社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年08月22日

メールの返信

メールの返信って難しいものなんでしょうか。

メールの返信がきちんとできていないと人間的センスが問われます。


しかし、思えば昔は(ちょっと数年前ですが…)携帯など持っていなくて、僕らの高校時代はポケベルでした。

たしか姫路の(地元の人間は姫路駅周辺を姫路と言います(笑))ドコモの店に行ってレンタルで持っていました。

「センティーA」とかいう商品で、スマホの3分の1くらいの大きさだったような記憶があります。

元来は電話番号を送る目的の物だったそれが言葉を送れるということで大ヒットしたんですよね。

言葉と言っても番号を言葉として読む、例えば「何してる?」なら「724106」みたいなものでした。

公衆電話の前にはポケベルに送る数字をどれだけ連打するんですか!?というくらい高速で打つ女子がたくさんいました。

そこから始まり、やがては文字へ変換され、メールとなったと思うんですが、以前はメールは手の空いたときに見てもらう、言うならば電話というものが相手の世界に急に割り込むのに対して、メールは相手の日常を遮ることなく負担なく送信者からのメッセージを見る事ができるというツールでした。

現在はそうではなく、電話と同じくらいビジネスにおいてはスピードが求められるものに変貌しました。

相手のすぐ横にいても「今からメールで写真を送るから見て」と言い、2〜3秒後には相手のスマホやパソコンにはそれがある。

当然のようにそれを共有し、打合せをするのが日常。

以前はIT、ITと言っていましたがそれだけでなく現在はコミュニケーションのCが加わりICTと言います。

それだけ情報の伝達が主体だった例えばメールが、コミュニケーションの伝達というものも目的とするものに変わったのだと思います。


ここで僕が言いたいのは、そこでメールに求められるものがただの情報の伝達ではなく、コミュニケーションであるということです。

冒頭の「返信」に対して僕はよく会社の人間に注意します。

「返信しなさいよ!」と。

僕は高校生ではないんですから常に「返事まだかな〜」と待っているわけではありません。

毎日仕事のことでメールは数十件きますし、多いときは100を越えます。

情報だけのメールには返信はしませんが、コミュニケーションをともなうメールには僕は返信をしています。

情報のメールには返信をしないよ、と言っています。

それをしていたらずっとメールしないといけませんし、時間のロスだからです。

しかし、話みたいなメールには返信はしないと失礼です。

メールで一番大切なのは礼儀です。

全てそうですが、形ではなく礼儀です。

僕は一日の始まりは「おはようございます」と何時でも言うように社内で言っています。

だからメールにおいてもその社員と会っていない時は「おはようございます」と打つように言っています。

入れないといけない文字ではなく、礼儀です。

メールもそういう感覚でするのが僕は正しいと思います。

部下からメールがありました。

上司が返信します。

返信なし…。これで終わりは失礼だと特に幹部の者には厳しく言っています。

例えばメールで「頑張ってください!」と締められた上司からもメール。

返信しないということは口で「頑張ってください!」と言ってもらったのに無視していることになる。

これに気付かない人は意外と多い。

ここが大切なんです。

ここで「はい、ありがとうございます!」と返信するのが礼儀ですし、当然。

そしてメールのやりとりを相手、特に上司を最後に終わらせない人が優秀ですし、気遣いができる人だと僕は思います。


相手がお客様だったらどうでしょう。

相手のことを考えれば考えるほど、正解は礼儀を大切に考えれば答えがでると思います。


メールの返信。コミュニケーションの重要なツールとなったメールにおいて、特にビジネスでのメールにおいてはスピードよりも相手への礼儀、これを考えないといけないと思います。



















posted by orangeknight at 11:59

2013年08月20日

夏の課題の本ご紹介(後編)

先日ブログで書かせていただいたオレンジナイトの夏の課題。

社員みんなで、一人一冊本を読んで読書レポートというのが課題です。そして皆様には誰がどの本を読んだのかをご紹介させていただこうという企画。

本日はその後編です。

読書レポートはコピーして何部か作り、部署ごとに配布しました。

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お互いに読み合いっこするのも勉強になりますし、楽しいものです。


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99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ  河野英太郎著  赤穂店 原田


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やりたいことをやれ  本田宗一郎著  姫路別所店 奥田


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赤っ恥学  関口房朗著  姫路本店 目木


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感情の整理が上手い人下手な人  和田秀樹著  本社 森


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僕の死に方  金子哲雄著  本社 石原


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働き方  稲盛和夫著  姫路本店 二瓶


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感情の整理ができる女(ひと)はうまくいく  有川真由美著  本社 柴田


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社会人として大切な事はすべてリッツカールトンで学んだ  清水健一郎著  姫路本店 酒見


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サヨナライツカ  辻仁成著  赤穂店 萱岡


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折れない心をつくるたった1つの習慣  植西聡著  赤穂店 山本


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人の心をギュッとつかむ話し方81のルール  斎藤茂太著  本社 山口



以上です。

本を読む会社、読む人間の集団になったほうが絶対良いと僕は思います。既にそれが習慣化している人はともかく、楽しく続けていってくれたらいいなぁと思います。
















posted by orangeknight at 16:50

2013年08月19日

伝え方が素晴らしいチラシ

お盆休みあけのチラシは少ないです。今日の折込みチラシは3部、前の土曜日でも日経、神戸共に21部とやはり消費が旺盛にあったあとはどこもしぶります。

そんななかでたまたま昼食中に目にとまり、じっくりと読んでしまった学習塾のチラシ。

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(写真がないと伝わりにくいので多少ピントをぼかし載せました)

これに感動しました!

初めてゆっくり、そしてじっくりと読んだんですがすごく伝わります。

何か、入れば志望校に合格できるような気がしました。

そういえば、この塾、僕が子どもや学生のときはあまり耳にはしませんでしたが、最近では送り迎えのバスを見ない日はないというくらいあちこちで塾の名前を目にします。

ここにも、あっここにもある。こんなとこにもというくらいたくさんあります。

そこからは夜も遅くにかしこそうな子どもが出てくるのが記憶に新しくあります。

良い塾なんでしょうね。たくさんの子どもが通っていて、年々増えているということは結果が出ている証拠でしょう。


チラシを見て感じました。

まず伝え方が上手だなと。

チラシにスピードがあります。躍動感があります。

パンパンパーンと言いたいことが書かれて、講師の顔社員は全ておそらく授業中のものでしょう、表情がさまざま、そして最も注目すべきは全員口があいているということ。

これはすごく参考になりました。

表には姫路西高の元校長を迎えての講義も開催とあり、生徒が憧れる学校の看板をもつ権威を招くところがくすぐるなぁと感じました。

伝え方が素晴らしいなぁと思ったチラシでした。











posted by orangeknight at 17:28
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