テレビ等でいろんな会社の事件や事故が報じられるが、いつの頃からか人ごととは思わなくなった。
良い報道はともかく、悪い報道においては明日は我が身だと感じるし、自分ならどうするかといつもイメージしている。
全ての事件や事故は絶対に自分のまわりでは起こらないことではないし、全く同じではなくても似たような事象は発生する。
今一番報道されている事ならジャーニーズの問題。
自分がジャニーズの社長ならどうするか。
創業者がいて、その性加害が死後に問題になった。
自分は当事者ではないがその一族。
知らなかったとは言ったが、それはそのときのベストの発言だとは思っているが、実は知っていた。
あくまでこちらは加害者側。
このすごい圧力は現在の多様性が錦の御旗に掲げられる時代、それにそぐわない対応は許されない。
自分なら社長は辞めない。
基本、辞めて責任をとるのはサラリーマン社長であり、それは責任ではなく鎮静化の手段である。一族なら辞めない。
辞めない大義名分は「この問題を一族である自分がきちんとただす。辞めないことが責任だ」と言うこと。
必ず辞めろというバッシングは起こるが、言葉は悪いが、1〜2週間もしたら大衆は忘れるので一度非難を浴びておく。
もちろん補償はすると弁護士ではなく、自分の口で言うが、ここでいかに具体的に言わないかが後々重要だと心得る。
基本申し訳ないことだと認識するが、感情論ではリーダーはやれない。
申し訳ないことだけど、泣いてすみません、申し訳ございません、お金できちんと償いますはナンセンスだ。
そして一番は自分は女であることを出すだろう。今回の場合、社長が女性であることは男性であることの数百倍有利な条件となる。それを前面に出して話をする。
次に社名は変更するという。それは避けては通れないし、事件や事故が起こったとき、社名を変更することで傷んだ会社のブランドは元のようにはならないまでも、刷新した感じの演出には有効であると歴史的にも証明されている。
あとは所属の忠誠心の高いタレントにきちんと話をし、こういうふうにして出直しますとみんなで並んで記者会見をすることだ。
それで禊ぎとなる。
自分が女であることで40代以上の男性が、タレントが記者会見することで20、30代の女性が許してくれる。
あとはこれからそんなことがないよう不断の努力しかないだろう。
ちなみに私ならその後、今回のことで金儲けで動いたであろう人へはきっちりお礼参りする。忘れない。
と、そんなふうにザクっと想定する。
あれこれ考えるのではなく、いろんな事件や事故が起こったらその瞬間に考える。イメージする。それが自分へのトレーニングにもなる。
みんな考え方ややり方が違うので、どれが正しいかはないかもしれない。しかしながら機というものがあり、その瞬間瞬間の判断がその先、その先の道を変化させていき、結果を異なるものにする。
自分の描いた結果になるよう、どうしたら良いか考える。
いろんな事件や事故は明日は我が身。決して人ごとではないし、ただの評論家では、自分に起こった時に一発ノックアウトする。
2023年09月03日
事件や事故から想定する
posted by orangeknight at 09:12
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