ロシアのプーチン首相が北方領土の問題に言及した。
プーチンは当然のように言っていますが北方領土は日本の領土です。
しかし、それが戦争の怖いところ、平時にいくら普通に話をしていつも、一度戦争がおこると全て反古になります。
プーチンは日ソ共同宣言を引き合いにだしているが、いつの話かと思います。
そもそもロシア(当時ソ連)はどういう経緯で北方領土を占拠したのか、ご存知の方もたくさんおられると思いますが、日本がヘロヘロになっていた1945年、それも終戦間際の8月はじめに、どさくさまぎれで北方領土に侵攻しました。
実質意識もない状態で、必死に歯を食いしばってガードしているボクサーの後頭部を客の一人が木刀で殴ったのです。
プーチンは柔道家がなんとかと言っていますが、そこにそもそも正義はなく、やはり政治家ですよね。
しかし、終戦からもうすぐ70年です。戦争に負けるというのは、かくも長きに渡って敗戦国の称号を引きずらなくてはならないものなんですね。
僕は戦争なんか嫌ですし、平和が良いに決まっています。しかし、平時においての様々な利権の供与は、直近の先勝国にもたらされるものだなぁと日々おこる事をみてみても考えさせられます。
2012年03月03日
北方領土問題で思う
posted by orangeknight at 16:26
2012年03月02日
減っている大工さん
大工の高齢化が全国的に進んでいます。
先日のリフォーム産業新聞の記事ですが、1980年に94万人いた大工が現在は39万人に減少してしまっているとの事です。
高齢化が著しく、その過半数は50歳以上となっています。
たしかに、うちには大工が8人いますが、60歳代が4人、四十代が3人、三十代が1人と半数は60歳以上です。
おそらく一般の60代よりは元気ですし、34歳の僕より数倍力はありますが親くらいの年ですね。
それでもみんな年をとります。いずれは引退します。日本全国でそうなっていくと絶対数が足らなくなるんでしょうね。
たぶんそこまでの技術がなくても、メーカーなんかは家を建てるシステムを構築するんでしょうが、細部のおさまりは腕がでるんですよね。
今でも新築はできるがリフォームは苦手という大工(大工とはいえませんが)もたくさんいますし、実際面接にも来られます。
技術やノウハウの伝承をきちんと考えておかないと、20年後に質の高いサービスを提供できなくなってしまうなと思います。
うちだけの事では済まさずに、子どもの世代でいわゆる職人気質な仕事を残していくことも、この仕事に携わっている者の一人として責務だと感じました。
先日のリフォーム産業新聞の記事ですが、1980年に94万人いた大工が現在は39万人に減少してしまっているとの事です。
高齢化が著しく、その過半数は50歳以上となっています。
たしかに、うちには大工が8人いますが、60歳代が4人、四十代が3人、三十代が1人と半数は60歳以上です。
おそらく一般の60代よりは元気ですし、34歳の僕より数倍力はありますが親くらいの年ですね。
それでもみんな年をとります。いずれは引退します。日本全国でそうなっていくと絶対数が足らなくなるんでしょうね。
たぶんそこまでの技術がなくても、メーカーなんかは家を建てるシステムを構築するんでしょうが、細部のおさまりは腕がでるんですよね。
今でも新築はできるがリフォームは苦手という大工(大工とはいえませんが)もたくさんいますし、実際面接にも来られます。
技術やノウハウの伝承をきちんと考えておかないと、20年後に質の高いサービスを提供できなくなってしまうなと思います。
うちだけの事では済まさずに、子どもの世代でいわゆる職人気質な仕事を残していくことも、この仕事に携わっている者の一人として責務だと感じました。
posted by orangeknight at 13:32
2012年03月01日
谷樋入替え着工
今日から三月、もう春ですね。姫路の網干の和久で屋根の工事を着工させていただきました。
めずらしいパターンで、吹きぶりの激しい雨だと漏らないそうなんですが、弱い雨だとシトシト水が入ってくるらしいのです。
今回は瓦の葺き替えや、大がかりな工事はおうちの人が望まれてなかったので、最も雨漏りがあやしい谷樋(谷板金)を取り替える工事をさせていただいています。
昔は谷の板金は銅や鉄板が主流だったんですが、どうしても穴があいたり錆がきますので、最近はステンレスで谷樋を施工しています。
周辺の瓦をめくって、加工した谷樋をはめ、奥付けに水が浸入しない水切りを入れ込み、漆喰を補修して復旧させます。
親方自らしていますし、これでとまらなければシカマの力量不足、仕上がって雨が楽しみです。
めずらしいパターンで、吹きぶりの激しい雨だと漏らないそうなんですが、弱い雨だとシトシト水が入ってくるらしいのです。
今回は瓦の葺き替えや、大がかりな工事はおうちの人が望まれてなかったので、最も雨漏りがあやしい谷樋(谷板金)を取り替える工事をさせていただいています。
昔は谷の板金は銅や鉄板が主流だったんですが、どうしても穴があいたり錆がきますので、最近はステンレスで谷樋を施工しています。
周辺の瓦をめくって、加工した谷樋をはめ、奥付けに水が浸入しない水切りを入れ込み、漆喰を補修して復旧させます。
親方自らしていますし、これでとまらなければシカマの力量不足、仕上がって雨が楽しみです。
posted by orangeknight at 11:40
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