社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年01月23日

掃除を毎日するということ

以前に会社の車の洗車について書かせていただいたことがあります。

洗車するときのシャンプーに関してですが、バケツに水をなみなみと入れ、そこにカーシャンプーをドバドバ入れる者は先をみる力が欠如している。また、何も考えていない、などというような内容だったと思います。

まず、カーシャンプーを少量バケツに入れ、そこに泡立つように水を使う分だけ入れるのが正しく、一台の車を洗うのにバケツ一杯分もいらない。

最後にバケツの洗剤を捨てるのはお金を捨てているようなものであり、必要以上の洗剤を入れ泡立てたものを洗い流すには大量の水が要り、そこの水道代と地面の泡を流す人件費の事を考えたら自ずとバケツの洗剤と水の量はわかるはずだというようなことで、細かいですし、ケチみたいなことですが必要のないことにお金を投入しない習慣は日頃から身につけなければいけませんし、先を読む力があればもっとお客様の気持ちが理解できるようになるといつも思っています。

僕らお客様を相手にする仕事は敏感といいますか、繊細な神経を持っていたほうが良いと僕は思っています。

何かをするとその先には何が起こるかを予想できないといけませんし、そこを考えて行動することがその先の顧客満足に繋がります。


洗車もそうですが、オレンジナイトでは毎朝全員で掃除をしています。

店の前の掃き掃除から草ひき、ガラス磨きに掃除機、床磨きやトイレ掃除や各部屋の掃除などみんなで分担しています。

これは創業時からやっていることで、当初は朝に掃除をすると気持ちが良いなということで始めたんですが、みんなでするその掃除というものがとても深いものだと年中毎日やっていて気付きました。


まず心が洗われます。


今みたいな季節では、寒いなか床を磨いたり車を洗うんです。

車など洗った瞬間から凍っていきますし、草むしりをする手も切れそうになります。

でもひざをついて無言で真剣に床を磨いていると気持ちが素直になると思いますし、感謝や優しい心が身に付くと思うんです。立っていると見えない景色が便器を磨いていると見えてきます。

掃除はいろんなものを与えてくれます。僕は一心不乱にする掃除のおかげで地に足がついたと思います。それは多分丁稚の心がついたから、基本なことだからだと思っています。

そして、やっぱりコツコツすることが一番大切であり、ウサギとカメではカメのほうでよいので、一歩一歩着実に歩んだものが勝つようになっているということを本当の意味で知りました。

なので、僕もそうなりたいし、みんなにもそうなってほしいので毎日やっていきます。


掃除の姿勢をみたらその人の仕事が分かりますよね。

毎日同じところばかり掃除する人もいたらテーマをもって、今日はここと考えてしている人もいる。

まわりをよく観ているなということも掃除でわかりますし、とにかくそれに挑む姿勢は、誰も見ていない時のその人の仕事への取り組みを如実に表すものだと思います。

よく我々サラリーマンの世界では率先垂範という言葉が使われますが、一概に売上に対して使われがちですが、掃除なども率先垂範の最たる対象であり、上司がきちんとする会社や店はうまくいくと僕は思っています。

お金の面で考えると、掃除の業者さんを頼んだほうがずっと安いと思いますが、この習慣はこれからも存続させていただける限り続けていきたいなと思っています。


掃除で僕は成長できました。昔は便器を手で拭くことに抵抗がありましたが今では何のためらいもありません。すごい教育だと思いますし、もっと学校でしていかないといけないと思いますし、家でもさせないといけないなと思います。

これからも毎日していけば、もっと新たなものがみえてくるんでしょうね。
posted by orangeknight at 18:30

2014年01月22日

「採用」のセミナーを受けて

昨日、大阪でセミナーを受けさせていただきました。

僕を筆頭に全員でどんどん成長していくために取り組んでいる研修制度であり、各個人に受けてほしいカリキュラムを組んでいます。

昨日のテーマは「採用」というもので、企業の成長は人そのものでありますからオレンジナイトにおいても重要な課題の一つです。

僕は社員を採用する際、最も重要視しているのは「僕の考え方を理解してくれる素養があるか」ということです。

完全には見抜けませんし、中には即戦力候補を交えて採用していきますが、テクニック経営ではなく理念経営がしたいのでそこは大切であると何年か前に気づきました。

面接に来る社員の質は会社の質に比例していると思っています。

僕のレベルが低いのに良い社員が来ないと嘆くのは本末転倒ですし、正月に毎年やっている箱根駅伝を見てもそうですが、強い大学や優秀な先生のいる大学には一層優秀な人材が集まる。なので余計に強くなっていきます。

中には青田買いしておいたり、一本釣りもしているでしょうが、そうなれば好循環ですがそうなるまでが踏ん張りどころ。

大手企業にはおそらくガンガン希望者は集まるんでしょうが中小はそうもいきませんよね。

実話なんですが、まだオレンジナイトがシカマ工務店と名乗っていた創業した年や翌年、いやその次の年くらいまではうちに面接にくる方々の質はひどかったです。

前述したとおり僕や会社にともなった方々が来てくれているのでしょうが、正社員の面接なのにスーツを着ていないなどはザラで、金髪や完全茶髪の人、香水プンプンの人、ヨレヨレのカッターシャツにコーヒーを大量にこぼしてそのままくる人には驚愕でしたし、無気力な人などは数えきれず、不採用とさせていただいた方の一人からは何度も何度も代引きで注文もしていない商品が嫌がらせで送られてきたこともありました。

その中でたまに考え方を理解してくれそうな人が来るんです。少しずつ少しずつそういった人が増え、頑張ってくれ今も会社を作っていっています。なので今いる社員はとても大切なのです。

早くからいる社員ほど苦労してくれていますし、今くらいに入ってくる人たちも数年後から見たらまだまだ初期段階であると思います。

会社の方向性をみんなが理解しようとしてくれますし、こうしましょうと決めたらみんながやろうとしてくれることにはとても感謝しています。

人間変わると僕は考えています。

特に若い人や自分というものがまだできていない人などはどうにでもなる。

しかし、ある物事を提起したときにその事象に対する受け取り方や考え方は根本的に違う人というのは存在します。

そのような人とはそもそも一緒に働かないほうがお互いのためですし、そこの採用する側と採用される側のお互いの見極めが面接だと思います。


昨日、採用に関してさまざまなまだうちが取り組めていない事を本当にたくさん聞けました。

もっともっと面接する僕らの意識も変えていかないといけないと感じましたし、良い人材を集め、共に成長していけたら会社の可能性は無限だなと思いました。

それと同時に今働いてくれている会社のみんなに対し何かの縁で一緒に毎日過ごし、いつも気持ちよく働いてくれてありがたいなぁと再認識しましたし、採用というものがいかに重要であるか考えさせられました。

新しい採用に関する一式を早速考えていこうと思っていますし、一ヶ月以内にはそれを開始します。

とても有意義なセミナーでした。








posted by orangeknight at 09:04

2014年01月20日

電話受付のシーンの撮影

今日は朝一番で、会社案内の広告に載せる写真を、プロのカメラマンさんにとっていただきました。

テーマは「オレンジナイトの電話受付はこんな所で、この子たちがしているのか〜」と「工事後一ヶ月後の訪問は私たちが伺っていまーす!」の主に2カットです。

僕が仁王立ちで見ているせいもあるのでしょうが、最初は固かったんですが、カメラマンさんはじめ周囲の和まし作戦で徐々に動きのある笑顔な写真になってきました。

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完成写真はまだいただいていませんが、僕の再三のややこしい要求にも気持ちよく応えていただき、本社受付のかわいいみんなのそのままが表現できたものだと感じました。

もうワンショットは外です。

機動力を車で表現し、笑顔でアフターフォローをこちらも伝えることができたと感じました。

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またプロの写真を掲載しますし、紙面に載せますのでぜひご覧下さいね。

お客様への安心感をみんなで訴求できたら嬉しいです。
posted by orangeknight at 14:27
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