「女子の武士道」を読みました。
石川真理子さんの本で致知出版社から出ています。
氏のおばあちゃんが言われたことや、なさったことを書かれています。
武家や明治の女性の強さと美しさがたくさん感じられる本でした。
おばあちゃんが教えてくれたことが「祖母の言葉」として55例挙げられていましたが、全てその通りでありますし、そうありたいなと、また女性がそうであれば男は大きくなるのだろうと思いました。
「歴史は女がつくってきた」この本にもそう書かれていましたが、本当にそうだと思います。
表に出ているのは男ですが、歴史を通じてみると実権は女性が握っていたと思います。
今の大河ドラマの軍師官兵衛でも秀吉は黒木瞳演じる「おね」には頭が上がらないよう描かれていますし、淀殿など最たる例です。
「世の中を良くするのも悪くするのも女次第だ」とこの作者の祖父も言っていたらしい。
「男性は女性の偉さをちゃんとわかっていた」そして女性は男性がそう思っているのも理解していたから「多くを譲ってきた」らしいです。美しすぎませんか!
男子として生まれたからには、また女子として生まれたからにはそれぞれ役割がある。
そして、お互いに尊重しあい、「きれいに生きたら」もっと素晴らしい世の中になるなと感動した一冊でした。
2014年12月11日
「女子の武士道」を読んで
posted by orangeknight at 10:31
2014年12月09日
入社試験の一問目
オレンジナイトでは、新入社員の面接は一次と二次というように二回行う形をとっています。
営業職は取締役本部長の平本が、事務職や管理部門は未来クリエイト課の課長の柴田が一次を行い、私が二次面接をさせてもらっています。
一次面接では簡単な筆記試験も行っています。
考え方が分かったり、文章のレベル、漢字の習熟度や試験にかける気持ちなどが「書く」という行為によって「話す」とはまた違った角度から分かります。本を読む習慣があるかどうかは文章を見ればすぐに分かりますよね。
今年の夏から「もっと最初の時点で良い人財を入れないといけない、育てることはこれからも全力でするが、人材で会社は決まる!」と強く思い、面接の仕方や基準を少し変えたのです。
私は今まで誰しもが変化すると思っていました。いや、そう信じたいと思っていました。
今は違います。ほとんどの人は多かれ少なかれ変化するが変われない人もいると考えるようになりました。甘かったと思います。だから、考え方を変えました。もっとシビアにならないとと。
そうして始めたのが今の面接の形です。
一次面接の試験の内容はちょこちょこ変えていくんですが、この10月からの問題で、今日初めて書いてほしいような内容を書いている方がいました。昨日、平本が面接させていただいた方のようです。
今の試験の一問目はこれです。
ほとんどの方が「きれいにしておかないとお客様が来ない」とか「競争の激しい時代なのでまずは美観」であるなどと記入されます。
もちろんこれも正解ですが、私がオレンジナイトに入り、一緒に働き、一緒に社会の役に立ったうえで一緒に良い人生になりたいなと思う人の答えは「自らの姿勢」に関するものであってほしいと望んでいます。
掃除をすることはお客様のためではないですし、ましてやアピールではありません。
オレンジナイトでは毎朝毎朝全員で約30分掃除をしています。
部屋の中を掃除機をかけ、窓を拭き床を拭き、草をぬいて車を洗う。
これはお客様のためにしているんではなく、私たちの心をまず朝一に掃除しているんです。
1年も2年もやっていますと掃除の仕方が変わります。上手くなります。
床を拭くとき本気でしようと思えばひざをつきます。最初はつけないで軽く磨いていた人がひざをついて四つん這いになりゴシゴシ磨く。恥ずかしながら私がそうでした。
確か最初はそんなことはしなかったんですが、いつの頃から気付いたらゴシゴシ拭いていたんです。
最初っから一所懸命にする者もいますが、掃除は仕事をさせていただけるという気持ちを育み感謝の気持ちを育てます。
よく私は洗車しますが、この車が無かったら営業できないんですから、資材が運べないですし、廃材も持って帰れない。最初はアルトが二台、中古の軽トラが一台しかなかったんですからこの車もあの車もかわいいな、ありがとうなと思って私は洗っています。
入社試験で書いてほしいのは気持ちの面で、掃除が行き届いている会社やお店が繁盛しているのはそこで働く社員みんなが持っていないといけない大切な気持ち、心根を持っているから繁盛するんでしょうし、当然ながらそれは掃除だけでなく仕事に表れます。
掃除は売上を上げるためにするんではなく、それ以前の気持ちの問題、そこで働く我々の姿勢の問題であると書いて頂きたいですし、ひいてはお客様への礼である掃除の本質を説いてほしいと期待する設問なのであります。
同じように考えられる方ってけっこうたくさんおられると思っています。
営業職は取締役本部長の平本が、事務職や管理部門は未来クリエイト課の課長の柴田が一次を行い、私が二次面接をさせてもらっています。
一次面接では簡単な筆記試験も行っています。
考え方が分かったり、文章のレベル、漢字の習熟度や試験にかける気持ちなどが「書く」という行為によって「話す」とはまた違った角度から分かります。本を読む習慣があるかどうかは文章を見ればすぐに分かりますよね。
今年の夏から「もっと最初の時点で良い人財を入れないといけない、育てることはこれからも全力でするが、人材で会社は決まる!」と強く思い、面接の仕方や基準を少し変えたのです。
私は今まで誰しもが変化すると思っていました。いや、そう信じたいと思っていました。
今は違います。ほとんどの人は多かれ少なかれ変化するが変われない人もいると考えるようになりました。甘かったと思います。だから、考え方を変えました。もっとシビアにならないとと。
そうして始めたのが今の面接の形です。
一次面接の試験の内容はちょこちょこ変えていくんですが、この10月からの問題で、今日初めて書いてほしいような内容を書いている方がいました。昨日、平本が面接させていただいた方のようです。
今の試験の一問目はこれです。
ほとんどの方が「きれいにしておかないとお客様が来ない」とか「競争の激しい時代なのでまずは美観」であるなどと記入されます。
もちろんこれも正解ですが、私がオレンジナイトに入り、一緒に働き、一緒に社会の役に立ったうえで一緒に良い人生になりたいなと思う人の答えは「自らの姿勢」に関するものであってほしいと望んでいます。
掃除をすることはお客様のためではないですし、ましてやアピールではありません。
オレンジナイトでは毎朝毎朝全員で約30分掃除をしています。
部屋の中を掃除機をかけ、窓を拭き床を拭き、草をぬいて車を洗う。
これはお客様のためにしているんではなく、私たちの心をまず朝一に掃除しているんです。
1年も2年もやっていますと掃除の仕方が変わります。上手くなります。
床を拭くとき本気でしようと思えばひざをつきます。最初はつけないで軽く磨いていた人がひざをついて四つん這いになりゴシゴシ磨く。恥ずかしながら私がそうでした。
確か最初はそんなことはしなかったんですが、いつの頃から気付いたらゴシゴシ拭いていたんです。
最初っから一所懸命にする者もいますが、掃除は仕事をさせていただけるという気持ちを育み感謝の気持ちを育てます。
よく私は洗車しますが、この車が無かったら営業できないんですから、資材が運べないですし、廃材も持って帰れない。最初はアルトが二台、中古の軽トラが一台しかなかったんですからこの車もあの車もかわいいな、ありがとうなと思って私は洗っています。
入社試験で書いてほしいのは気持ちの面で、掃除が行き届いている会社やお店が繁盛しているのはそこで働く社員みんなが持っていないといけない大切な気持ち、心根を持っているから繁盛するんでしょうし、当然ながらそれは掃除だけでなく仕事に表れます。
掃除は売上を上げるためにするんではなく、それ以前の気持ちの問題、そこで働く我々の姿勢の問題であると書いて頂きたいですし、ひいてはお客様への礼である掃除の本質を説いてほしいと期待する設問なのであります。
同じように考えられる方ってけっこうたくさんおられると思っています。
posted by orangeknight at 16:13
2014年12月08日
真珠湾攻撃の日を考える
12月8日、先週にそうだと思い出し今朝は早くから想像しました。今日はあの大東亜戦争の開戦となった真珠湾攻撃が行われた日です。
1941年の今日、もちろん日本は同じように寒かったでしょう。
有名な「ニイタカヤマノボレ1208」や「トラトラトラ」です。
今年は本や映画で「永遠のゼロ」を観ましたし、鹿児島の知覧特攻平和会館にも行かせていただきより一層先の大戦を考えた年でした。
今日の真珠湾からもう半年後のミッドウェーでは形勢は逆転し、すぐ数年後には若くして先人の多くの方が最後の特攻を行ってくれた。
彼らは一人一人が「何か郷里のために、国のために、家族のために役にたとう」と考え、まだまだ生きたかったはずなのに、私(し)よりも公のために命を投げ出してくれた。
そんなことがあったおかげで今がある。
今「自分一人くらいが世の中に対して何か想ってもしょうがない」とか「次の選挙など誰に投票しても同じだ」など自らの与えられた役割を放棄し、世の中に不平不満を言う人が多いが戦争に行ってくれた方々のことを考えればそんなことはとても言えないと思います。
知覧で語り部の方が言っていた。「昼間は気丈に振る舞う少年たちも、夜に寝床を係の者が回覧するとみんな布団の中で泣いていた。そして、朝になるとまた笑顔で出てくるんだ」と。
先人のおかげで今我々は日本で普通に暮らせています。
もっともっと感謝しないと、そして一人一人の想いってとても大切なのでみんなが想うことが良い社会を創るんだともっともっと考えたいと思う、12月8日の今頃は勝利に湧いていたんだろうなと考える夜でした。
戦争はいけませんね、せつないですね。
1941年の今日、もちろん日本は同じように寒かったでしょう。
有名な「ニイタカヤマノボレ1208」や「トラトラトラ」です。
今年は本や映画で「永遠のゼロ」を観ましたし、鹿児島の知覧特攻平和会館にも行かせていただきより一層先の大戦を考えた年でした。
今日の真珠湾からもう半年後のミッドウェーでは形勢は逆転し、すぐ数年後には若くして先人の多くの方が最後の特攻を行ってくれた。
彼らは一人一人が「何か郷里のために、国のために、家族のために役にたとう」と考え、まだまだ生きたかったはずなのに、私(し)よりも公のために命を投げ出してくれた。
そんなことがあったおかげで今がある。
今「自分一人くらいが世の中に対して何か想ってもしょうがない」とか「次の選挙など誰に投票しても同じだ」など自らの与えられた役割を放棄し、世の中に不平不満を言う人が多いが戦争に行ってくれた方々のことを考えればそんなことはとても言えないと思います。
知覧で語り部の方が言っていた。「昼間は気丈に振る舞う少年たちも、夜に寝床を係の者が回覧するとみんな布団の中で泣いていた。そして、朝になるとまた笑顔で出てくるんだ」と。
先人のおかげで今我々は日本で普通に暮らせています。
もっともっと感謝しないと、そして一人一人の想いってとても大切なのでみんなが想うことが良い社会を創るんだともっともっと考えたいと思う、12月8日の今頃は勝利に湧いていたんだろうなと考える夜でした。
戦争はいけませんね、せつないですね。
posted by orangeknight at 20:49
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