社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年12月18日

考え方を伝えるということ

「考え方というのはもっともっと伝えていかなければならないものだ」と昨日あるクレームに伺い、お客様に指摘され一層感じました。

今くらいの人数では幹部クラスはもちろん、入社2〜3ヶ月以上であれば魚住はこういうふうに考えているというのはもっと理解してもらっている状況を作らなければいけないと思いました。

主観の想像ですが、オレンジナイトの社員のほとんどが今まで働いてきて、うちに入るまで今くらいの細かい、そして厳しいことを言われたことはないと思います。

そして、経営者の考え方を理解するというような事を考えたことがないと思います。

恥ずかしながら僕がそうでした。

そんなものないんですが、とにかく「自分の仕事」を全うすることが最も大切なことで、会社の考え方というのは僕には伝わっていませんでしたし、知ろうという努力も怠っていました。

自分で会社を始めて感じたのが、理念の無い集団に先はないということでした。

利益を最優先し、存続することに全力を注ぐというのはとてもレベルの低いことだと気付かされました。

確固たる考え方があって、その理念が正しいと評価されたうえで(社会からの要求があるということだと思うんです)マーケティングが常に変化に対応しながら反響を呼ぶものであり続けるとき、その時唯一会社は発展するのだと思う、というのが現段階の僕の考え方です。

会社を成長させるには経営者の考え方を手間ひまかけてもっともっと語らないといけない。

そして、それをNo.2であったり幹部クラスにもっともっと部下に伝えてもらわないといけない。

一代で有名になった企業はおそらくテクニックよりもそういうことに余念がなかったと僕は思います。

昨日決心したんですが、もっとあらゆることを言葉なり字にして伝えていこう。

そこが一番大切なところなのに、そんなことを指摘されたらいけませんし、また仰っていただきありがたいと感じ、次は逆のことを言ってもらえるようにしないといけないと考えました。

一事が万事ですから、それはあらゆることに出ていると思います。

うちの会社の者がなぜそこまで理念にこだわるのかと考えたなら、それにきちんと回答できるようにしたいですし、日頃からそこも伝えていこうと考えました。

会社ってなんなんでしょうね。
posted by orangeknight at 10:22

2013年12月17日

協力業者会での話題に

今週の土曜日は協力業者会を行います。

オレンジナイトの工事現場に入場する全ての業者様と、弊社の営業や管理を中心とした社員が参加します。

テーマはもっぱら工事の安全とサービスの向上で予定していますが、今年話題になったSNSの事も話そうと考えています。

夏でしたか、あるコンビニのアイスの冷蔵庫に寝そべって写真を撮り、それをFacebookにアップしたことでその店は結果閉店となったという話。

他にも似たようなことがかなりたくさん報道されていましたが、あれは決して人ごとではありません。

店員はおそらく気軽な気持ちで投稿したんだと思います。

もちろん元をただせば、売り物を入れる冷蔵庫に全身を入れて写真を撮るなど、幼稚な行為ではありますが、閉店というような極刑が相当かといえば僕はそこまでは厳しすぎると思います。

店長やオーナーからゲンコツでももらい、諭されて理解して次そんなことをしなければよい、というものだと思います。

しかし、インターネットの力でそれが公に出てしまうとそんなわけにはいきません。

ましてやそれが個人商店のレベルではなく企業となるときちんとしたみそぎをしないと許されない現在の風潮があります。

それだけすごい力を持っているということを、再度認識しなければいけないと思うんです。

こうやって僕が書いているブログも、どなたにご覧いただいているかなど検討もつきませんし、予想もできないところで目にするのがネットの力だと思います。

社員には会社の事はFacebookやツイッター、LINEなどのSNSで書いてはいけませんと言っています。

もちろん今年の夏からですが、いろんなネタもあるとは思うんですが、オープンにして良い悪いの判断基準がまちまちであるのと、結局は責任の所在は各個人にはいきませんからそこは規制をかけています。

これを協力業者会でも皆さんに提言するつもりです。

例えば、現場の風景を何気に撮りました。そこにどこからともなく転がってきたタバコの吸い殻が端の方に映り込んでいるとなると、たちまち「オレンジナイトの工事現場はタバコはポイ捨て」となるやもしれません。

そんなことはいくらでも想定できますし、考えれば考えるほど怖いなと思います。

僕もブログやツイッターをしています。連動しているのでFacebookもしているような形になっています。

そこで感じたことがあるんですが、奇抜なネタは注目が集まるんです。

長文でほのぼのとした話を掲載するより、単文でゲッというようなネタにはいわゆる「いいね」が集まる傾向があると考えられます。

ウケようと考えると、ポピュリズムに走ると同調が得られやすいんですが、そこには確固たる信念が得てして無い場合が多い。

僕は自信のブログを通じて感じましたが、読み手の受け取りようを意識して書いたものや写真中心はウケがよい。

しかし、考え方を深く盛り込むとさまざまな意見がでる。

僕はどちらも好きですが、後者は絶対にこれからも続けたいと考えていますので、面白いだけのものではありませんがお読みいただければ幸いです。

話はそれましたがそれともう一つ、僕はLINEやメールで噂話や他人の陰口をたたくような人間は嫌いです。

特に子供ならまだしも、大の男どおしがそんなもので会話することが考えられません。

便利なツールですが、そんなことは日本中でおこっているでしょうが、人間関係は会って話してなんぼ、最低電話で口でしゃべりましょうなどというような話もしたいと思っています。

今日もまた本当に長々とありがとうございました。




posted by orangeknight at 11:01

2013年12月16日

お酒の飲み方

今月は忘年会の誘いが多く、必然的にお酒を飲む機会が増えています。いや、厳密に言えば毎日家でも飲んでいますので、外で飲む機会が増えています、というのが正しいでしょう。

もちろん会社の者も含め、いろんな方とお酒を飲みますが、こういう場でその人の内面や本質というのは得てしてよくみえますよね。

気配りのよくできる人、予約などに余念のない方、そして次の日が仕事の日であればその日に、日曜であれば月曜にご丁寧にお金を出した出していないに関わらずお電話下さる方、このお礼はもちろん僕もしていますが、昔は「ごちそうさまでした」のお電話だけでしたが、「お時間をとっていただいてありがとうございました」のお礼のお電話ができて始めて一人前であることは取引先をみて気づき、教えられました。

社内などで時間のお礼までは言う必要はありませんが、取引先や対外的にはこれは必要最低限の礼儀であると不肖魚住、30歳くらいで知りました。

とても素晴らしいと最初に感じましたし、逆にオレンジナイトでもこれができない者は大切な場や仕事である飲みの場は任せられません。


僕はこの世に無礼講はないと思っています。

お酒の場で吐いた言葉は消えませんし、忘れてももらえないと思ったほうが賢明でしょう。

急に態度が不遜になればそれが本来の姿かと思われますし、適度に明るくお酒の力で場が和むというのが一番好ましい姿でしょう。

友達や家族や知人など以外と飲みにいくのは全て仕事です。たまに若い子でそんな認識なく暴走するのがいますが大学のサークルなどとまだまだ勘違いしていたり、おそらく何も言われずに育ってきたんだと感じられます。

仕事ができる人や企業においても若くして出世していたり、そしてそれなりの地位にある人は一概に酔っぱらいません。かといって固く、仕事仕事とやっているんではなく、その場を楽しみつつきれいに飲んでいます。もうこれは絶対です。

そういった姿などを見て僕もそうなりたいなと感じますし、そういった場から発展していくものってあると思います。

昔、よく言いました「花見や忘年会で自分が幹部やと思う者、またそうなりたい者は酔い潰れるな」と。平本なんかには何度も何度も言っています。

まず楽しむんではなく、来客や上司に楽しんでもらうというのがまず彼らに求められることですし、その日の最大の仕事だからです。

そんな事を言っていたらオレンジナイトのイベントは楽しくないなと感じられるかもわかりませんが、十分楽しいですし、ただワイワイと騒ぎたいだけなら個人的にやればよいのです。

芸能人でもよくテレビで言っていると思いますが、原則後輩などのみをグループに入れ飲みに行くのは自分がトップで気の置けない集団でないと100%リラックスできないからでしょう。また、それは自然な姿だと思います。

でも、会社や組織ではここでも大切なのが、こういう場でもらす上司の不用意な一言であったり、部下に「それが本音か」と思われてしまう発言。これにより普段の言葉が価値のあるものでなくなってしまっているのも昔からよく目にします。

お酒を飲むというのは大切な仕事です。特にたくさんの人数でする会などはまわりが楽しめ、士気が上がるものにしなければ価値がありませんし、忘年会という名のもとであるならば一年間の感謝を伝えるということが、楽しむということより数段上の目的でありますし、そうでないといけないと思っています。

こういうことが理解でき、実践できてはじめて飲みの場では一人前になると思いますし、僕はそうなりたいなと思っています。













posted by orangeknight at 10:03
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