住野よるさんの書かれた「君の膵臓を食べたい」を読みました。
今年読んだ本の中で一番泣きました。
ストーリーは主人公である「僕」が、クラスメートの「山内桜良」の膵臓の病気を知ってしまうところから始まります。
あと一年しか生きることができない。
その現実を受け止めて毎日を明るく活発に生きる「桜良」と、今まで人と関わることを避けて生きてきた「僕」との交わり。
一緒に過ごした4ヶ月の間で特に「僕」の気持ちが変化してきたことが、文章の中でとても感じられた。しかも、それが徐々に徐々にという変化であり、筆者が少しずつの変化を表現されているところが私は感心したところでありました。
「僕」と「桜良」がお互いに相手の魅力を認めて、同じ慣用句を用いて別々のところで表現していた。「君の爪の垢を煎じて飲みたい」と、高校生らしいと感じました。
そして、その言葉ではありふれていてつまらないと2人ともがすぐに訂正したんです。今の自分の君への想いはこうだと。
それが「君の膵臓を食べたい」という言葉です。
最後に「あと一年の寿命」という考え方をよくしますが、確かにそういえば人間があと一年の寿命だなどと勝手には決めることはできないものであるとも考えさせられた。
とても良かった。読ませていただき感謝します。青春です。
2017年07月16日
「君の膵臓を食べたい」を読みました
posted by orangeknight at 18:51
2017年07月15日
セミが
先ほどこんな感動的なシーンに出会わせてもらいました。
少しずつ少しずつ、セミが変化していっていました。
何年も土の中にいて準備して、今からの1週間を全力で生きる。
土の中から出てきて、羽を持ち自由に空を飛び回ったときの彼はどんな気持ちなのでしょう。
晴れ舞台の始まりに応援の気持ちと私も明日も全力でと思います。
参考までに
セミは夕方日没後に地中から出てきます。そして全力で地面から少し(50センチくらいです)はい上がります。そして夜に二、三時間かけて脱皮します。
脱皮したてはみずみずしい体です。
それを朝までに大人の体に変化させ、早朝に飛びたつんですよ。
感動です。
少しずつ少しずつ、セミが変化していっていました。
何年も土の中にいて準備して、今からの1週間を全力で生きる。
土の中から出てきて、羽を持ち自由に空を飛び回ったときの彼はどんな気持ちなのでしょう。
晴れ舞台の始まりに応援の気持ちと私も明日も全力でと思います。
参考までに
セミは夕方日没後に地中から出てきます。そして全力で地面から少し(50センチくらいです)はい上がります。そして夜に二、三時間かけて脱皮します。
脱皮したてはみずみずしい体です。
それを朝までに大人の体に変化させ、早朝に飛びたつんですよ。
感動です。
posted by orangeknight at 00:30
2017年07月13日
世の中を動かす年齢
あと1ヶ月少しで40歳になるのでありますが、私が40歳なんて、何か不思議な感覚であります。
少し前まで「何歳?」と聞かれたら「29歳です」と答えていたのに。20代だったのに。もう40歳って。
40歳といったらどうだろう、私が高校生になったその頃、母は40歳だったようで、昔は40歳って大人な感じがしましたが、今の私と同じようなものだったのだろうかと考えると不思議な気持ちになります。
私はこう思っています。
世の中を決めているのは60歳、70歳。世の中を動かしているのは40歳、50歳。
この世に生を受け、今からが本番だと思っています。まずは世の中を動かすこと。これをやらねばと思います。
社会から存在することがプラスだと感じてもらえる人間にならねばと思うのです。
少し前まで「何歳?」と聞かれたら「29歳です」と答えていたのに。20代だったのに。もう40歳って。
40歳といったらどうだろう、私が高校生になったその頃、母は40歳だったようで、昔は40歳って大人な感じがしましたが、今の私と同じようなものだったのだろうかと考えると不思議な気持ちになります。
私はこう思っています。
世の中を決めているのは60歳、70歳。世の中を動かしているのは40歳、50歳。
この世に生を受け、今からが本番だと思っています。まずは世の中を動かすこと。これをやらねばと思います。
社会から存在することがプラスだと感じてもらえる人間にならねばと思うのです。
posted by orangeknight at 23:42
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