社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年01月04日

後悔、会社の年賀状にも…

個人と会社とでたくさんの年賀状をいただきます。

年賀状を拝見させていただいていて、後悔していることがあります。

それは、会社がださせていただいた取引先の年賀状は、僕が監修して絵を刷り、言葉は自分の言葉なんですが、自分の手書きの言葉なりコメントを書いていないことです。

個人宛のものには全て書いたんですが、至らなかったと後悔しています。

「会社だから、協力業者だからいいかな」という想いがあったと思います。横着でした。

取引先からの年賀状をみていて、手書きの言葉やコメントを書いてくれているところが去年に比べかなり増えています。

そういう年賀状には人が見えます。

「この人がこの年賀状を手にとって、うちのために書いてくれた文章」というのが感じとれます。

ありがたいなぁと僕は思います。そして、僕だけこの気持ちをいただいて、相手にそれを与えていないなぁという後悔の念がとてもあります。

もっと早く気づいておけばと、会社に対しても同じだと気づいておけばと思っています。

「今年も一層勝負してくださいね、私も会社を改革していく年にしていこうと思っています」とか「できることあったら何でもしますんでご遠慮なく言ってくださいね」とか。

「社員のみなさんにうちを使うように言ってくださいね」と書いてくれているだけで何かその業者に好意的になってしまうのは僕だけでしょうか?

営業の年賀状も来ます。例えばこんな内容の手書きのコメントをいただいた某会社さん。

「姫路本店のイルミネーションとてもきれいですね、ブログも拝見していますが賞も穫られたらしくおめでとうございます~」と。

かなり親近感が湧いてしまう僕は単純なんでしょうか。

しかし、営業のまずの基本はつかみですよね。

いろんなことを今年の年賀状で教えてもらいました。

数が増えたからとかそんな事は間違っていました。気持ちが足らなかったと感じました。

来年の年賀状は個人、会社問わず全てに自分で一筆書かせていただこうと誓いました。




posted by orangeknight at 23:49

2013年01月03日

初詣に行きました

画像画像初詣に姫路の総社に行きました。

毎年、人の少し減ってきた3日や4日に行く事にしています。

そこそこ混雑していましたが、大晦日の夜や元旦などとは違い(行ったことないですが(笑))スムーズに進んで行きました。

会社の業績と家内安全を祈願し、ヨーヨーすくいをし、唐揚げと焼きそばとわたあめを買い引き上げました。

娘を抱っこして楽しく二礼二拍手一礼、そして出店で買い物をしましたが、あたりには10代のカップルもちらほら、あと10数回くらいしか一緒にこれないんでしょうね…。
posted by orangeknight at 21:43

2013年01月02日

「脱原発論」を読んで

画像原発関連の本は何冊か読みました。

なぜかと言いますと、まず第一に電力会社が信用できないから、本当のことを知りたいから。

次に、なぜ大半の考え方は同調できるいわゆる保守の思想をもつ人々が、こぞって原発推進を主張するのか理解できないからです。

しかし、この三日間で読んだ写真の小林よしのり氏の「脱原発論」、謎が解けたと言いますか、何か自分のこの考え方は間違ってなかったんだと思いましたし、とてもたくさんのことを学べました。

先の総選挙、争点は最初は原発やTPPなどにしたかったんでしょうが、すごい目にみえない力で国民の最大の関心事は景気回復にスライドしました。完全に変わりましたよね。

僕は安倍総理や維新の石原さんを個人的に応援しますが、原発にからんでだけは全く支持できません。

本当に原発がなくては日本の電力はまかなえないんでしょうか?

こんなのはデタラメです。いまどき周知の事実で、夏に関電から「計画停電のお知らせ」なる通知が会社にも家にもきましたがこの郵送代が無駄だと感じました。

原発は僕らが考えるようなそんなアイテムではない。

原発は利権でしかない。

原発で働く人は被爆しまくっている、国は放射能の危険を告知していない。

そして、本当に国を愛する人間であれば、それを滅ぼす可能性を大いに秘めている原発を推進するのはおかしい、などどいうようなことが書かれています。

福島の人は放射能のせいで「故郷」を追われています。

僕らが今住んでいるところ、生まれたところを強制的にでていきなさいとされたら悲しいですよね。

しいてはこの国から出て行かねばならない、となったらどうでしょう。どこで生活するんでしょうか。

とても興味深い本です。恥ずかしながら僕は東日本大震災がおこり、福島の原発がああなるまで、原発に関してほとんど関心がありませんでした。

考えることもしないで、提供される薄い情報をぺろっとなめて何食わぬ顔をして生活していました。

こんな恐ろしいものが日本に50基もあり、そのあとの処理についてなど考えてもいませんでした。

子どもたちに人間の手で処理することができないようなものを残してはいけません。

よく、脱原発のほかに脱原発依存や卒原発などの言葉を耳にしますが、すりかえられてはいけません。

小林よしのり氏も書かれていますが、「原発問題に中庸はありません」。

せっかく、といっては語弊があるでしょが、福島の災害を無駄にしてはいけませんし、活かさないと、また忘れさせられたらいけません。


最後に日本の電力10社の発電能力は震災前で約2億kw、原発にとってかわる自然エネルギーでの発電能力を環境省が試算しています。

地熱と水力が約0,14億kw、太陽光が約1,5億kw、そしてなんと風力は約19億kwらしい。

もちろん実際の条件がいろいろ影響されるが、風力は少なくとも10分の1は実現可能らしい。

それだけで今の発電量をまかなえるではありませんか。

僕はイメージできることは実現可能だと思っています。

あらゆる可能性を排除せず、みんなで真剣に考えていくが大切だと思います。よかったら読んでみてください。






posted by orangeknight at 11:36
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