社長の日記「つみかさね」

起きた瞬間「病院はどうやって患者を集めているのだろう？」という疑問が浮かび、それから頭から離れなくなってしまいました。

大きな総合病院も個人開業の病院も、ホームページは今時だいたいありますが、チラシなど見たことがない。

歯医者さんはあれだけたくさんありますが、新規開業したと同時に患者がつく。もちろんつぶれている所はたくさんありますが、なぜ広告もなしで新規で患者が付くのだろう。

私は今の歯医者さんはインターネットで探しました。良さそうだなという雰囲気で選びました。

これで新規の患者が一人増えたわけですが、おじいちゃんおばあちゃんも病院にはたくさんおられますし、みんながみんなホームページを検索するはずもない。

私は今の歯医者さんを選んだ理由の一つに「先生が自ら治療をやってくれそう」というものがありました。

実際、助手の方で十分な治療以外はやってくれているので満足しているんですが、それも決めての一つになっている。

院内では先生が６〜７個の治療台(正式名称は知りません）を飛び回り、「おいっ、誰々バキューム！」「お前早くせんか！セメント練ってくれー！」「ワッハッハー！」と大声で治療しています。

私はあのできる先生の豪快な所作が好きで、よく怒っていますが聞いていておもしろいですし、リピーターになっています。


お年寄りは先生の卒業した大学なども気にして病院を選ばれるのか。それともどこの病院で働いてきたという経歴か。

しかし、その情報を入手するのにどうしているのか。

なぜ内科も耳鼻科も皮膚科も整形外科も、いろんな病院は集客力をもっているのか。

販促しないのに集客できる仕組みがあるのか。

一番は口コミだとは思うのですがそこに行き着くまでには。


うーん、考えていきます。

では、今日は４月最後の土曜日です。今日も1日頑張ります！

今日の日経のスポーツ欄です。




まず「サッカー人として」という三浦和良氏のコラム。カッコイイ！その通りだと感じます。ほんとその通りです。

そして、サッカーのJ2岐阜の恩田社長の記事。ただただ何か体からこみ上げるものがあります。

１月に恩田社長の病状の記事を同じ日経で読んだ時、私は私自身も絶対に何事からも逃げないぞと強く想ったんです。強く、超強烈に。涙が出るくらい甘いぞ俺と思いました。恩田社長は３６歳らしいです。

よかったら読んでみてください。

今回のチラシは当たっています。

非常に反響が多い。実際、新聞折込みから今日でちょうど１週間でありますが、新店舗のオープン告知のチラシを除いては過去最高の引き合いをいただけていると思います。劣ってはいません。

チラシの折込み部数など、さまざまな確かな数は言えませんが、2000部に１件以上の反響があり、我々の業界ではヒットと言って良い数字だと思います。

何が良かったのかはある程度分析はできていますが、詳細は同業他社に漏れるのでこれも書けません。しかし、確実に言えるのは普段日常の営業活動と、ホームページ、そしてチラシの３つの歯車がガチッと噛み合ったらその相乗効果はカケル３以上になるなととても感じています。

今回から全体のイメージも一新し、紙質も光沢の無いマット紙に変えました。

もちろん一眼でオレンジナイトとわかっていただけるようには考えましたが、正直とても心配でした。

チラシは会社のお金を使い、独断で私が作らせてもらっています。

当たった時は会社のみんな全員の努力の結晶ですが、その反対はチラシを作っている私の責任です。

かっこつけて言っているのではなく、心の底からそう思っています。だからチラシの日は今でも朝から汚い話ですが下痢になるのがほとんどです。小心者なのです。

だから今回のチラシの結果には少しですが「良かった」と感じています。

明日は今月最後の土曜日です。土曜日は反響が多い日なんですが、明日はどのようなお問合せがいただけるでしょうか。

当たり前ではありません。

お客様から見積もり依頼をいただけるのは当たり前なんかではなく、本当にありがたいことだと思います。

創業時からしばらく全く問合せのお電話すらいただけなかったんですから。

私もイライラし、広告代理店の担当者に「本当にチラシはちゃんと入っているんですか！」と自分の会社の力を棚にあげ怒ったものです。

どのようなことでもお問合せくださいね。うちはそんな会社なんですよ。