社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2013年12月16日

お酒の飲み方

今月は忘年会の誘いが多く、必然的にお酒を飲む機会が増えています。いや、厳密に言えば毎日家でも飲んでいますので、外で飲む機会が増えています、というのが正しいでしょう。

もちろん会社の者も含め、いろんな方とお酒を飲みますが、こういう場でその人の内面や本質というのは得てしてよくみえますよね。

気配りのよくできる人、予約などに余念のない方、そして次の日が仕事の日であればその日に、日曜であれば月曜にご丁寧にお金を出した出していないに関わらずお電話下さる方、このお礼はもちろん僕もしていますが、昔は「ごちそうさまでした」のお電話だけでしたが、「お時間をとっていただいてありがとうございました」のお礼のお電話ができて始めて一人前であることは取引先をみて気づき、教えられました。

社内などで時間のお礼までは言う必要はありませんが、取引先や対外的にはこれは必要最低限の礼儀であると不肖魚住、30歳くらいで知りました。

とても素晴らしいと最初に感じましたし、逆にオレンジナイトでもこれができない者は大切な場や仕事である飲みの場は任せられません。


僕はこの世に無礼講はないと思っています。

お酒の場で吐いた言葉は消えませんし、忘れてももらえないと思ったほうが賢明でしょう。

急に態度が不遜になればそれが本来の姿かと思われますし、適度に明るくお酒の力で場が和むというのが一番好ましい姿でしょう。

友達や家族や知人など以外と飲みにいくのは全て仕事です。たまに若い子でそんな認識なく暴走するのがいますが大学のサークルなどとまだまだ勘違いしていたり、おそらく何も言われずに育ってきたんだと感じられます。

仕事ができる人や企業においても若くして出世していたり、そしてそれなりの地位にある人は一概に酔っぱらいません。かといって固く、仕事仕事とやっているんではなく、その場を楽しみつつきれいに飲んでいます。もうこれは絶対です。

そういった姿などを見て僕もそうなりたいなと感じますし、そういった場から発展していくものってあると思います。

昔、よく言いました「花見や忘年会で自分が幹部やと思う者、またそうなりたい者は酔い潰れるな」と。平本なんかには何度も何度も言っています。

まず楽しむんではなく、来客や上司に楽しんでもらうというのがまず彼らに求められることですし、その日の最大の仕事だからです。

そんな事を言っていたらオレンジナイトのイベントは楽しくないなと感じられるかもわかりませんが、十分楽しいですし、ただワイワイと騒ぎたいだけなら個人的にやればよいのです。

芸能人でもよくテレビで言っていると思いますが、原則後輩などのみをグループに入れ飲みに行くのは自分がトップで気の置けない集団でないと100%リラックスできないからでしょう。また、それは自然な姿だと思います。

でも、会社や組織ではここでも大切なのが、こういう場でもらす上司の不用意な一言であったり、部下に「それが本音か」と思われてしまう発言。これにより普段の言葉が価値のあるものでなくなってしまっているのも昔からよく目にします。

お酒を飲むというのは大切な仕事です。特にたくさんの人数でする会などはまわりが楽しめ、士気が上がるものにしなければ価値がありませんし、忘年会という名のもとであるならば一年間の感謝を伝えるということが、楽しむということより数段上の目的でありますし、そうでないといけないと思っています。

こういうことが理解でき、実践できてはじめて飲みの場では一人前になると思いますし、僕はそうなりたいなと思っています。













posted by orangeknight at 10:03

2013年12月15日

赤穂義士祭に行く

昨日は生まれて初めて赤穂義士祭を見ました。

一年前に赤穂店を出させていただき、それから数ヶ月して赤穂の社員からその存在を教えてもらいました。

「すごい本格的な」「道路も通行止めになりますし」「ずーっと練習するんですよ」とにかく想像はつきませんでしたが、赤穂の人々が誇りに思っていることは分かりました。

でも、その年のそれには店は閉めて、赤穂には行きませんでした。今思えば浅かったと思うんですが、忙しいとかにかこつけて見なかった。

でも、今年は考えが変わりました。

赤穂で商売をさせてもらうんなら、そんな赤穂の誇りである赤穂義士祭を見た事がないというのは失礼だし、そんなことではいけないなとの考えに至り、今年は来店が有る無し関係なく、赤穂の社員は休ませた上で店を開け、僕は2時間だけですが真剣に見せてもらいました。

赤穂浪士の話は大好きですのでもちろん知っています。

あれこそ武士道の極み、そういう生き方って美しいと思いますし、そういう逃げない、そして仕えるという感覚や年齢まだ幼い頃からのしっかりとした考えに、最近の自分さえよければという風潮をつくっている社会を一人の日本人として恥ずかしく思います。

赤穂の皆さんが一所懸命にされる行列と、延々とナレーションみたいに詳しく解説してくれる浜村淳さんの語りに当時の絵がなにか鮮明に眼前に迫ってきました。

主君が切腹となり、そこから仇討ちを志し約2年、雪の舞う真夜中に吉良邸を急襲、広い邸内での戦い、いないいないと探しまわった時に見つけた時の彼らの想いはいかなるものだったんでしょう。

決して嬉しいなどといったものではなかったと思います。

その為に自らの残りの人生をかけ、そして自らの人生も閉じる。

日本人なら誰でも胸が熱くなる感覚を感じると思います。

感動させてもらった赤穂義士祭の様子を写真に撮りましたのでご覧下さいね。

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松平健さんが大石内蔵助をされていました。

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とても良かったです。感動しました。行って本当によかったです。
posted by orangeknight at 11:51

2013年12月13日

新入社員今日から旅立つ

先日から何度か書かせていただいていますが、この度からオレンジナイトでは「新入社員研修」を始めました。

入社日から10日間、本社付けで礼儀やマナーや建築の基礎知識、営業姿勢から会社で使うものや書類一枚からの説明、そして現場やショールームでの勉強からポスティングの練習などです。

僕の頭が固く、そこにそれだけの力を入れるのは…という初期投資を疎かに、且ついきなりでもできるんではないかという考えがあり、こういう研修をするのが今に至りました。

何人かの社員の後押しがなかったら「またそのうちに」というような自分の中の案件の優先順位でしたので今回感謝しています。

昨日で無事に終了したんですが、何か始めて味わう感覚、僕が教えた時間など僅かだったんですが、生徒が旅立つような感覚で感無量でした。

昨日の終礼で、研修を受けた全員に感想文とこれからの抱負を書いてもらったものを各自発表してもらいましたが、目に涙をためていた者も1人でなくいまして、あやうく貰いそうになりましたが伝わっている感がありがたかったです。

何人もの会社の者に講師役をしてもらいました。

彼ら彼女らもとても勉強になったと言っていましたし、僕自身研修をしていて「これは必要なことだったな」と強く感じることができました。

昨日まで姫路本店にみんな集まっていたんですが、今日から半分は姫路別所店に出勤しています。

何かさみしい反面、嬉しい、そして頑張ってほしいなぁと強く思っています。

先ほど姫路別所店に来たんですが、昨日まで研修を受けていたうちの山内がニコニコ笑う松岡と共に打ち合わせをしていました。

全員に対し少しずつ着実に、毎日毎日積み重ねていき、必ず壁にもぶち当たると思いますがそれにも打ち勝ち、入ってきたからにはあらゆる面で良くなってほしいと願います。

そしてオレンジナイトを引っ張る、作っていく存在になっていってほしいなぁと思います。

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また一つ知ることができたと思っています。


posted by orangeknight at 19:29
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