リフォームという仕事を20年やっていてこんな持論があります。
「家は財産ではなく消耗品。そこに暮らす人たちにとっていかに快適であるかを考えるべき。暮らす人の状況、状態に応じて変化していくべき」
当たり前と思われるかも分かりませんが、買った人、建てた人だけが自分の家に抱く感情ってありますよね。
それが消耗品という価値観を凌駕することはないだろうか。
4歳の娘が10歳にもなれば自分の部屋も欲しくなる。
19歳の息子が東京の大学に行けばおそらくもう帰っても来ないだろう。2階の部屋が空く。
90歳の祖母が亡くなれば今まで使っていたおばあちゃんの和室がただの仏間になる。
1本も無かった手すりが廊下中に必要となることもあるでしょう。
玄関の僅かな段差が困難になりスロープを作る。
何が言いたいのかと言いますと、家は消耗品です。所詮はそこに住む方々が亡くなるとそこの息子さん、娘さんは土地ごと売ります。
そして、別の地に建てているお家で彼らは暮らし、歳をとればそこで亡くなり、又その子供はそのお家を売る。
これの繰り返しかなと思う。死んだら売ります。何万件と伺っていますが皆さんそう仰る。
なので今生きておられる「あなたにとって」最高に快適な状態に。
もちろん経済的な事情もあるでしょうが、可能な限り今生活しやすい状態に変化させながら暮らすべき。
家は快適に。
最も大切なのは快適な清潔なおうちからは、あなたにとって有効な活力が与えられます。家ってそういうもの。パワーは住むところが源泉です。
あなたにとっての消耗品で良い。
これは決してリフォームをさせてほしいので言っているのではなく、そんな考えで生きておられる諸先輩方は人生がある種うまくいっているような気がします。
なのでいつもそんなふうに考え、今のお客様にとってベストなリフォームを提案しています。
変化していくおうちほど、そのおうち自体の寿命も長いものですよね。
2020年04月03日
家は財産ではなく消耗品
posted by orangeknight at 18:41
2020年04月03日
姫路市木場にて着工
おはようございます!今朝は姫路市木場に着工に来ています。
内装のリフォームをお世話になります!
地元で声をかけていただけるって商売ではなくありがたいです。存在が認められているような。
一層しっかりやりきります!
内装のリフォームをお世話になります!
地元で声をかけていただけるって商売ではなくありがたいです。存在が認められているような。
一層しっかりやりきります!
posted by orangeknight at 09:12
2020年04月02日
幼少期の最初の記憶
先ほど読んだ日経新聞の私の履歴書に「幼少期の最初の記憶」という文言がありました。
私の幼少期の最初の記憶は何かなぁと思いながらご飯を食べた。
しかし、人は何才くらいから記憶が残り出すのか。
小学生は当然残るでしょう。
では幼稚園。
幼稚園の記憶でもっとも鮮明なのは、園で飼っていたウサギと飛んできたカラスの格闘かな。
ウサギは片耳がなくなり、片目からは血を流し周囲にはカラスの羽が散乱。その記憶だけがある。
それからウサギは怖い。
保育園の記憶もあまり良い記憶ではない。
私はご飯を食べるのが遅く、またたくさん食べられない子で、母に作ってもらった俵型の小さなおにぎりを一つだけ持って行っていた。
それもしっかりと食べる事が出来ず、保育園の建物の裏が山になっていたんですが、その建物と裏山の間に罰として何回も出された事だ。
よくよく考えたらぐるっと回れば建物の表に行けるのですが、当時は泣き叫んだ。
怖かった。ヘビの部屋という名前までついていた。
幼稚園や保育園の記憶は怖かったから覚えているんでしょうかね。
幼少期、多分一番最初の記憶は2歳や3歳での家の事だ。
父が寝転んで天井の方に足をあげ、私が手を持ってもらい、父の足の上に体を置いてもらって高い高いをしてもらっている時の記憶。
なぜかその瞬間だけずっと覚えている。
とても笑った記憶。
そして、父の足の匂いもした。なぜか覚えている。
平和な記憶で良かった。
幼少期の最初の記憶かぁ。皆さんは何ですか。
私の幼少期の最初の記憶は何かなぁと思いながらご飯を食べた。
しかし、人は何才くらいから記憶が残り出すのか。
小学生は当然残るでしょう。
では幼稚園。
幼稚園の記憶でもっとも鮮明なのは、園で飼っていたウサギと飛んできたカラスの格闘かな。
ウサギは片耳がなくなり、片目からは血を流し周囲にはカラスの羽が散乱。その記憶だけがある。
それからウサギは怖い。
保育園の記憶もあまり良い記憶ではない。
私はご飯を食べるのが遅く、またたくさん食べられない子で、母に作ってもらった俵型の小さなおにぎりを一つだけ持って行っていた。
それもしっかりと食べる事が出来ず、保育園の建物の裏が山になっていたんですが、その建物と裏山の間に罰として何回も出された事だ。
よくよく考えたらぐるっと回れば建物の表に行けるのですが、当時は泣き叫んだ。
怖かった。ヘビの部屋という名前までついていた。
幼稚園や保育園の記憶は怖かったから覚えているんでしょうかね。
幼少期、多分一番最初の記憶は2歳や3歳での家の事だ。
父が寝転んで天井の方に足をあげ、私が手を持ってもらい、父の足の上に体を置いてもらって高い高いをしてもらっている時の記憶。
なぜかその瞬間だけずっと覚えている。
とても笑った記憶。
そして、父の足の匂いもした。なぜか覚えている。
平和な記憶で良かった。
幼少期の最初の記憶かぁ。皆さんは何ですか。
posted by orangeknight at 13:02
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