社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2020年05月07日

お金が笑顔

今日から新しいマンション用リフォームのチラシを使い出したのですが、ふらっと「お風呂のシャワーが調子悪いんや」と寄っていただいた私の担当のお客様が「社長には負けるわ〜」と負けたふりをしてくださり、私が見せたそのチラシをご覧になり、サラっとシステムバス工事を買ってくださった。

 
決して負けているわけではないが、こちらを立てて気持ちよくお金を使っていただくその姿に感謝の気持ちと美しさを感じる。

 
私もお金はそうやって使うようにしているし、お金はそういうふうに使うとお金では買えないものが付いてくると思っている。

 
このお客様がどうとかではなく、お金はあろうがなかろうがそういうふうに使うとお金は笑顔になり、払った人の財布に種をまいてからよそに行く。

 
その種は確実に芽を出し育ち花を咲かせる。

 
お金を喜ばせる。これがお金が種を残す唯一の方法。

 
そもそもお金は人をハッピーにする生き物。私はそう思っている。お金は生きている。行きたいところに行くでしょう。呼んでもお金は相手を選ぶ。

 
お金を喜ばせたらそれを見ている人は笑顔になる。

 
笑顔の相手を見ると自然と笑顔になってしまうのと同じ。

 
 
今日、そのお客様が契約くださりそれを改めて思った。

お客様は私よりずいぶん歳上なのでそんな偉そうな話はしませんが、福がやってくるだろうし、精一杯のことをしないとバチが当たるなと思いました。

 
ありがとうございます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 22:21

2020年05月06日

「知命と立命」を読みました

安岡正篤先生の「知命と立命」を読みました。

 
知命と立命

 
 
「命」(めい)というのは、安岡先生曰く、絶対性、必然性を表し、数学的に言うならば「必然にして十分」という意味を持っているそうです。

 
非常に興味深い解釈です。

 
この本にも命(めい)のつく文字がいくつも出てきました。

 
そもそも「いのち」とは「命」(めい)のごく一部にすぎないらしく、命(めい)には人間の恣意、ほしいままな気持ち、人間の無自覚な本能や衝動というようなものではどうしようもない、絶対的、必然的な何かの意味を表しているという。

 
生命とはそういうものだと考えれば、生きなさいとされているのが腑に落ちる。

命名も同じ。その名の如く生きなければならない。もっと意味を知らないといけないし、伝えないといけない。

 
命(めい)をしる「知命」、そして、そのために命を立つる「立命」は以前から学び少し知っているのですが、あらためて安岡先生の言うように、人間学問を修養し、宿命に身を委ねるのではなく、自分で自分の運命を作っていくのだというのが身に染みますし、感動すら覚えます。

 
 
こういう本を読むと、日常の判断は経験則ではなく歴史や、優れた人の教えでするものだとまたあらたに思い知らされます。

 
いつも側に置いて繰り返し読む本だと思いました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 18:19

2020年05月06日

新型コロナに対して今現在こう思う

明日から5月の営業が始まります。いつものように私は1日前から始動し、自分と全体が明日からいきなりスタートを切れるよう段取りしています。

 
新型コロナウイルス、朝から晩までテレビでやっています。仮に一日中観ていたらとんでもない恐ろしい事態だと不安になるやもしれません。

 
私は自分なりに一つの結論を出しました。

 
早期の終息を期待し、また国や県に協力すべく休業要請にも2週間に渡り対応しましたがそれはベストでは無いと。

 
この感じではコロナはしばらくは終わらないでしょうし、そこを目指すのでなく、共生しながら全力で経済活動を行うことが本当のベストではないかと。

 
確かに、ステイホームが感染を広げない最高の方法かもしれません。当然、解除されたら一定のいわゆる「第二波」は来るでしょう。

 
それに対し、そこから持たらされる経済とを天秤にかけて考えていくべくだと。多少の第二波やむなしと。

 
今のやり方では感染者数は減りますが、感染者の数倍、数十倍、数百倍の人がダメージを受けます。

 
テレビで語っているのは「売上」を考えなくて良い公務員であり、家から出演ができる知識人。

彼らに今日の売上を追う感覚、中小企業や個人事業主が血液が循環しないと想像以上にすぐに倒れる生き物だという認識は知識でしかない。

 
大企業のサラリーマンはほとんどがいわば公務員の感覚と同じなので、会社の存続など考えておらず、社内の人事の方が関心があるわけで、そこがステイホームするのと中小とはわけが違う。

 
今は命が一番と大義名分を掲げていますが、半年後、一年後には大きく世論は変化していると思います。

 
半年、一年後にこの考え方が正しかったとなっていると確信し、5月やっていきたいと思います。

 
 
必要以上に恐怖を感じ、他人をバイ菌みたいに見たり、空気中にコロナがさまよっているなど思ったらいけません。

 
しばらくは共生するものだと、それぞれがしっかりと動いていくことが、生き残るか滅びるかを決定する最大の要因になるでしょう。

 
生き残りたかったら経済活動を全力ですることだけです。私は生き残りたい。まだやりきれてないから。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 11:58
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