社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2012年11月19日

オール電化を考える

最近頭の中に「オール電化」という単語がやたらよぎります。

オールってなんだろう?オール、オール、オールと繰り返していると、オールと言えば阪神巨人よな~と自分の中ではそこが一番しっくりくるオールだと再確認しました。

阪神巨人はさておき、オールというのは全てとか全部という意味ですよね。

オール電化という単語はおそらく電力会社が命名したんでしょうが、よくよく考えるとオール電化というのは電力会社のいわば商品です。

関電さんも震災前などはよくうちにもオール電化の推進の為の営業にこられていました。

エネルギーについて考えていて、このオール電化というものに対して考えようとの想いから冒頭のオール、オールとなったんですが、もちろんうちの会社、たくさんオール電化の工事をさせていただいていますし、僕の家もオール電化です。

しかし、そもそもオールにしなければならない必要性は火などに対する安全という側面以外は「個々の好きずき」以外ないんではないかと今現在思ってきました。

電力会社は電力消費量は右肩上がりだと主張しますし、グラフにも現れ、それをPRします。

でも、全体で電力消費量が上がってきているのでよりたくさん発電させるために原発が必要というのはいろいろ本を読むなかでウソではないかと思うんです。

それは、電力消費量は年々上がっていますが、石油やガスなどを含めた「エネルギー総消費量」は全然上がってないんです。

10年前から横ばい、それはどういうことかと言いますと、灯油ストーブやガス給湯器を始めとする石油やガスのパイを電気がとっただけ。

くしくも僕らが電力会社に営業をかけられ、売れる商材ということでオール電化を販売しだした時期とピタッと合うんです。

石油やガスでことたりてたものを、あえて電気にさせようと世の中がしたのは、原発にからむ利権が関係しているのかといろいろ考えてしまいます。

家でIHを使っています。拭くだけでキレイになりますし、子どもも小さいので重宝しています。

いい面も多々ありますが、僕ら売る側も、売れるから売るんではなく、本質というものを理解したうえでお客様にとってのメリットをご提案することが大切だと感じる最近であります。

「オール電化がいいですよ!」ではなく、選択肢の一つとしてこれからはおすすめしたいと考えなおしました。
posted by orangeknight at 12:13

2012年11月18日

新聞各社の選ぶ写真

新聞って記者クラブの影響で同じ写真、そして同じ文章の記事が別の新聞にもかかわらず掲載されていることが多々ありますよね。

それとは逆に新聞各社によって思想と言いますかイデオロギーもさまざまです。

朝日新聞と産経新聞なんか全然違いますし、社説は社是そのものです。

子どもの頃は新聞というものは、全て事実を掲載していると思っていましたが、各紙の正義を事実と照らし合わせて掲載しているものであると20歳をすぎて気付きました。

今日新聞を見て感じたのは、昨日日本維新の会と太陽の党が合流しましたが、その中の一コマで橋下さんと石原さんが記者会見場で握手をしていたシーンでのこと。

日経は石原さんが頭を少し下げてペコっと橋下さんにした瞬間を、神戸はその後石原さんが背筋を伸ばした時に橋下さんが近寄って握手した瞬間、産経はその直後石原さんが着席しそこへ橋下さんが笑って同じように座る瞬間を載せています。

それぞれカメラマンは連写しているわけですから、どこも全てのシーンを撮っているはずです。

各紙どなたが写真を選んでいるのか知りませんが、写真の撮れ具合やピントの良し悪しで選んでいるんではないことは明白です。

各紙自分たちのイデオロギーを広めたいわけですから、それが最も反映されているものを選択するはずです。

写真でこの度の合流をどうとらえているのか、又選挙をどういう方向性でもっていきたいか、世論を形成したいかが読め面白いのなと感じたのと、マスコミはなんでも断片を抜くのでいろんなシーンをみせると「損」だと再確認しましたし、小泉元総理みたいに短いフレーズで話したほうが操作されなく「得」だと言えますね。

総選挙が行われます。

僕の個人的見解ですが、自民が勝利し維新が大躍進、民主がズタボロ、そしてその後自民と維新との内閣成立です。

それはともかく、新聞に書いていることを純粋に受け止めるって危険なことです、大局観をもたないといけないと思います。






posted by orangeknight at 23:05

2012年11月17日

足場が隣に入る

朝から雨です、そのせいもあるんでしょう、赤穂店にきているんですが姫路バイパスと高取峠の二カ所で事故っていました。


昨日から社員から報告をうけている話なんですが、工事現場での隣のおうちとの問題。

工事をさせてもらう家に足場が組むと、隣の敷地に20cm空中で入ってしまうという内容です。

お隣は今はそのおうちに住まれてないし、連絡がとれないので空中で20cmですし、このまま着工しようと思いますがと、多分営業担当本人の心にもひっかかるものがあったんでしょう、僕に聞いてきたので却下、今の時代では通用しません。

そんな人ばかりではむろんありませんが、「お互い様」という観念より「損得」、そしてすぐに訴えられる時代ですので「ええわけないやろ、連絡先を調べて許可してもらいなさい」ということにしました。

今でこそ言えますが、僕も昔無許可で足場を道路に組んだり、姫路城の堀の際に建っているおうちを工事したさいなど家の人と「ま、いっか」と勝手に堀の中に足場を組み工事を進めたこともあります。

しかし、今思えば「恐ろしい」、当時は責任をとる立場でなかったのと認識が甘かった、そして飲酒運転と同じで時代がまだ許していたと思います。

今では「ありえない」ことだと思います。


話は戻りますが、どうにか連絡先を調べ、隣にお願いすると「NG」との事。

これはよくある話でして、隣同士で普段からあまり仲がよくないっていうのは珍しくありません。

連絡とっておいて良かったです。

2~3軒隣となるとそんなこともない場合が多いんですが、どうしてもすぐ隣となるとお互いの利害関係と言いますか、ストレスの積み重ねでそうなることが多いんです。

僕の体験談ではとにかく直接隣同士で話し合うことはなく、僕ら営業担当を通し話をしたり、僕らに怒られたりするので苦笑いです。

とにかく難しい時代、相手を思いやり信じる気持ちをもったうえで法に従った営業活動していかないとと思います。








posted by orangeknight at 09:40
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