①もありまして、以前うちの村上がおもしろいからと貸してくれたのがきっかけで今回②を買いました。
昨日の大阪での研修への往復のバスの中で読んだんですが、今回も読みやすく「入門編」みたいで理解しやすく書いてくれていて、おもしろかったです。
①共々営業の戦略を教えてくれているので、うちの社員にも読んでほしいなぁと思います。
今回、主に書かれていた内容は「競争戦略」、弱者と強者のそれぞれに必要な戦い方。
僕は日頃からランチェスターを意識して、また気をつけて営業展開していますので、非常に共感できました。
シカマ工務店を創ったとき、完全に弱者でした。
今も弱者の域は脱していませんが、知名度0、お金なし、明日の仕事は今から探すみたいな状態で、今よりも数十倍は弱者でした。
そんなときに頼りになった、といいますかとても役にたったのが「ランチェスター戦略」なんです。
この本でも書かれている「差別化」や「集中」、「捨てる」などその通りにやってみました。
そして、僕ら弱者が戦う相手の選択、これにも気をつけてきました。
最初の五年間をのりきれたたくさんある要因の一つだと感じていますし、感謝しています。
また、もう一つ「その通り!」と思ったのが、「企画力」のことです。
「企画力」ってなんですか?と聞かれると多分「企画を立案する力」と思っている方は多い。違いますよねぇ。
もちろんそれありきですが、本にもありますが、企画力とは「企画を実行する力」言い換えれば「組織を動かす力」です。
本当にその通りで、優れた企画を考える能力を備えたうえで、いかにそれを実行するかが重要です。
うちの会社にも良い案は出すが、それがイマイチ実行されていない、また徹底されていない、ということがよくあります。
その二つができて初めて「企画力があるね」となるんですよね。
僕の来期の考えの一つに、「任せられることは出来るだけ任せていこう」というのがあります。
うちの社員のこれからの「企画力」、どんどん浮き彫りになると思います。また、みんなでそれをつけていきたいと考えます。
最後になりましたが、この本の終わり方が次回作を期待させるものでした。楽しみにしていますので、早く書いてくださいね。
この本の主人公、宮前久美、個性的で良いキャラクターです。