社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2022年06月18日

毎朝メールに登場する2人 後編

朝一で神戸の兵庫区の現場に行き、加古川の神野町の現場を確認し帰ってきました。

 
では、昨日の続編を書きます。

 
松下さんは何時にメールを送ってもすぐに返信が来る。問合せや見積り、プレゼンの作成メールを会社に送っているのだが、数秒で返ってくる。まるで自動返信機能が付いているように。

 
昨日も松下さんの所属する会社の社長である大塚さんがうちの会社に来られていたので、そのことで話をした。

 
ちなみにこの大塚さんがいるのでオレンジナイトの今があると言っても過言ではない。大塚さんに創業期に出会わなければ、LIXILをはじめとした仕入れルートは、今のようにオレンジナイトに開かれていなかっただろう。間違いない。

 
それについてもまた書きたい。

 
そんな恩もあり、大塚さんが社長になった後の後継の松下さんとの付き合いが始まった。

 
松下さんはLIXILの出身だ。数年前からその会社に転籍された。

 
大塚さんが後継にしただけあって大した人だ。

 
昨日の柴田がセンスのある努力家だとすると、松下さんは昭和スタイルで食らいつく。

 
冒頭でも書いたが、とにかく早朝から夜中まで働いている。いつでも会社にいるようだ。住んでいるのかと勘繰る。

 
休みの日もいる。休みだと思い、週明けのことをメールすると即レスがあるのはザラだ。

 
その仕事ぶりにも感心するが、何がありがたいかというと「いつでも連絡が取れる」ということだ。

 
昨今、休みを主張するビジネスパーソンが普通であるし、それが認められる世の中ではあるが、一概に「ありがたい」と感じることのトップに「いつでも連絡が取れる」ということがあるのではなかろうか。

 
簡単そうに感じるが、これは大変なことである。

 
でも、エンドユーザーや、我々営業マンや現場の職人にとって、何か起こったときに連絡が取れるというのはすごいありがたいことである。そのさきの動きが天と地くらい変わるから。

 
根性の無い、中途半端エリートの多いメーカーの社員だったとは思えないのだ。

 
現場にもよく来るし、提案営業もしてくれる。

帰社時間がバラバラのうちの従業員みんなに会いたいからと、玄関先で数時間待機なんて事もする。

 
少々きつく言ってもケロッとしていますから(自社に帰社し、社長の大塚さんに怒られたとしょげているらしいですが)、次また普通に話が出来る。

 
近頃の特に若い者は、一度ガツンと言うと距離を置く人が多い。そんなことをしたらますます関係がダメになるのに、もう次来れない。松下さんは平然としているから物が言いやすく助かる。

 
ちなみにきつく言うタイプの人は、少々ぐいぐい寄ってくる人の方が好む傾向があるのに。多分、そんな人自体が少ないのだろうが、長年営業をしていてそれは一概に言えると感じるし、社会的に立場のある人、地位のある人ほど、そうやっていけば可愛がられるものだ。

 
 
営業マンにはいろんなタイプの人がいるが、松下さんのような人がいると非常に助かるし、そんな人が会社に1人でも2人でもいるととてもありがたいものだ。

 
これからも長くお付き合いしていただきたいし、今の仕事のやり方を全うしていただきたいと思います。感謝しています。

 
 
最後になりますが、この2人の素晴らしい営業マンの向こうにはどちらも優秀な事務方がいる。

 
判断は彼らがしているのだが、それを事務処理したり、補助したりはそれぞれの事務の方々がされている。

 
どちらの事務の方の能力も高いと思うが、松下さんのいる会社の事務の方は、今まで長い付き合いですがミスったことがないのでは無いかと思うくらい完璧だ。

 
また、視野が広く、ここで自分がこうしたらこのようになるという動きをされているので、一層松下さんが力を発揮できていると感じる。

 
うちもそうだが、力を発揮するには裏方は重要だ。

 
 
そんなふうに思っています。

 
また2人には来週からも力を貸していただきたいです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 12:05

2022年06月17日

こちらの土地も整地中

今日はこちらの土地の木を刈ってもらっています。

 
中島土地

 
 
ここも姫路市飾磨区中島3丁目です。

 
中島土地

 
 
以前にも書きましたが、昨日の畑を売って下さった地主様が、ついでにここも買わないかと言って下さったところです。

 
 
ここは、バッカンを置くか、すぐに転売するか、はたまた戸建てを新築してオレンジナイト初の建売にするか、それとも賃貸住宅を建てて数年後に売却するかあれこれ考え中の物件です。

 
住宅地で、40坪弱なので最もニーズがある分類。

 
どうやっていこうかまたゆっくり考えます。

 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 09:46

2022年06月17日

毎朝メールに登場する2人 前編

毎朝出社したらメールをチェックする。

 
数が多いので、PDFで確認しないといけないようなものや、読みながら考えないといけないようなものは、まず「メールありがとうございます。確認させていただきます」などと、中身はともかく、メールを送っていただいたことを認識しましたという趣旨を返信する。

 
そして、ひと通り流してからじっくりと読むべきものは読み、返信をしている。

 
 
そのメール群のなかに、某卸会社の柴田さんと松下さんのものはほぼ毎朝の頻度で存在する。

 
なぜなら彼らはオレンジナイトの有力な仕入れ先の担当者であるからだ。

彼ら無くしてうちの商いは成り立たず、私も客という意識などなく、パートナーだと心から思っている。

 
 
この2人、それぞれにタイプが違う。

 
まず柴田さん。年下なので柴田と呼ぶが、彼はセンスの塊である。

 
センスの塊が努力して、朝早くから夜遅くまでやっているのだからそれはなかなか敵わない。

 
彼は相手の欲する気持ちとか、タイミングを分かっている。商品の提案もしてくるが、何よりも心を満たしてくれる営業ができているので大好きだ。

 
最近でも素晴らしいなぁと感じたことは多々ある。

 
まずシャワーのリファ。ウルトラファインバブルのやつ。

これを私のお客様が欲しいと言われたので、柴田に入荷できるか聞いた。

 
当初、入れたことは無かったようだが、すぐにルートを確立し、今ではあの会社のフィットフット2まで全部入るようにし、それを一覧にして営業にまわっている。数週間の出来事だ。

 
また、彼は年間数億円も売っているトップ営業マンに関わらず、1週間のうち、何か提案を持ってこなかったことがない。忙しいだろうにすごい。

コロナ中も対面でガンガンきた。当然彼は私がコロナは当初はインフル以下、風邪以上。今は風邪であるという持論を展開しているのを承知してのことである。

 
数億円も売っているのに、私が要望した2〜3万円のレンジフードをその日に調べ、カタログまで取り寄せ、夕方に持参してくれる。実質15000円くらいの売り上げにしかならないのに。素晴らしい。そして、申し訳ないとも感じた。

 
メーカーの営業マンが新任に変わったとき、連れてくるときは事前に「魚住はこんな人だから」とレクチャーしている。そして、私がその担当者と話をしている時もずっと私の顔を見ている。

 
これが多くの人は出来ないし、しない。まず、こんなふうに接しなさいと言ってあげておいた方が物事が上手くいく。

 
私は声が小さい、目を見ない人は初対面でイマイチと感じるし判断する。長く付き合う上で、何より大切なのは約束を守ることだと考えている。言ったこと、期日、そして時間。価格の安さではない。そんなタイプだよと軽く言ってくれている方がスムーズだ。

 
また、話をしていない柴田がこちらをずっと見ているのは優秀な人の典型的な証である。

 
銀行でも商社でも、学歴はあってもさほど能力が高くない人は山のようにいる。

話をしている人の横で違うことを考えているのか、興味がないのか、ボーッとしている。だいたいそうだ。優れた人は自分ごとのように聞いている。急に振っても必ず回答するし。

 
まぁ、まだまだあるが素晴らしい営業マンだ。とにかくタイミングを察してくれる。

ゴルフをしていても気が利くし、ご飯を食べても気持ちが良い。人間性がそもそも良いのだろう。

 
冒頭も書いたが、そんな人が朝も早よから夜も遅くまで、そしていつでも携帯が繋がる。

 
見習う点は本当に多い。

 
 
 
松下さんのことは後で書こう。柴田のことを書いていたら熱を帯びてきて結構長くなった。時間がなくなってきた。

 
今日もやりきります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 07:55
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