社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年03月20日

総務課とはどのようなポジション!?

オレンジナイトの各部署の名称変更の話は前に書かせていただきました。

4月からスタートしたいので現在最後の詰めに入っています。

繰り返しになりますが、そもそもこの名称変更は、その部署に所属する人の存在意義、アイデンティティを明確にしたいというのが狙いです。

存在意義がきちんと理解できればおのずと彼ら彼女らの仕事が変わってくるはず。

「営業課」という名称では営業をすることが彼ら彼女らの存在意義として捉えられてしまう。

営業マンは仕事をとってきてなんぼなのでありますが、それだけではいけません。そこから先がスタートであり、仕事はとれて当たり前、その先のお客様の喜びを求める存在になってほしいというのが想いです。


まだそれぞれの名称は決定していませんが、今日は「総務課」について。

僕の認識では総務課というものは会社の中心、基礎、全てを把握しうる存在で、なくてはならない部署の一つだというものなんですが、これとは異なったイメージを持つ人は多いです。

本人たちもそこまでの重要なポジションだと感じていない場合もあると思うんですが、会社は総務課がしっかりしていないと成長できません。

会社の顔として華やかな営業部門や企画部門とは違い、いわゆる地味な部署かもわかりませんが、城を建てようと考えていますので基礎、石垣がバシッと決まらなければいくら立派な建物も崩れてきますし、そもそも重み(組織も同じ)に耐えられないので建物を建てようとしても崩れて崩れて前には進みません。

僕は一切「事務員」という言葉を使いませんがこれもその考えによるもので、事務仕事だけをこなせばよいと考えるような意識の人は必要ないですし、総務課というのは元来が補助ではなく基礎なのだというのが僕の見解です。

若い女の子が多い部署だとは思いますが、仕事に対する意識や責任感に男女や年齢の差は全くありません。

ことオレンジナイトに関していえば各店舗のスタッフも含め女子は非常に優秀だと感じています。

総務課に関しても今回の名称変更でなお一層意識が変わるであろうと期待しています。

名前の持つ力ってすごいものですね。











posted by orangeknight at 14:20

2014年03月19日

ピザーラの横にドミノ・ピザ

姫路の飾磨のドミノ・ピザがオープンしたようです。

もっとも、その真横には元々ピザーラがありました。

ドミノ・ピザはわざと真横に開業したんですね、これって最高ですね。

写真 のコピー 3.JPG

僕がピザーラのオーナーなら素直に喜びます。だって売上アップのチャンスです。


僕が先月からこの店舗にドミノ・ピザが入ることを知っていたくらいですからピザーラの飾磨店さんはご存知だったはず。

ここ数日は汚れた外壁をピカピカに塗り直し、看板を新しく大きな物に変えています。

僕は大学中に約二年アルバイト、卒業後一年店長としてピザ屋さんでお世話になりました。

ピザ屋さんというものはアルバイトが主力で今思えば彼ら彼女らの教育とやる気で売上は「簡単に」上がるであろうし、下がるであろう業態だったと感じます。

アルバイトが主力というのがキーワードで、ようはベクトルが揃いにくい反面、若いので揃えることは可能であるし、バイタリティがあるんです。

外から近年のピザーラの飾磨さんを見るに汚い店舗であったと思います。

しかし、これは宅配業界のいわば普通、イートインが無い店はまるで厨房は発展途上国のようですし、やはりそれに伴い普通は年々売上げが下がる。

なので投資も控えるので悪循環です。

今回、ピザーラは改装して新しい店のように変身しています。

むろん本部の応援もあるでしょうし、スーパーバイザーはしばらくは入り浸るでしょうから嫌でも盛り上がります。

昔聞いた話ですが、たしかピザーラの創業者はドミノ・ピザに加盟しようとしたら断られて、それならと自分でピザ屋さんを創業したらしいです。今では業界一位、すごいですよね。

資本主義ですから勝つか負けるかです。しかし、それとともに相乗効果ということもあると思います。

ラーメン屋さんや居酒屋さんが集落を作るのは一店舗では集客力が低いが、店舗数が増えれば必然と集客力が上がるためです。

僕がピザの宅配をしていた頃よくありました。それはどういうことかと言いますと、当時の僕がいた店とよそのピザ屋さんを同時に注文する方ってけっこうおられるんです。

どちらが早いかというのも興味のあるところでしょうし、いろんな味を食べたい、比べたいというのがあるんだと思います。

ピザーラは今までピザに興味がなかった人や眠ってしまっていた顧客をファンにするチャンスだと思うのです。

ドミノ・ピザはオープンなので流行るでしょうが、ピザーラはチャンスです。

もう僕がピザーラのオーナーならワクワクします。


他人事みたいで恐縮ですが、同じ商売人として辛さも理解できます。

負ければ無一文ですから。でも、それも分かったうえでどちらにも頑張ってほしいなと思います。

どちらもが良くなればいいですね。僕もピザが大好きなのでまたどちらにも買いにいこうと思います。

テイクアウト派なので。










posted by orangeknight at 15:03

2014年03月18日

20歳代は大人です

よく本屋さんに何十代のうちにしなければならないこと、というような本があります。

20代はもちろん30代、40代いろいろ売っています。

いろんな事が書いています。

それぞれの年齢にあった役割が説かれています。その中でも、僕は20歳代というのは非常に重要なポイントではないかと思います。

今、大相撲の春場所をやっていますが力士はほとんどが20歳代、年上に見える横綱白鵬や日馬富士も29歳です。番付上位を見るとみんな20歳代後半です。

プロ野球なんかもそうで瞬発系スポーツは20代後半にピークを迎えるのが普通です。

体は自律神経の中の副交感神経が30歳をすぎると急激に低下するからその頃をめどに衰える、というのは以前何かの本で読みました。


心はどうかと言いますと、僕を含めて昨今思考の低年齢化と言いますか、20歳代をまだまだ子どものように捉えがちですが、歴史を紐解くと昔は10代半ばで元服して一人前の振る舞いができていたわけですし、日本を動かした坂本龍馬や吉田松陰の写真を見ると僕はいつまでも年上に見えますが、彼らのなくなったのは30歳前後です。

20歳代にはもう立派な成熟した大人として行動し、すべからく責任は自らがとるという姿勢でのぞみ、本人もまた周囲もよもや「若いから」なんていう感覚そのものがなかったように想像します。

なので、精神という面でみても20歳代というのは荒々しさや未熟な面もあれど40代、50代と対等に渡り合える時期であったのです。


自分自身ももちろんガムシャラに突っ走ります。

そのうえで会社の少なくとも僕より年下の人たちは20代、30代前半という時期を全力で消費してほしい。

若いときにつちかったものって年をとれば「普通に」出来ます。

少々無理をしても死にませんし、未だかつて僕は仕事のしすぎ、遊びのしすぎで倒れた人をみたことがありません。元気なんです20代、30代前半は。

若いからという概念、固定観念を僕はこれから捨てることにしました。

若い者の成長を妨げます。

自分の20歳代はどうだったかと聞かれますと、考え方は完全に今以上に未熟でした。

しかし、仕事は周囲が心配と同情と感心するくらいしました。それは僕の昔を知っている人はみんなそう思っているはずです。

なので一言若い人に言いますが、「働きなさい」と思います。

自分でセーブするんではなく、人生であとで振り返ったときに「あの時俺は、私は本当によく仕事したなあ」と言える人と言えない人では必ず結果が変わる。

一度の人生、そんな期間があってもバチはあたりませんよと思います。


20歳代をこれからはもっと大人とみなして接していこう、ポストを与えよう、仕事を任せよう。そして若い人は自分の可能性を決めたらだめですよと思う火曜日のお昼です。















posted by orangeknight at 11:58
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