リフォームは解体工事から開始されます。
ここが新築工事とは絶対的に違う点です。
それゆえに産廃が非常にたくさん出るんですね。
オレンジナイトでは、それぞれの現場の他に、本社に2つの産廃を入れるコンテナを置いています。
今日はこのコンテナの入れ替え風景をご覧いただこうと思います。
写真は先程のものです。
6㎥の容量のコンテナに、廃材がいっぱいになったので新しいものと交換してもらいました。
このコンテナを交換です。
新しいコンテナを積んだトラックの登場です。
吉田実業さんという産廃屋さんと取引しています。
創業すぐ、20代半ばの営業の人が飛び込んでこられました。
私も29歳、波長が合い、またとても感じが良かったので、そのときからずっとお世話になっています。
大きな会社で、しばらくして異動されてから会っていませんが、名前も顔も鮮明に覚えています。元気かなぁ。
トラックは1台ですので、まずは積んでこられた新しいコンテナを適当なところに降ろします。
次に、いっぱいになったコンテナのところにトラックを持っていき、それを積み込みます。
産廃が飛散しないよう、シートを被せていきます。
コンテナは底面にレールが付いており、それがトラックのレールと合致し、引き上げられたらスルスルとトラックに載っていきます。
そして、そのコンテナを再度おろし、とりあえずで置いた新しいコンテナを再度トラックに積みます。
その後、コンテナの設置場所にそのまま持っていきます。
大まかな作業はトラックの運転席で、そして微調整は写真の場所にコントローラーがあるんです。
ポトンと置いて完了です。
運転が上手ですので、音も何もならないです。ポトンです。
最後に、今一度いっぱいになったコンテナを積みます。
これで完了ですね。
あとは伝票をいただきます。
本日はこのように産廃を預かりましたよという証しです。
サインし、伝票の控えをいただき、帰って行かれるのを見送り終了です。
では問題です。
ここからこの持って行かれたコンテナの産廃は、次の段階でどういうふうにされるでしょうか。
3択です。
1、広ーい深いーい穴に埋められる。
2、全て燃やされる。
3、分別される。
正解は3です。
私は施設を見学させていただいたことがあるんですが、これらのコンテナの産廃は一回地面の上にバサーっとまかれます。
そして、人力で複数名で分別します。
ナイロン袋の中に何が入っているかまで、細かく手作業で分別していきます。
故に、個人情報はシュレッダーが重要だと思います。分別をされている人はそこに関心もないでしょうが、我々の責務です。
細かい分別により、再利用したり、売ったり、燃やしたり、埋めたりと行き先を分けていくんですね。
いかにそれをきちんとするかも、産廃屋さんの利益率に繋がるのだと思います。
産廃のコンテナの交換風景でした。
あんなふうにコンテナを持ち上げているのかぁと思われた方もいるでしょうね。