社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2012年09月08日

財布を変えた僕のおじいちゃん

画像かなり売れている本なので、ご存知の方も多いと思いますが、「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」サンマーク出版、亀田潤一郎氏の著書です。

会社で財布の話になり、長財布派と二つ折り財布派でそれぞれにポリシーがある、みたいな事を言っていたとき、姫路本店のベテラン河田がこの本の事を言っていました。

本屋さんに行くのが好きなので、後日行ったときにたまたま見かけ、河田が言いよったんはこれかと思い買いました。

そして読みました。面白かったです。

永年、税理士という職業にある著者は、普段から多数の経営者などに会う、そしてその際に彼らの財布を目にする機会がよくあるが、そこで気付いた、「長年稼ぎ続けている社長というのは、おしなべて美しい財布を使っている、そしてそれは長財布である」というような内容で、財布は単なる物入れではなく、それ以上の何か特別な力があるんですよ、ということを述べられています。

それから少しして祖父と会った時に「この本あげよか?」と言われたのが、この財布の本でした。

僕は「おじいちゃんもこれ読んだん?俺も読んだんや、たまたまやねぇ」という話をしていました。

すごい偶然でしたし、読んだ時期も同じでしたのでびっくりしましたが、また本のチョイスにも驚きました。

ここまでは、そういった話でした、というような内容なんですが、昨日祖父と会ったときに僕は感動しましたし、やはり尊敬できる~と思いました。


なぜかと言いますと、祖父は財布を変えていました。それも本の著者が愛用している「ルイ・ヴィトンのタイガ」を買っていました。

84歳なんですが、電車で三宮に行き、そごうにあるヴィトンで買ってきたとの事でした。

なんたる行動力と思いましたし、お札も全て奇麗に揃えて入れていましたし、本に書いているんですが、人に支払うお札は相手が気持ち良いようにすべて新札にしていました。

本にありましたが、「お金に好かれる人は、常に他人のことも気遣っている。自分は客だからとかいうちっぽけな気持ちではなく、お金を受け取る相手の事を気遣い…」というのを実践していました。

本などで啓発されて、感動はしますが、いざ行動に移すというのが人生の分岐点、人間をつくりきれるかの分岐点だと僕は常日頃から思っています。

自分の祖父ですが、実践している祖父は偉いと思いますし、やっぱり大好きです。見習いたいです。


昨日、本を読んでいない僕の妻や義理の妹に祖父は「財布というもんはなぁホテルなんや、居心地が良いとお客さんは集まる…」と本の内容を自分のネタのように語っていました。知ったかしたり、昨日得た知識をさも以前から知っているかのように話す僕の性格は遺伝ということが判明しました(笑)。



posted by orangeknight at 11:54

2012年09月07日

正義を考える

少し前に、警察官などいわゆる聖職者は人の見本となり、僕ら一般人もそういう方に対して尊敬の念をもって接するべき、と書きましたが、その考えにはかわりませんが、毎日のように警察官が…のような記事が新聞に載っている。

今日も大阪府警の交通課長が酒気帯び運転とか、海水浴場で少女に乱暴(僕はこの乱暴とかイタズラとかいう表現にも疑問があります)した巡査長を懲戒免職とか載っていました。

本当に腹が立ちます。

一生懸命、市民のために「私」を奉仕してくれている警察官もおられます。

一部の人のせいで全体が悪いように見られてしまう、僕はしょうむない心しかもっていない警察官ならとっとと辞めるべきだと考えます。

安定しているからとか、就職先としてというのを第一に考慮して警察になったつまらんやつは退職してください。迷惑ですし、正義を考えてください。


それと、これも最近多い少女を監禁したり、狙う奴。

最低ですね、頭がおかしいのかどうかわかりませんが、欲の塊、自己中の極み、許せません。

こんな奴らは人権もなにもいりませんし、被害者の子たちの気持ちを考えると涙がでそうになります。

僕は何でも穏便に…という思想はもちえません。ことなかれ主義など大嫌いです。

それ相応の天誅がくだるべきだと思います。

倫理と弱い者への接し方、もっと国全体、社会全体が声高にさけぶべきです。

本当に大事だと思います。
posted by orangeknight at 11:58

2012年09月06日

瓦っていいですね!

昨日は夕方から瓦や屋根に関する勉強会をしました。

うちの屋根工事をしてもらっている、見村瓦店の親方見村さんと、瓦問屋の福原商店の堀田さんに来てもらい、非常に長時間の中身のある勉強会になりました。

明日からのイベント「雨漏りバイバ~イ 屋根と瓦祭り」に備えての勉強の一環ですが、全体的にレベルアップした感触は感じ得ます。

現在、瓦は主に淡路(淡路瓦)、愛知(三州瓦)、島根(石州瓦)の三カ所で作られています。

兵庫県の南部は、既存のおうちの多くが淡路瓦で、最近は三州瓦もたくさんでまわっています。

石州瓦は、よく日本海のほうへ上がっていくと、黒いテカテカ光沢のある屋根を多く見受けられると思うんですが、その瓦です。姫路や赤穂ではあまりありません。

僕の家は三州瓦のいぶし瓦の一つなんですが、僕は個人的にその瓦の形状が好きで選んだんですが、艶は淡路の瓦のほうが好きです。

寒さには、高温で焼いている三州瓦が強いんですが、その分表面が少しざらつきます。

淡路のいぶし瓦にはそれが無く、瓦を葺いたときの下斜め45度から見たときの艶がたまりません。三州と淡路は一長一短ありますが、屋根をみるといぶし瓦であれば一目でどちらかわかります。

うちで一番出ているのは、三州瓦の鶴弥(Tsuruya)というメーカーの、スーパートライ110のTYPE1という平たい平板瓦です。

ズレず、丈夫で、雨漏りに強い、そしてメーカーの信頼性が高いのでお客様にはご紹介しています。

瓦って単純そうで、とても奥の深いものです。昨日、いろいろ教えてもらい一層瓦が好きになりました。

多分、僕だけではなく、うちの社員みんな瓦の話をしたくてウズウズしていると思いますので、もしご関心がございましたらしゃべらせてください、最短で1時間コースからお選びいただけます(笑)。

お客様のご趣味やお考え、そしてご予算などを一番に、そしてそのうえで最高のご提案をしていくつもりでございます。お問いあわせお待ちしています!


posted by orangeknight at 10:19
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