感じますし、あの人は医者だと聞いたらお金持ちに思う。
代議士や県会、市会議員と聞けば急に「先生!」と敬語になる。普通の人の普通の行動です。
それが普通の人の普通の心理であるから、それにのっとって自分の身なりから、あらゆる外見を客観的に見てみることで相手が自分に感じる印象、心象は大きく変わる。
生き残る上で、相手に選んでいただくことが避けて通れない仕事に就いている人は、まず外見を徹底的に考えるべきだと私は思う。
不特定の多くの人に、自分自身の中身で選んでいただこうという考え方はアマチュアです。そんなに甘くない。
そこで選んでほしいというのが私も本音ですけどね。
パリっとしたスーツを着て見積りとプレゼンを持ってきた営業マンがあなたのお家に来たとします。
そのあとで別の会社の営業マンがほぼ同じ内容の見積りとプレゼンを持ってきたとしますが、後者のスーツがヨレヨレ、靴がうす汚れていたら、あなたの心はどちらに好感を抱くでしょう。
そこで生じた決定的な差はなかなか埋まらない。
200万円くらいの工事の見積りでは、その担当者の身なりが、相見積りの相手より清潔感があれば、同じお金額ならほぼ間違いなく、金額にして10万円くらい高くても同じ内容なら買ってもらえると経験上感じています。
当然人間性や知識、工事に対する詳しさなど他の要素もありますが、外見というものはかなり大きなウエイトをしめています。
社会的な地位、名刺の役職や肩書きも同じです。
私は社長。別に出世したわけでない。「今日から俺は社長っ」と自分で決めて勝手に名乗っている。誰でもなれます。
しかし、社長という肩書きを見て人は「社長だ!」と感じるもの。不思議だけど事実です。
名刺に弁護士という肩書きがあればすごい出来る人に感じますし、あの人は医者だと聞いたらお金持ちに思う。
代議士や県会、市会議員と聞けば急に「先生!」と敬語になる。普通の人の普通の行動です。
それが普通の人の普通の心理であるから、それにのっとって自分の身なりから、あらゆる外見を客観的に見てみることで相手が自分に感じる印象、心象は大きく変わる。
生き残る上で、相手に選んでいただくことが避けて通れない仕事に就いている人は、まず外見を徹底的に考えるべきだと私は思う。
不特定の多くの人に、自分自身の中身で選んでいただこうという考え方はアマチュアです。そんなに甘くない。
そこで選んでほしいというのが私も本音ですけどね。
posted by orangeknight at 11:45
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