社長の日記「つみかさね」

社長の日記「つみかさね」

2017年06月18日

コンビニのゴミ箱

最近どんどんコンビニのゴミ箱が店内に移設、それも容量の小さいのに変わっていきます。

 
ゴミをたくさん捨てられるからだろうなぁと推測はしますが不便を感じます。

 
私は毎日あちこちのコンビニで買い物をします。朝にはコーヒーをよく買いますし、昼にはお弁当、たまにはパンを買って車で食べることもある。

 
お弁当や本をコンビニのゴミ箱に捨てることはまずないですが、飲み物はほとんどそこで捨てています。

 
ローソンで買った500ミリのペットボトルに入ったジュース、次に寄ったセブンイレブンでそれを捨て、新たなジュースを買っています。そして、翌朝に別のファミマにそれを捨てて今から飲むコーヒーを買うという循環。

 
自分自身はコンビニのゴミ処分費に与える影響はそういうながれなのでトントンだと思いますし、コンビニの想定上は優等生であると思えます。

 
常識的に家庭や職場で出たゴミをコンビニに捨てることは悪だと考えますが、コンビニをしている知人に言わせれば「なんでも捨てられる。そう思っている人もたくさんいるが、捨て放題と思っている人は現実にいる」とのことです。

 
確かに、私がセブンイレブンのオーナーをしていて、ゴミ袋の中にいろんなゴミがあれば腹がたつでしょう。おそらく「なんどいやこのゴミ!」と言うと思う。笑顔で「ここはゴミ箱ですからね」とは100%言わないでしょう。

 
ゴミをどこにでも捨てる人は考えを改めないといけないでしょう。自分さえよければという精神を持っていては、またその気持ちを前面に出している人は絶対に成功にしない。人に迷惑をかけての自分の成功はない。

 
ただ、それありきですが、コンビニはゴミ箱を設置すべきであると思うのです。

 
モノを販売する企業は廃材の処分まで考えるべきではないかと思います。

 
売るだけ売って、そのあとのことはよそでお願いでは、モノゴトの循環が達成されてないので、正しいことではないような気がします。

 
うちの会社はリフォームをしますが、リフォームであるがゆえに工事の最初は「解体工事」がつきものです。

 
当然その解体したものを処分します。

うちの会社はお金を払って産廃業者にその廃材を持ち込みます。今月など約80万円の廃材処分費の請求がきているのが事実で、ゴミ代は負担しています。

 
他社が建てたお家の壁材や床材、屋根や住宅設備機器を処分します。その処分をお客様がご自分でやってくらたらそれだけ利益が上がりますが、そんなことはできません。

 
オレンジナイトのバッカン(廃材を入れている大きな鉄の桶)にも全然関係ない人がゴミを入れていくことがあります。

 
それは犯罪行為でしょう。夜のうちに不法投棄する人が残念ながらいます。

 
両者の良識がきちんとされている世界ではますます便利になるのですが、その一方でも自分だけの利益を考えるとこういった不便なことが生まれてしまう。

 
 
私は気がこまいので、空きカン一つでも店内に持って入り、そこでゴミ箱に捨てるということはなかなかできません。不便です。外に置いておいてほしいなぁと特にここ最近思うのです。

 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 21:33

2017年06月16日

2回目のマックスバリュさんでの催事

おはようございます!本日2回目のマックスバリュさんでの催事です。

 
スタンバイオッケーです。

本日も姫路市の宮西店さんで18時までお待ちしています。

 
 
マックスバリュ宮西店
posted by orangeknight at 09:21

2017年06月15日

現場でこんなことがありました

少し前にトイレのリフォームをさせていただいたおうちでの出来事です。

 
工期は2日間。トイレの床も壁もやり替えてしまい、タンクレスのトイレにし、手洗いは壁に埋め込むというような内容でした。

 
施工前はこちら

 
トイレ傷

 
 
こちらが仕上がりです。

 
トイレ傷

 
 
この工事自体は職人みんなの連携で2日間で終わりました。

 
しかし、その最後の段階で床の養生をめくった時の出来事です。

 
 
養生をめくるとなんと床が約1ミリ四方くらいわずかに凹んでいるのです。

 
うちの会社の原と私で養生をめくって掃除をしていたのですが「え〜、そんなぁ」と唖然としました。

 
こちらです。

 
トイレ傷

 
トイレ傷

 
トイレ傷

 
3枚の写真ともそれぞれちょうど真ん中です。見えにくいですが凹んでいたのです。

 
 
こういう床材は端から重ねて張っていくのでその部分だけめくるということができません。

 
また、当然トイレを外さないといけないですし、その日にも仕上がりません。お金もかかる。何よりお客様の満足度を格段に下げる。当然です。

 
頭の中で「まいったなぁ。なんで、こんな目立つところで。これはものを落としているな。何で誰も気づかないんだ。落とした瞬間に気づいていればそこでやり直せたのに」と色々思いました。

 
そして、恥ずかしながらその時「いや、待てよ。この角度からならあまり見えないし、ここはお客様には言わないでソッとしておいた方がいいかな」と考えた自分がいました。

 
これくらいならいいかなと迷ったのです。

多分現場の進行を見ながら15分くらいはもやもやしていたと思います。

 
 
結果、でも、やっぱり思い直してお客様に正直にお伝えすることにしました。会社の社是がそれを後押ししました。

リビングの前でお客様をお呼びし、説明し、確認していただき、心から謝罪しました。

 
すると、お客様は笑顔で、ご夫婦ともに「これくらいいいですよ。どうせ、私たちが使っていても傷つけてしまいますし、全然目立ちませんから」と言ってくれたのです。

 
恥かしかった。迷った自分が。それと、予想していないお応えに申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

 
我々の建築業はクレーム産業なので、大なり小なりそれはつきもので、短い髪の毛1本の傷でも床を張り替えなんてことは起こりえます。

 
それなのにそんなふうに言ってくださり。

もちろん私も補修屋を入れさせていただきますと言いましたが、それもやはり直した跡はそこに焦点を合わせればわかります。

 
結局、1万円だけ値引きをさせていただきました。

お客様はそれもしてもらわなくていいですよと頑なにおっしゃられましたが、そんなわけにはいきませんと渋々ご納得いただきました。

 
 
これくらいなら、と一瞬でも思った自分が恥ずかしいですし、社長としても未熟だと思いました。

 
そして、自分も逆の立場になった時、そういう寛容な気持ちを持って相手にもっともっと接しないといけないと学ばせていただきました。

 
お客様は40歳前後のご夫婦でした。

 
同時にカーポートの工事もさせていただいたんですが、とてもお喜びいただけました。

 
 
すみませんでした。そして、本当にありがとうございました。すえながくおつきあいしていただけるよう、これからますます精進します。

 
 
そんなことがありました。書きたいなぁと思って写真を撮っていました。自戒を込めて。

 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 18:48
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