社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年08月02日

「ナチス発言」で思う

前々から思っていますが、何かの発言に対するバッシングが最近度をすぎるのではないかと思います。

今、新聞テレビを賑わせている麻生副総理のいわゆる「ナチス発言」ですが、そこまで時間をかけて、目くじらたてて全文ではなく単語だけ捉えて叩かなくてもいいのではと感じます。

どう考えてもあれはブラックジョーク。

もちろん立場がある人ですから、考えてものを言わなければいけないとは思いますが、あの話の内容で麻生さんがナチスを賛美しているとは到底理解できませんし、そうとってしまうなら読解力が人並み以下でしょう。

アメリカが批判してくるのは分かります。

アメリカはユダヤ人が力を持っている国ですから。

それとともにいつも中国や韓国も批判してきますから分かります。

物事って必ず賛成する側と反対する側があります。

少なくとも僕のこの意見に賛同できない方もおられるはずです。

それが正常な状態で、当たり前の反応なのに、マスコミはここぞとばかりに、それも海外ではこんな反応ですと取りあげる。

人ってみんな相手のことを気にはしつつも自分の立場でものを言います。

それによって喜ぶ人もあれば傷付く人もいる。当然です。それが発信というものです。

個人の意見なのですから万人受けはしません。

僕はむしろ万人受けすることしか言わない人は卑怯だと思います。

そういう人は得てして自分の損得しか考えてない場合が多いからです。

ところで、騒ぐマスコミ筆頭に日本人でこの「ナチス発言」で心から怒っている人は全体の何%でしょうか。

日本人ならこの手のホロコーストと同列で言えば、原爆とか東京裁判でもっと怒れば良い。

それなのにそっちは棚上げし、またさせられ語弊をまねく言い方ですが関係ない問題のほうに力をいれる。


少し前の橋下大阪市長のいわゆる「従軍慰安婦発言」もそうですが、本来は自分のアイデンティティに触れるようなことがあったら反対意見などを言うもので、今は何でもかんでも「隙あれば」というのが多すぎると僕は思います。

この「ナチス発言」といわゆる「従軍慰安婦」発言で心から怒った人は全体の何%か、マスコミに扇動されてから同じように批判しているようではいけません。それこそ日本人の本来もっている心をゆがめられているような気がしてならないんです。


ワタミの渡辺美樹さんが言ったや書いたとされる社内の理念集。

「365日24時間死ぬまで働け」「出来ないと言わない」「この理念集を否定したときは君たちにこの会社から去ってもらう」こういうことでいわゆる「ブラック企業」というつまらない呼び名で呼ばれていますが、本当に死ぬまで働けとは思っていると思いますか?

この程度の発言一昔前なら当たり前だったでしょうし、熱血経営者ならみんな「このくらいの気概で」と思っているでしょうし、理念が伝わらない人が自分の会社にいる必要もないと普通に思っているでしょう。


今日も長く書きましたが、足の引っ張り合いは本当に美しくありません。

本意を理解しないといけませんし、表面だけで判断していてはいけません。

少なくとも権力全盛の大マスコミがそうではあってほしくないなと思います。

マスコミも為政者も経営者も、本当はみんな良い人、話し合ったらわかりますし、「それは言い過ぎですよ!」でいいんじゃないですかねと思います。

もっとみんながお互いに対して優しい社会にしたいです。







posted by orangeknight at 16:59

2013年08月01日

明日は折込みチラシです!

明日は新聞折込みチラシの日です。

兵庫県南西部の皆様のお宅の新聞にはチラシが入っていると思います。

今回は「決算Reform祭り」をさせていただきます。
期間は明日8/2(金)から月末31日までです。

一年の集大成となるイベントとなるよう全力で、そして一件一件丁寧に心を込めた接客を、電話の受付から再認識して取り組ませていただきたいと思います。

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ぜひ、お気軽にどんなことでもお問い合わせください!

ぜひ、姫路本店、赤穂店、姫路別所店へお越しくださいませ!

心からお待ちし致しております。











posted by orangeknight at 14:16

2013年07月30日

無煙・禁煙手当

来月から給与の仕組みを変更しました。

一番の目的は社員の生活の向上。どこまで伝わっているかはわかりませんが、当たり前ですが僕は社員の事を考えています。

経営者と従業員の関係は、お金の繋がりよりも大切なものがあり、それは「いざ鎌倉」ではないかと思っています。

経営者だけでは何もできない。

勝負するとき、またこういう方向性でいこうと旗を振ったときに「いざ鎌倉」とついてきてくれるのが従業員。

だから経営者は不断の努力で平時にはご飯を食べささないといけない。

少々オーバーな表現かもわかりませんが、この「持ちつ持たれつ」の精神こそが日本的経営であると、契約書で成り立った労使関係ではないと僕は解釈しています。

すごく尽くしてくれる社員がいる。一所懸命にしてくれる者がいる。「一緒に燃え尽きる」と言ってくれるような者には出来る限りしてあげたいなと思うのが人情ではありませんか。

やはり大きな会社になれば自然と自らの担当の仕事のみをこなして終わり、という社員も増えると思いますが、そうではなく「いざ鎌倉」社員をいかに増やすか、これが企業の成長を占うと思います。

これがいつも感じる「考え方」が何よりも尊い基準に繋がります。


そんないろんな思いで今回給与を触りました。

かなりいろんな手当を増やしてみました。扶養手当や皆勤手当はよくあると思うんですが、まず車も増えてくると事故がちょこちょこあるので「安全運転手当」なるものを作りました。

一定期間法令違反や事故が無いという者へ一律いくらというものです。

他にも「資格手当」や「店舗受注目標達成手当」とともに「無煙・禁煙手当」というものを作りました。

もともとタバコを常用していない人や、タバコをやめてから1ヶ月経過して禁煙できた人などに毎月10000円が支給されます。

僕が以前はタバコを吸っていたんでわかりますが、タバコを吸う人は事あるごとに「一服」と称し小休憩をとります。

これをしないと休憩した気にもなりませんし、体が欲するんです。

反して吸わない人は基本小休憩をしていません。要らないんです。

この両者の仕事の内容は一概には言えませんが、時間にしたら毎日1時間〜2時間の差があります(断言します!)。

それを手当にしました。

これでタバコをやめる人がいれば健康促進ですし、やめたらこの10000円と1ヶ月のタバコ代が15000円としたら25000円の経済効果です。

とにかく、みんなで頑張ってお金だけでなくあらゆる面で良い会社になっていけばと思いやっています。

自分たちの手で良くしていくんだと行動していってくれれば、本当にありがたいなぁと思いますし、そうでありたいと思います。
posted by orangeknight at 11:45
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