社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年09月27日

建設的な報告が大切

たまたまでしょうか、この一週間で4件もこんなことがありました。

それは

「社長、Aさんからこんな事を聞いたんですが、ほんまでっか?」

「Bさんから聞いたけど、Cさんがワシのことを〇〇だと言っているらしいが!」

「Dさんから聞きました。ただ、Dさんの話も裏をとってないから100%正しいとは思いませんが、EさんがGさんのことを〇〇だと言っているようです」

「Fさんが言っているんですが、社長のこの方針は〇〇の意図があるらしいと…」


世の中全てかもわかりませんが、みんな詮索や人の話が好きです。笑

全部に共通しているのが「発信している人の直接の言葉ではないものを、第三者がそれに変わり伝えている」ということです。

今回、注目したいのはこの第三者であります。

例えば、この第三者がある人の絶対的なブレーンであり、彼、彼女はその人には絶対に正確な報告をしてくれるような場合は除き、誰に対しても聞いたことを報告するような人はちょっと改心したほうがよいのではと思われます。

なぜなら、その情報が正しかろうが、屈折したものであろうが、ましてや根も葉もないものであろうが、たいていの人は「誰々がこんなことを言っているよ」と聞かされたら心が動揺するからです。

ましてや、それはほとんどが悪いほうに動揺します。良い噂はながれにくいからです。

してほしいのは、例えばある営業が新人に「昨日、店長がおまえは見込みがあるって言われよったで!よかったな!」という会話。

これを聞いた新人はモチベーションが上がります。「えーほんとですか!ますますがんばります!」となります。

これは別に無かった話を作ってもいいことだと思いますし、それが嘘も方便ということです。

これとは反対の、聞いて相手がモチベーションを下げたり、憤慨したりするようなことはあえて報告する必要はありません。

それを言っておかないと組織の存亡に関わるようなことは言ってもらわないと困りますが、それを聞いた所でどうしようもなく、ただ気分が悪くなるようなことを「こんなことを言っていたよ」と言ってくる人はどこでも同じような事を言っていますから、信用してはいけない人なのです。

本当に信用できるのは肝心なことはきちんと伝え、それ以外はその後の波紋も考え、余計なことを言ってくる人を諭す人、そして聞いた話を自分の腹の中でとめている人。

いつも会社で言っていますが、子どもが「パパー、誰々ちゃんがバカって言ってきたー」と聞いたお父さんが「何ー!バカとは何事じゃ!あいつめー!」と反応していたら親失格ですし、「パパー、誰々ちゃんのお母さんがうちのママのことを化粧が濃いって言いようらしいよ!」と聞いたお父さんが「ママ!誰々ちゃんのお母さんが、お前のことを化粧がいつも濃い!」って言っているらしいぞ、と報告しても何も生まれないでしょう。

正しいのは「バカって言われるからにはお前も何かしたんじゃないか?」と丁寧に諭すことであり、化粧のくだりは「そんなことは言ってないと思うよ(笑)」と話し、妻にはそんなことを伝えないということです。


聞いた側も絶対に片方だけの話を聞いて「判決を下さず」どちらの話も聞いてみないとだめですよね。

事実でないことで心が動揺するのも馬鹿らしいですし、そういうふうな物の判断基準をもった人間にはそういうふうなつまらない類いの話は入ってこないものでしょう。

伝える人は動揺する相手だから報告します。

泰然自若とならなければいけません。公平な判断ができなければいけません。相手のことを考え、みんなが行動したら、こんな話がたまたまかもしれませんが一週間で4件も私の耳に入ることはありませんよね。


私筆頭にオレンジナイトに関係する人々は、まだまだまだまだ成長していかねばなりません。

いらない報告をせず、社内で今年取り組んでいる「途中連絡」これをきちんとお客様、業者各位、職人各位そして上司、同僚、部下にきちんとしてほしいものですし、私も尚一層意識していきます。

建設的な報告が大切ですよね。


















posted by orangeknight at 10:47

2014年09月26日

「素直」について書きました

「素直な人がよい!」

どこの職場でも、どこの親方でも、どこの会社や工場でも「どんな新人を求めますか」と聞かれたら、こう答えるんではないかと思います。

もちろん私もそう答えますが、それはすごく短い言葉ですが

未来を創るうえで欠かせない要素だと思います。

広辞苑には素直とはこういう意味だと記載されています。「飾り気なくありのままなこと。曲がったり癖があったりしないさま。質朴。淳朴。」

私は素直とはこういう事だと思っています。

「物事を肯定的に考えること」


僅か37年の人生経験ですが、これまでいろんな人をみてきて物事を成し得ている人、一人前になっている人は必ず素直であるような気がします。

会社でも、性格の良し悪し、能力の高低いろいろあると思いますが、一人前になる人は辞めた人間も含めてみんな素直であったと思います。

素直であるといろんなことを肯定的にとらえ、自らの糧にし、また肯定的であるがゆえに自責の念を持ち、きちんと心から反省するので次にまた同じことをしません。

素直であるから、きちんと受けとめるから成長する。

生きていたらいろんな困難がやってきます。

逃げるか、目をつむるか、他人に渡すか、困難の対処法はさまざまですが「素直な人々がとる対処法をみていると一概に逃げていません」

物事や毎日がうまくいかないのを人のせいや、環境のせいにする人は絶対に自身がうまくいくことはないと私は思います。

そして、素直な人は「何でもすぐします」

「次からします」ではなく、すぐしているかどうかで、その起こりえた事象に対してどういうふうに認識したのか、またしているのかが表れます。

素直な人は受けとめるのも発信するのも正しい方向性でできるんです。


素直という性質は私は後天的なものだと思っています。

だからこうやって書きます。

誰もがなれるからです。

同じ生きていくのであれば素直であるほうがそうでないのに比べ数倍も数十倍も幸せです。

だって「ありがとう」と思えますからね。











posted by orangeknight at 17:04

2014年09月25日

夢前町にてReform着工

今朝は夢前町寺のK様邸の着工に行ってきました。

写真 のコピー 13.JPG

娘様が帰ってこられるとのことで、そのお部屋のクローゼットの工事から話が始まりました。

この押入れと扉を取ってしまい、新たに間口6尺と3尺のクローゼットの扉をつけます。

写真 のコピー 10.JPG

内部は娘様と細かい打合せをし、向かって右側は衣類の収納へ、左側はお持ちの家具に合わせて中段をつくり、中央で間仕切りこちらにもパイプハンガーを設置します。

写真 のコピー 12.JPG


他にもこのトイレがガラッと洋風に、そして便器は流行りのタンクレスへ。

写真 のコピー 11.JPG

写真 のコピー 3.JPG


畳や襖、障子も新しくします。

写真 のコピー 2.JPG


娘様に「使いたいので写真に後ろ姿でよいので写ってくださいね」とお願いすると「恥ずかしいな〜」と言いながらも快く応じて下さり嬉しかったです。

写真におうちの方が写っているととても臨場感がでるのです。


今月から始動しています、オレンジナイトの工事現場の施工管理を管轄する新会社、オレンジナイトGOODの部長の大西も一緒です。

写真 のコピー.JPG


まだまだ始まったばかりですが、とても現場がよくなってきました。このお客様の現場の工程も完全にまかせていますが安心です。

着工の打合せも完了し、どんどんきれいになっていくのが楽しみですし、お喜びいただけるようみんなで全力で仕事します。

















posted by orangeknight at 12:49
ページトップ