社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2022年07月18日

ソフターの香りを嗅ぐ 海の日の昼

いただいた、いろんな種類の洗濯用のソフターの香りを嗅ぐ。

 
 
コインランドリー無臭

 
お客様の好みもありますから、コインランドリーに特定の香りをつけることをしませんが、洗濯の世界はなかなか興味深く面白いです。

 
知らなかったことばかりですから。

 
 
それにしても、ほんの数年前はダウニーがあれだけ流行ったのに、現在はいかに無臭か、そして消臭ができているかが価値となっている。

 
消費者のニーズとはそういうものですね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 12:00

2022年07月18日

増改築、リノベーションの受注割合を増やす

リフォームの会社、これからは戸建ての住宅の増改築、リノベーションが出来る会社が伸びる。

 
 
先日も大和ハウスがまた新築戸建ての価格を上げると新聞に出ていた。確か少し前も値上げしていたはず。

 
先月、積水ハウスの営業マンと話をした。そのとき、今は普通のレベルの戸建て住宅で、坪どれくらいになっているのかと尋ねたら「坪120万です」と言っていた。

 
メーカーとしての信頼度はあるが、それらのメーカーの一般的なモデルの戸建ては決して豪邸ではない。

 
そんなおうちが坪100万は当たり前、120万円となると、普通の30代、40代の人は家を買えなくなる。

坪120万とすると、延床30坪で3600万、同じく40坪で4800万円である。

 
土地は親からの相続の人が主なターゲットであるそれらメーカーと言えど、今後は富裕層に重きを置くのではないかと考える。

 
 
これからは若い人は家を新築しない人が増える。

 
これは前述の価格の面が大きい。そして、現在小学生からされているSDGsの価値観。物を消費するという考え方が変わる。

 
 
オレンジナイトは買取再販は現在のところする気はない。

 
私が表面上を取り繕い、とにかく安くおさめて転売するという商売が性分に合わないから。

 
直し出したらとことんやりたくなるし、築30年、40年のおうちをババ引きみたいに転売している現状にも異議があるから。

ババ引きというのはやむを得ない修理にかかる費用、そして必ずやってくる解体にかかる費用の負担の事であります。

 
 
そこで、うちの会社がやる増改築、リノベーションとなると親のおうちに息子さん、娘さんの家族が同居するにあたってのものとなる。

 
シチュエーションとしてはその1点。そこに絞って、これから増改築、リノベーションに急速に注力していきたいと思う。

 
 
住宅設備機器の販売、外壁塗装は営業マンの教育は1〜2年でいける。

 
なのでこれらの会社は多いし、誕生しては散りを繰り返す。

 
しかし、増改築やリノベーションの教育は、肌感で5年〜10年かかるし、個人の興味、素養に大きく成長が左右される。

あとは思いやりの気持ちを必ず持ってもらうことが、お客様に売ってナンボでないという仕事に繋がると思っている。

 
それを考えたらオレンジナイトに下地はある。

 
なのでここ数ヶ月でそういうふうに方向性を考え、舵を切ろうとしている。

 
 
住宅に関する価値観も時代と共に変化する。

 
同じことをずっとやっていたらいかんし、これからどんどん人口が減っていく市場で、オレンジナイトが生き残るには、決して全体の受注の数を増やすことではない。

 
量から質。この方向に突っ走る。

 
必ず増えていかせる増改築、リノベーションの受注割合。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 09:22

2022年07月17日

小さい工事と大きな仕事の関係性

昔から我々の業界では「小さい工事もきちんとしていたら、大きな仕事に繋がるから」と言われてきた。

 
当たっている側面もあるが、大局的にはこれは正しくないと私は思っている。

 
経験則と多くの営業マンを見てきてだ。

 
 
正しくは、お客様を区別することだ

 
 
工事の大小など、その区別の前ではどうでもいい。

 
 
大切にしないといけないお客様からいただく網戸の貼り替えと、1000万円の増改築は同じだ。

 
そのお客様のご用命の網戸の貼り替え1枚を、すぐその日に引き取り、数日で納めるか、はたまた網戸1枚だからと3〜4日後に引き取りにいき、1週間後に納めるのかで、その営業担当の命運は分かれる。

 
言うならば、いつもお世話になっているお客様の網戸1枚と、するかどうか分からない相見積りの新規の水廻り工事の見積りでは、前者を優先させるのが正しい。

 
 
話を冒頭の小さい工事と大きな仕事に戻すが、消費者というのは小さい仕事を発注するところと、大きな仕事を発注するところ、それぞれを区別している。

 
大きなリフォーム工事を発注くださったお客様が、その後小さな工事を言ってくださることは多分にあるが、その逆はあまりない。

 
そう、1万円、2万円の修理もありがたいが、それをメインに発注される消費者というのは基本そればかりである。

 
逆の立場になったときもそういうものだろう。

 
安価な服はあそこの店で、ちょっと良い服はあそこでとか。車から靴、いろんなことで区別している。店や、売り手の人間を観ている。

 
小さい工事の発注者に選別されている以上、なかなかそれ以上はない。

 
そこを明確に見抜き、限られた時間を精一杯やるから結果が出る。

 
 
小さい工事もきちんとすることはもちろん大切である。当たり前だ。

 
大切なのは工事の大小でなく、そのお客様で判断する。

 
 
これをやっていればやがて大きな仕事に繋がるというのはまやかしである。

 
区別すべきはその相手。

 
それが短い時間で結果を求められる、これからの時代には不可欠な考え方だと思っている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 10:08
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