成功するようにしようというマインドで生きている人。
例えばマラソンをするにあたり「完走するぞ」「絶対に4時間を切るんだ」という考え方です。
一方、失敗しないようにしようというマインドで生きている人。
「リタイアだけは避けよう」「前回のタイムより遅くならないようにしたい」という考え方でしょうか。
もちろん時として双方のマインドは同じ人でも交錯して現れるものですが、しかしながら原則どちらかが基準となってその人を動かしているような気がします。
プラス思考とマイナス思考とはまた違うものでしょうが、でも、前者は成功するためという点からプラスの加点方式であり、後者は失敗しないようにというマイナスの減点方式です。
では、どちらが仕事において成果を出しやすいマインドか。
それはもっぱら前者ではないでしょうか。後者でも成果は出せますが、成果というのはプラスの結果ということですから、減点方式では成果ではなく、良くて「こなす」というような感覚であり、最高で現状維持であります。
怒られないように仕事をしよう。間違わないようにプレゼンしよう。値引かれないように提示しよう、では相手に喜んでもらうことはまずない。
減点方式ですから良くて減点0点の現状維持ですから相手は満足しない。
満足とは期待していた以上の結果を得られた時に得られる感情ですから、それが得られないのは必然でしょう。
だから褒められないし、感動させることはできない。
よく褒められる人は成功しようというマインドの人が多く、よく注意をされる人は比較的失敗しないようにというマインドの人が多いのではと思っているんですがいかがでしょうか。
posted by orangeknight at 23:07