先日から話題にさせていただている、僕の目指す考え方で、赤穂店の田中に書いてもらった書「士魂商才」。
横幅は約1間あるようなとても大きいもので、飾る場所を模索していましたが、家よりやはり会社の僕の部屋に飾ることにしました。
部屋が狭すぎて額の大きさに負けてしまい、書いてもらった淳さんには申し訳ないですが、必ずやこの書をドーンと飾ることができる自社ビルを建てますので、それまではこの部屋で我慢してもらいます。
僕が50になっても60になっても大事にし、一緒にいようと思います。
フェイスブックの表紙に使うための写真も撮れました。
すごく良いと思います。
会社のみんなにもこの画像を送ってあげようと思います。
2013年06月14日
フェイスブックの表紙写真
posted by orangeknight at 13:34
2013年06月12日
大阪での研修準備最後
今日は大阪に行っていまして、ただいま帰って参りました。
うちの会社では、今後継続的に僕と社員全員の考え方と能力の向上のために、研修制度を導入しようと思っています。
内容はマナーからあいさつ、プレゼンや交渉力から仕事の進め方、そして経理や事務について、管理職研修や店長研修など項目は100以上に及びます。
これを、今なら僕が全員をかろうじて把握できますので、各個人にあった、また今後期待したいスキルにともなった研修を決め、計画的に受講していくというものです。
よくある「良い話を聞いて終了」研修ではなく、その研修を受け、理解してから仕事で活かすというインプットとアウトプットの方法などを今日は最後聞いてきました。
次は会社に担当の方に来てもらい、いよいよ社員全員集めて研修の内容や制度、そして僕の想いと目指したい方向性、また何のためにするのかなどを話します。
そして来月からみんなで学んでいきたいと考えています。
目先の売上と10年後の売上、ともに考えてやっていかないといけないときがきたと心の底から感じています。
うちの会社では、今後継続的に僕と社員全員の考え方と能力の向上のために、研修制度を導入しようと思っています。
内容はマナーからあいさつ、プレゼンや交渉力から仕事の進め方、そして経理や事務について、管理職研修や店長研修など項目は100以上に及びます。
これを、今なら僕が全員をかろうじて把握できますので、各個人にあった、また今後期待したいスキルにともなった研修を決め、計画的に受講していくというものです。
よくある「良い話を聞いて終了」研修ではなく、その研修を受け、理解してから仕事で活かすというインプットとアウトプットの方法などを今日は最後聞いてきました。
次は会社に担当の方に来てもらい、いよいよ社員全員集めて研修の内容や制度、そして僕の想いと目指したい方向性、また何のためにするのかなどを話します。
そして来月からみんなで学んでいきたいと考えています。
目先の売上と10年後の売上、ともに考えてやっていかないといけないときがきたと心の底から感じています。
posted by orangeknight at 18:44
2013年06月11日
「致知」から学ぶ
以前にも書きましたし、いつも言っていますが僕はうちに入ってきた新入社員は丁稚だと思っています。
ただ、年上も多いし気ももちろん使っていますが、働きにきてもらっているなどとはこれっぽっちも思っていません。
そういう想いを新人に対していだくのは少なくとも数ヶ月経ち、何かしら認められるようになってからであり、ご縁には感謝しますが入社してくれてありがとうとは思っていません。
うちに入ってくる新人の者も、その辺はよくわきまえた者がたくさんいるので良いんですが、僕のこの常日頃からの想いを今月の月刊誌「致知」が特集「歩歩是道場」の一節として書いてくれていました。
全く同感ですし、この記事をコピーし、今日明日で会社のみんなに読ませようと思います。
「歩歩是道場」というのは僕は初耳でしたが、禅の言葉で、日常の一挙手一投足、そのすべてが自己を鍛える道場だという意味とのことです。
道場は静謐な山中にだけあるのではなく、今自分が置かれている立場、状況はそのまま自己を磨く道場。いつであれ、どこであれ心がけ次第で自分を高める修行の場になる。そういう生き方をしなくてはならないと説かれている言葉です。
その記事は早乙女哲也氏という天ぷらの名人と言われている方のものですが、17歳で弟子入りしたときからのことが書かれていました。
全てが印象深い内容でしたが、その中から一つだけ書き写させてもらいます。
ここから本文
若い頃に覚えるべきは仕事ではなく、我慢
私のところにも料理人志望の若い子たちがよく訪ねてきて、寿司屋でも西洋料理屋でも「どこかいい店を紹介してください」と言ってきます。
私はいくらでも紹介はしますが、その前に必ず次のことを言って聞かせます。
「あんたたちは仕事を覚えにいくんじゃないんだよ。その店へ我慢を覚えに行くんだ。我慢を覚えたら、もうその時にはちゃんと仕事も覚えているから。店のオヤジさんが気分良く寿司が握れる、快適に料理ができる、あいつの掃除は凄いなと感心される。そうやってオヤジさんにとって気分のいい掃除ができるか、気持ちのいい皿洗いができるか。それができた時には、オヤジさんと同じリズムで仕事ができているということで、オヤジさんを超える気配りがあなたにあるという証拠だ。」
そう言って送り出すと、途中で辞める人はほとんどいません。駆け出しの頃に店を移りたくなる理由のほとんどは「上の人が何年経っても仕事を教えてくれないから」というもの。
そうではなく、五年我慢したら五年分、十年我慢したら十年分、ちゃんと仕事を覚えているもんだと、私の経験からもそう思います。
また、若い人に限らず、物事を斜(はす)に見たり、すぐ理解したような風をして、「ああ、分かりました、分かりました。」などと言う人がいますが、これは一番いけない。
痛くてもケガをしても、その時どんな思いをするとしても、物事を真正面から受け止める。
そうやって正面から受け止めたものだけが、自分の中に財産として蓄積されていくのです。
以上、本文から
僕はその通りだと感じました。
現在はキャリアアップとか、スキルとか、そういうのが流行りかもわかりませんが、本物になりたければこういう事が心で理解できるようにならないといけないし、理解できないと本物にはなれないと僕は思います。
うわべではなく、会社や社長、オーナーや代表はそうやって真に新入社員を大切にしないといけません。
大切なものを伝えてあげるのが役割だと思います。
新人は丁稚として、仕事より挨拶や掃除、礼儀をまず学び、自分には現時点で何ができるのか、大きな声出しで十分だと思います。そして、自分が何をしたら周りの人が仕事をしやすくなるのか、これだけ考え繰り返していってほしいです。
気遣いのできる人で、仕事ができない人なんていませんもんね。
我慢って大切です。
歯を食いしばるって財産ですよね。
そうやって生きないとと思います。
「致知」良いですよ。もし良かったらお申し込みください。勉強になります。
ただ、年上も多いし気ももちろん使っていますが、働きにきてもらっているなどとはこれっぽっちも思っていません。
そういう想いを新人に対していだくのは少なくとも数ヶ月経ち、何かしら認められるようになってからであり、ご縁には感謝しますが入社してくれてありがとうとは思っていません。
うちに入ってくる新人の者も、その辺はよくわきまえた者がたくさんいるので良いんですが、僕のこの常日頃からの想いを今月の月刊誌「致知」が特集「歩歩是道場」の一節として書いてくれていました。
全く同感ですし、この記事をコピーし、今日明日で会社のみんなに読ませようと思います。
「歩歩是道場」というのは僕は初耳でしたが、禅の言葉で、日常の一挙手一投足、そのすべてが自己を鍛える道場だという意味とのことです。
道場は静謐な山中にだけあるのではなく、今自分が置かれている立場、状況はそのまま自己を磨く道場。いつであれ、どこであれ心がけ次第で自分を高める修行の場になる。そういう生き方をしなくてはならないと説かれている言葉です。
その記事は早乙女哲也氏という天ぷらの名人と言われている方のものですが、17歳で弟子入りしたときからのことが書かれていました。
全てが印象深い内容でしたが、その中から一つだけ書き写させてもらいます。
ここから本文
若い頃に覚えるべきは仕事ではなく、我慢
私のところにも料理人志望の若い子たちがよく訪ねてきて、寿司屋でも西洋料理屋でも「どこかいい店を紹介してください」と言ってきます。
私はいくらでも紹介はしますが、その前に必ず次のことを言って聞かせます。
「あんたたちは仕事を覚えにいくんじゃないんだよ。その店へ我慢を覚えに行くんだ。我慢を覚えたら、もうその時にはちゃんと仕事も覚えているから。店のオヤジさんが気分良く寿司が握れる、快適に料理ができる、あいつの掃除は凄いなと感心される。そうやってオヤジさんにとって気分のいい掃除ができるか、気持ちのいい皿洗いができるか。それができた時には、オヤジさんと同じリズムで仕事ができているということで、オヤジさんを超える気配りがあなたにあるという証拠だ。」
そう言って送り出すと、途中で辞める人はほとんどいません。駆け出しの頃に店を移りたくなる理由のほとんどは「上の人が何年経っても仕事を教えてくれないから」というもの。
そうではなく、五年我慢したら五年分、十年我慢したら十年分、ちゃんと仕事を覚えているもんだと、私の経験からもそう思います。
また、若い人に限らず、物事を斜(はす)に見たり、すぐ理解したような風をして、「ああ、分かりました、分かりました。」などと言う人がいますが、これは一番いけない。
痛くてもケガをしても、その時どんな思いをするとしても、物事を真正面から受け止める。
そうやって正面から受け止めたものだけが、自分の中に財産として蓄積されていくのです。
以上、本文から
僕はその通りだと感じました。
現在はキャリアアップとか、スキルとか、そういうのが流行りかもわかりませんが、本物になりたければこういう事が心で理解できるようにならないといけないし、理解できないと本物にはなれないと僕は思います。
うわべではなく、会社や社長、オーナーや代表はそうやって真に新入社員を大切にしないといけません。
大切なものを伝えてあげるのが役割だと思います。
新人は丁稚として、仕事より挨拶や掃除、礼儀をまず学び、自分には現時点で何ができるのか、大きな声出しで十分だと思います。そして、自分が何をしたら周りの人が仕事をしやすくなるのか、これだけ考え繰り返していってほしいです。
気遣いのできる人で、仕事ができない人なんていませんもんね。
我慢って大切です。
歯を食いしばるって財産ですよね。
そうやって生きないとと思います。
「致知」良いですよ。もし良かったらお申し込みください。勉強になります。
posted by orangeknight at 15:42
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