社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2021年11月21日

「嫌われた監督」を読みました

鈴木忠平さんの「嫌われた監督」を読みました。

 
落合博満氏の事を書いているからです。

私、20代からもうずっと落合さんのいろんな理論を崇拝しています。一度会ってみたい。

 
嫌われた監督

 
落合さんが中日の監督だった8年間の事が、番記者だった筆者の口から、また川崎憲次郎や森野、福留、宇野、そして荒木などの立場から綴られています。

 
まず感じたのが、筆者の取材力と感性、優秀な記者はそういうふうにして話を聴き、点と点を繋げているのだなと思った。

読んでいて、私もその立場だったら423ページのようにしたと思う。

2011年9月20日の夜、落合邸にスクープをとりに取材に行ったが「ワンブロック手前で背を向け、来た道を引き返した。落合の退任が発表されたのはその2日後だった」

筆者はどうするんだろう、私ならインターホンは押せないなと読んでいった。この行動に胸が熱くなった。

 
 
タイトル「嫌われた監督」いろんな意味が込められた「嫌われた」だと感じた。

 
辞める時「嫌われたんだよ」と信子夫人が笑っていたらしい。

 
落合さんのいうプロ、個人主義、自分のためにという教えは、好き嫌いという感情など完全に排除したものである。

 
しかし、この世の中はそういった想いが技術よりも優先される事があると落合さんも言っている。

 
 
だからこそ、好き嫌いで判断される選手ではなく、嫌でも使わないと困るような選手になれと教えた。

 
常勝球団に創り上げたのに、嫌われたから解任される。

 
自身はそんな感情は捨て去っているが、世の中は違うという象徴的な優勝した年での解任劇だったと感じた。

 
 
余談ですが、今日のテレビ「サンデーモーニング」に落合さんがゲスト出演しており、ある高校生のバッティング映像を観て「打つときに手が前に出ているから苦労しないと思う」。空手の型で世界大会4連覇している選手のことを「勝ち方を知っている」とどちらも一言ずつ、そのコメントの真意を説明しない、いつもの独特の俯瞰した言い回しに痺れる。

 
 
今から約30年前の選手のとき、約10年前の監督のとき、落合さん考え方、指導は時代に対して早すぎたんだなと、この本を読んで改めて思いました。やはり天才です。

 
分厚いですが面白くで一気に読めます。プロ野球を少し知っている40歳以上世代にはハマると思います。

 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 16:14

2021年11月20日

オレンジナイトのグリーン住宅ポイント申請担当者 坂野

補助金「グリーン住宅ポイント」の申請が、予算消化により間も無く終わるとみられています。

 
予算を獲得出来なかったら大変なことになるので、この終わり間際は「完了前申請」という制度もあるらしいです。工事を受注した段階で、先に予算取りをするんですね。

 
 
今日、オレンジナイトでグリーン住宅ポイントの申請を一手に担当している坂野から「ほぼ完了報告」が出ていました。

 
それには「まだあと少しあるが、この1週間で8件済ませた。合計51件で、今のところ約474万ポイントの申請が受理されています。現在未申請はあと〜」とあった。

 
我が社員ながらすごいなぁと感心した。

 
なぜ彼女が担当しているかというと「グリット力」が非常に強いからです。

なので必ずやりきってくれると期待し、今回も前回に続き任命した。

 
私の現場はもちろん、みんなもとても助かったと思います。

 
 
数年前に初めて住宅エコポイントなる補助金制度が登場したとき、恥ずかしながら申請をきちんと出来る者、後回しにしてしまった者の差ができ、結果取れるはずの補助金が100万円分くらい獲得出来ず、お客様に対し会社がその分を支払ったという苦い苦い経験があります。

 
ひとえに私の未熟さゆえですが、書類、身分証明書、施工前と施工後の写真や性能証明書など準備が煩雑で、慣れるまで億劫になりがちな部類の仕事なので後回しにしない事が必須なのです。

 
そんなことがあったので、今回の完璧までの申請と受理獲得、心から素晴らしいなぁと思いますし、感謝です。

 
地味な仕事かも分かりませんし、営業担当者にやいのやいの言う役割を担う必要がある大変な役割だったと想像します。

 
 
ほぼ完了の報告書の最後にはこうありました。「来週中には全ての申請が終えるように予定を考えています」

 
頼もしいではありませんか。そして、自らの「こうする」という意思表示をきちんと最後に書いている。

報告書においての非常に重要なポイントの1つはここよ!とも思いました。

 
 
とても助かりましたし、坂野が一層信頼できる存在となりました。やり抜いてくれてありがとう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 22:17

2021年11月20日

スケジューリング

1日の仕事のスケジュール、仕事の組み立てを考える場合、ほとんどの方が「前日派」か「当日朝派」に当てはまると思います。

 
ふと気付いたら私は完全に前日派といつの頃からかなっておりました。

 
おそらく20代の頃に勤めていた会社が、前日の夜に次の日の行動を提出する仕組みだったので、その習慣がついたものと思われます。

 
要は朝一からスタートがかけられ、結果を出せれば良いので、どちらにしないといけない訳でもありませんし、仕事の内容でそれは変りますからどちらでもいいのですが、具体的にスケジュールが組めているかが、結果を出せる出せないの分岐点になると思うのです。

 
イメージがクリアか。

 
時間が午前中とか夕方という区切りではなく、何時何分と明確になっているか。

 
必ず起こるイレギュラーな出来事に瞬時で優先順位を考え、元々あったスケジュールとふるいにかけ、微調整しながら進めているか。

イレギュラーを優先させる思考に陥ると毎日バタバタ走りまわり終わる。

イレギュラーが起こった瞬間にその重要度を図り、それに見合う行動にうつるのが正しい。

 
「時間が空いたから何かをしよう」とそこから何かを考えるのもいいが「時間が空いたらこれをしよう」と事前に考えておき、狙っておく方がいいかもしれない。

 
仕事は足し算ではなく、逆算である。欲しい結果を出すには、どうするかを考えるだけのシンプルなものだから。

 
 
前日でも当日朝でもどちらでもいいですが、スケジュールはクリアにした方がいい。予定がパンパンより多少余裕がある方がいい。

 
クリエイティブな仕事が求められる人は、考える時間も設けないといけない。そこが肝なので。

 
 
結果がを出せるスケジューリングって必ずあります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 10:20
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