社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2012年07月17日

往復郵便はがき、たくさんのご返信

お客様のご意見を頂戴するために作った往復郵便はがき、予想以上にたくさんのご返信をいただいています。

うちで工事をさせていただき、完工したお客様に随時お礼と、アンケートのはがきを郵送させていただく、というもので先月の末から開始しました。

僕はこれを考える時に、よその会社で目にしたことがあるんですが、ご返信いただけたら、その中から抽選で何名様に〇〇をプレゼント、みたいにしたほうがいいのかなぁ、などこちらから頼むのだから何かあった方がたくさんの皆様にご協力願えるかなぁ、と考えました。

結局、ご返信いただいても何もお返しできない、という形になったんですが、何かしらその意図がお客様にご理解していただけたのかな、と感じています。

お褒めのお言葉から、ご指摘やご注意やお叱り、こうした方がいいんじゃないかというご提案、そしてありがたい事にお礼などさまざまな内容です。

満足度をそのまま書いていただくと、いかにうちの会社が至らないかがよくわかります。

よくクレームは関心があるから言うんだ、と耳にしますし本でも目にします。

確かにその通りだと実感しています。何の見返りもない、うちが勝手にやっているアンケートはがき、シカマ工務店の事がどうでもよかったら送ってくださいませんよね。

今回、いただいたご意見を頂戴し、一つ規則を変えました。

それは、お客様から入金があったら、今までは事務が確認し、担当の営業に伝えて、担当がお客様にお礼のご連絡をいれるようにしていたんですが、どうやら徹底されていないようですので、入金確認され次第事務がまずお礼のお電話をさしあげます。

もちろんご不在の時もおありだと思いますし、それで今まで電話を忘れていたとか、入違いのままズルズル…となっていたと思いますので、連絡がとれるまで徹底したいと思います。

確かに、お客様の方から「おとといにお金を振り込んだんやけど、ちゃんと入ってますか?」と言わせるのは失礼ですし、そこまで気遣いが及ばなく申し訳なく思っています。

全て丁寧に読ませていただきますので、今後ともいろいろとご指導くださいませ。








posted by orangeknight at 11:42

2012年07月16日

7月後半は勝ちます!

さあ、7月も後半戦が始まりました。残りちょうど半分です。今月は今のところ予想売上げよりもかなり悪く、苦戦中です。

しかし、いろいろ原因は考えましたし、分析もしました。後は行動あるのみです。

さまざまな手をつくし、率先垂範あるのみだと思っています。平本と小林の二人の店長を始めとする社員全員を信じるのが大切だと思っています。

僕はサラリーマン時代から、営業をしていてひと月の間に必要な数字が叩けなかったのは平成16年の12月だけです。この時はキャンセルをもらい、イマイチな結果に終わりました。

後は落とした事がありません。だから勝ち癖がついています。

僕はうちの営業にこの勝ち癖をつけてほしいんです。つけてあげたいんです。

目標は達成するためにあります。達成するかどうかは、その念の強さと努力だけで決まると思っています。

うちの社員にこだわるのは、「努力する才能」があるかどうか、これは見ています。これがあるかどうかは全て面接ではわかりません。

でも不思議な事にこれがある人しかシカマ工務店ではやっていけません。

せっかくある才能、活かしきり、そして念です。俺はできると…。

こういう時、次は営業マンではなく、経営者としての力を磨くチャンスです。ありがたいと思います。また、本音を言いますと低迷している時はワクワク&ソワソワします。

この感覚が好きなんです。必ず、全員で目標達成します。
posted by orangeknight at 09:40

2012年07月15日

「諦めない生き方」を読む

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今日はこの本を読みました。「諦めない生き方」、都倉亮氏の著書です。

ステージ4の癌にみまわれた著者の、癌との戦いから得た人間力を学ばせていただきました。

この本は都倉氏が、同じ病で苦しんでおられる方々のために書いたものとの事です。

まず、癌が宣告された時に人は何を思うのか。

著者は「どうして、自分が」と思ったらしい。癌の種類は中咽頭癌なんですが、煙草も吸わず、酒も付き合い程度、毎朝五時に起床し、一時間トレーニングをしてから毎朝出社していた健康オタクの自分が…と。

そして、治療へ、青天の霹靂の宣告をされてセカンドオピニオンなどを聞く余裕などなかったと、医者に全てを任せるしかないのが現実だったと。

そして、治療を通していろんな医療の問題点が見えてきたと、さまざまな事が書かれていましたが、僕が一番心に残ったのが、癌患者への精神面へのフォローがなされていない、という点です。

医者の一言で、患者が希望を持てることもあれば、突き放されたと感じる事もあると、全く同感です。

僕がこの本を読もうと思ったのは父が同様に闘病中だからです。

横で病状説明などを聞いていて、正直もうちょっと気の利いた物言いをせえよ、と言葉は悪いですが思いました。

僕なら「必ず治しますから、全力でやりますから…」などと相手の目をみて強く言うのにな、と悲しくなりながら帰ったのを昨日のように覚えています。

良い治療とは医療だけではなく、心のケアから看護師の笑顔、病院でのご飯などのトータルだと思います。

職業は違えど、僕も自分の仕事において偏らないようにしなければと思いました。

著者は最初の発症から数年後に転移、今身体に数々の障害が残ってはいますが、幸せだと書かれていました。

過酷な闘病生活、それに伴う経営していた会社の精算、経済的な苦労を経験し、そう思えたのはなぜか?

それは自分が、何か大きな力で生かさせてもらっている、と考えついたからだとの事です。

よく耳にする文言ですが、悟られた人は必ずいきつくところです。

僕は頭で理解しているだけのステージの低い理解度ですが、本当の意味が悟れれば恐怖はなくなるだろうと思います。

キリスト教にこんな言葉があるらしいです。

「神よ、われにあたえたまえ、変えられないことを受け入れる心の平静と、変えられることを変えて行く勇気と、それらを区別する叡智を」

すごい言葉です。変えられないことを受け入れる心の平静を会得するのにするのが勉強ですよね。

著者は残りどれくらいの命があるかわからないが、自分に与えらた使命をまっとうするために残りの人生を精いっぱい生きるとの事。

僕らは今、身体も健康で、仕事もできる、本当に幸せです。

病気で苦しんでおられる方がこんなに頑張っておられるんですから、日々の苦労などゴミみたいなものです。

生かされている、という概念で、そして自分に大変な試練がやってきたときに、いかに平静でおられるか、毎日考え毎日学び、そして全力で働かせてもらい、それが可能な人間を目指したいなと思いました。
posted by orangeknight at 21:37
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