社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2014年10月22日

11月1日(土)はTOTO姫路ショールームでイベント

11月1日の土曜日、オレンジナイトでは初めてTOTOのショールームをかりてReform相談会をします。
姫路の市川インターのすぐ北にある、TOTO姫路ショールームです。

オレンジナイトは自前のショールームがあるので、そんなにメーカーの店をかりてイベントを行うことはなかったんですが、今回TOTOという強いブランド力を背景とした弊社の商品を提案するにあたり使わせてもらうことになりました。

トイレの便器を販売するとき、年配のお客様が非常に高い割合でTOTOが一番という潜在意識があるのを感じます。

私の年代ではLIXILでもパナソニックでも同じであろうという認識なんですが、そこは全然違います。

昔から変わらないブランドの信頼性や、公共施設などにしめる圧倒的なシェアがそういうものをつくりあげたのでしょう。

台湾に行ったとき台湾の人も言っていましたが、台湾や中国ではTOTOはメルセデスベンツとならぶ超一流ブランドとして確立しているらしいです。

いずれにしても、来月始めのイベントはオレンジナイトの第八期のそれこそスタートの日です。

また新しいオレンジナイトになれるよう完全に成功させたいなと思っています。

また告知致しますのでぜひお越しいただけると嬉しいです。











posted by orangeknight at 07:30

2014年10月21日

若い親はプレーヤーであれ

子どもの学歴を誇らしげに言う親がいます。

「うちの子はどこどこの私立の中学に通っている〜」

私も自分自身がそんな年になったのかと感じる反面、やはり子どもが頭がかしこいと嬉しいものなのかなとも思います。

生まれるときは誰もが「五体満足なら男でも女の子でも」と得てしてバカでもよいと思うのが親だと思いますが、健康に産まれたなら欲がでるのも普通なんでしょう。

ただ、あまりに息子や娘に入れ込んでいる親は私は美しくないと感じます。

「医者にしようと思うんや」

こんな言葉を聞きますが私は「あなたは何歳ですか」と思ってしまいます。

たかだか30代にして息子に人生をかけるお母さん、どれくらい本気で言っているのか知りませんがあなたが何かを残しなさいよと思います。

子どもと親は別人格。子どもがいくら立派に育とうとそれは親の影響は非常に大でしょうが親の人格や人生とはまた別物、すべからく本人のものであり、親は親で何かで結果を残すことに邁進し、人生を終える必要があると思いますがこれは私が変わっているんでしょうか。

子どもに道筋をたててあげるのと自分の人生を子どもにかぶすのは違う。

あなたがやりなさいよ。自身がこの世に残す成果の大小に値打ちがあるのではなく、自身が何かを子どもの代に残したという事に価値があるのではないか。

それは子どもを産んだというようなことではなく、個人個人が己の人生をかけ世の中に何かを残すことは人生のテーマではないかと思います。

子どもがかしこく、成績優秀で良い学校に進学するのはもちろん嬉しいことでしょうが、親は引退してはいけません。

プレーヤーでいなさいと、あなたが何かを残しなさい、その上で子どもを導いてあげるのが正しい姿ではないかと私は考えます。

30〜40代は子ども中心の生活になるのが多くみうけられる姿ですが、子どもに依存するのは違います。まだまだプレーヤーでいなければならない世代だと私は思います。










posted by orangeknight at 23:51

2014年10月18日

私は助けられている

昨日の通夜に続き、今日は午後からはオレンジナイトの協力業者でもあり、妻の母のお兄さんの葬儀に参列していました。

半年前まではとても元気だったんですが、ここ2〜3ヶ月で急に悪くなり16日に亡くなられました。

創業した時から応援してくれ、木工事が主体のうちにとってそんなに頻繁に仕事を頼むことのない鍛冶屋さんなんですが、協力業者会やソフトボール大会などの行事ごとにも必ず参加してくれ、職人気質ないいおじさんでした。

お通夜も葬儀もみなさんにとても惜しまれ、日頃の人柄を感じさせられました。


今日、私が再認識したのは、やはり自分が今を生きているのは自分だけの力ではないということです。

今日の午前中、私は御津町で屋根の葺き替え等の外部Reformを受注しました。
前からの私が担当させていただいているお客様なんですが「屋根をみてほしい」とお電話がありました。

伺って「あっ」と思いました。

二年前、玄関の前に手すりをつけさせてもらったんですが、それを工事したのがその鍛冶屋さんなんです。

当時、最初に作ってもらったやつが私がお客様に対し説明していた形と少し違い、お客様はいいよと仰ってくれたんですが「あんなん違いますよ!僕が言っていたのは〜」と電話すると最初はすごい不機嫌になったんです。

そして確か一度電話を切ったあとまた電話がかかってきて「作りなおすわ」と言ってくれました。

私もそう言われると弱いので「できるだけ予算は出しますので、お客様もいいよって言ってくださっているんですがすみませんがお願いします」と今度は間違いのないように、私から鉄工所に伺い、入念に絵を書き、寸法を書き
ステンレスの曲げの角度などきちんと話をし、後日思い通りのものが完成しました。

現場での取り付けは左官屋さんにしてもらったんですが、会社まで完成したステンレスの手すりを持ってきてくれたときのおじさんの顔は、照れ笑いみたいな感じで「これで文句ないやろ(ニコッ)」と言ってくれました。

そんな事があったので、普通以上に覚えている手すりなんです。

亡くなったときにまたここに伺っているというのは何かあるんだろうなと思いました。

これがその手すりです。今日の様子です。

写真 のコピー 3.JPG


そして、今日仕事をくださったこのお客様もとても気持ちのあるお客様で、元々は私の母の紹介でした。

そして、去年このお客様がお客様をご紹介下さったんですが、そちらには時間が合わなく私が伺えず、現在太子店の店長をしている花田に行かせたんですがとてもご好評だったと聞きました。

そして、もちろんそんな紹介の連鎖などをうむのは、実際に施工をしている職人のみんなが良い仕事をしてくれているからで、また会社の事務職が確実な仕事をしているからで、葬儀に出たからではないんですが家族が親戚が知人がいろんな人が支えてくれるからだと思います。


涙もろいので、昨日の通夜を思い出し、今日お客様の玄関前で涙が溢れそうになりました。

本当に全ての物事に感謝です。

助けてもらっているなといつも感じます。

それと、職人っていうのは自分が死んでも仕事は残っている。素敵な仕事だなともあらためて思いました。










posted by orangeknight at 18:23
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