社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年02月18日

月次の試算表への想い

会社をはじめて3〜4年くらい経ったときに、どこからかは忘れましたが「会社の決算は年に一度の決算でヨーイドン、こうなりました、ではなくて、毎月の途中経過を知らせてもらったほうがいいよ」というのを聞きました。

税理士の先生にはお願いしていましたが、経営は独学でやっていたものでそんな存在を知らずにいました。恥ずかしながら。

毎月とまではいきませんが、二、三ヶ月に一度、毎月の経費とか粗利などは把握していたので、自分でノートをつけて大幅にぶれていないかだけ確認していました。

僕は結婚してからも一度も小遣い制になったことはありません。結婚は独立するまだ前です。

お金の管理は自分でしたいのと、できるという自負があり、当初から自由にしていました。もっとも妻は妻で、僕に小遣いをもらうのではなく、彼女も自由にしていました。自由といってもしれていますが、身分相応にしていました。

そういうこともあり、お金の収支の感覚はあると思ってはいるんですが「毎月の途中経過」を知らせてもらえるなら欲しいなと思ったものです。

僕は理解できていませんが、会計上と税法上は同じお金の動きでも結果が異なるらしいので、僕のお金の感覚では必ず結果に誤差がでます。

なので数年前、当時の顧問税理士の先生にその事を言いましたが「わかりました」の返事だけで変化がみられませんでした。

僕は僕で今でこそ経営に専念させてもらえる環境をいただけましたが、当時は昼は営業、そして夜は経営でしたのでこちらの用意する書類の準備もいつも揃わず、結果のびのびになっていました。経営速度が遅すぎました。

そういったなか、目指すべき方向性のズレを著しく感じたので、一年前に顧問税理士を今の先生に変わってもらいました。

初対面から今の先生は素早く、頭の回転が良く、僕は仕事のパートナーとして「質問したことに間髪入れずに応えられる人で、僕と性格が似ていない人が好き」なのでとても好印象をもったのを覚えています。

こういう先生に指導を受けて自分を磨かなければ、そしてオレンジナイトの財務状況を完全に整理して強い会社を作らねばと思いました。

会社の経理もほとんど機能していなかったのを、この一年間で改善しました。

まだまだよその会社に比べると未熟でしょうが、山﨑も村中も本当によくやってくれ信用ができます。

そして、今年になってから月次の試算表、貸借対照表がでるようになりました。

前の月の税務上の状況と今期の通年の途中経過を試算して出してもらえるようになったのです。

今の顧問税理士の事務所の方にも毎月毎月忙しい中会社にきていただき、パソコンソフトの使い方や様々なことを教えていただきました。いや、これからも教えていただかないといけません。

やっと、遅れて遅れてしていた経理関係が動きだした気がします。

この書類が欲しかった。

試算ですし、僕の感覚ともまだそんな誤差はありませんがこれから必ず把握できなくなることがあります。

数字上でしか知らない情報が現れてきます。

ただの紙切れですが、いろんな人の力でいただけるようになったこの紙。

今回で2回目です。ただ単純に嬉しいです。

今期からもっと骨太の会社を創るぞ!
posted by orangeknight at 13:20

2014年02月17日

「まんが日本昔ばなし」を申し込む

今日の新聞の広告に入っていました。

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「まんが日本昔ばなし」のDVDの申し込みです。

早速帰ってから申し込みをしようと思います。

僕は毎週観ていました。土曜日の7時の4チャンだったような記憶がありますが、「坊や〜良い子だ寝んねしな〜♪」でしたっけ…。何か歌詞が違うような気もしますがあのメロディーです。

市川悦子さんと常田富士男さんのいつものナレーション。あの優しい感じが好きです。

誰もが知っている「桃太郎」から「一寸法師」や「分福茶釜」に始まり40話のセットらしい。

写真 のコピー.JPG

僕ももちろん観たいですが子どもに観せたいと思いました。

まず、知識として昔話を知っておかないといけないと思いますし、核家族なのでおじいちゃんおばあちゃんの役割にもなります。

そして、豊かな表現力や刺激に満ちた最近のアニメにはないこのほんわかした雰囲気を感じて身につけてほしいと思います。

僕の子どもなのでそんな勉強のできる子にはならないと思いますし、本人が望まない限り強制もするつもりはありません。

ただ、道徳とか国や社会に対する気持ちであるとか、優しい気持ち、そして社会に出てから生きていくための準備はしてあげるつもりです。


「まんが日本昔ばなし」で日本人で良かったと、いつか想える気持ちを養おうと思ったのでした。









posted by orangeknight at 17:58

2014年02月15日

先祖の余徳

僕は今この本を読んでいます。

北尾吉孝氏の「出光佐三の日本人にかえれ」という著書です。

百田尚樹氏の著書「海賊と呼ばれた男」で主人公として登場していた出光佐三氏(ガソリンスタンドで有名な出光興産の創業者です)に感動し、こちらも以前からすばらしい著書を出されている北尾吉孝氏が、出光さんについての本を書かれているので読まないわけにはいきません。

まだ途中なんですが、得るものばかりの中、衝撃を受けた内容がありました。

それは出光さんのお言葉を北尾氏が紹介している中でのもので、この価値観をご理解されている方もたくさんおられると思いますが、僕は初めてで、繰り返しになりますが衝撃と改めの心が生まれました。

「先祖の余徳」

簡単に言いますと、祖先に徳を施した人があると、その余徳を受けて子孫が幸せに一生を送れるという意味です。

出光佐三氏は40代の時に、ある姓名をみる人に「あなたは非常に運が良く生まれている。それは先祖の余徳を受けているからだ。だからあなたは何をやっても運がいい。それであなたがいいことをされれば、その余徳は子孫に伝わっていく。もし悪いことをすればあなた一代で余徳は消える」と言われたらしいです。

それで氏は尚一層素晴らしい生き方をされたらしいですし、大切な子どもである社員たちにも伝え、彼ら彼女らが次へ伝えるようされていったとのことです。

僕は考えを修正しようと思いました。

僕は自分で自分のことを運が良いと思っています。何かするとき、まず良い方向に風は吹きます。もちろん感謝しています。

しかし、これを日頃の自分の行いを神様が見れくれているからだと思っていました。

だから正直にしないといただいている運などすぐに消えてしまうと思っていました。

自分のまわりにおこる良い事も悪い事も自分が巻き起こしたことであり、自分に原因があると。

しかし、それだけではないことを知りました。

もちろん自分の行いは変えるつもりはありませんが、自分だけの力ではないことを知りました。

まわりの人々に助けてもらっていることにしか感謝の気持ちが向いていませんでした。

先祖の余徳など思いもよりませんでした。

すごく浅はかな自分がいたと。先祖というものはそういうものかと知りました。衝撃でした。感謝の気持ちが少ないのと未熟ですね。

今日からもっと考え方を変えて生きたいと、そして僕もそれを自分だけで終わらせないようにしていく事を真似をしようと思いました。

先祖の余徳か…。
posted by orangeknight at 09:28
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