2022年12月03日

補正予算 勉強中

新しい住宅に関する補助金が始まっているので、今回はしっかり勉強しようと思い、昼間にプリントアウトした資料を読んでいる。

 
蛍光ペンでマーカーしながら勉強しているのだから私は真面目だ。

 
 
思えば近頃は坂野に任せっきりで、きちんと把握しないままやっていた。

しかし、近年稀に見るくらいの予算が補正予算で組み込まれたからにはそうはいかない。これを取り込んでやると意気込んでいる。

 
先週に予算が使いきられた「こどもみらい住宅支援事業」は国土交通省の管轄だった。

 
今回は国土交通省、経済産業省、そして環境省が入り乱れた総力戦。今までとは違う。

 
 
しかし、調べていたらおもしろい。

 
1000億円予算の「住宅の断熱性能向上のための先進的設備導入促進事業等」は経済産業省と環境省から出る補助金だが、管轄しているのが経済産業省が「経済産業省製造産業局生活製品課」そうか、サッシは生活に欠かせない商品だもんなと思っていたが、環境省の主管は「環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室」と補助金の名称から連ねるともはや早口言葉みたいである。

 
300億予算の経済産業省の「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業補助金」も経済産業省の「資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部省エネルギー課」が担当。何エネルギーを連呼するのか。

 
「こどもみらい住宅支援事業」からのスライドは1500億予算の「こどもエコすまい支援事業」これは当然国土交通省。「こども」という文言を入れたい役人がいるんだなぁと興味深い。

 
 
菅前総理の提唱した2050年カーボンニュートラル実現。

役人はこれにまっしぐらとやる。

 
大まかな戦略に基づき、各省庁それぞれが戦術をたて予算を取り合い、我々工務店末端がそれを描かれた紙の上で活用する。

 
 
孫悟空は仏様の手の上を金斗雲で飛び回っていた。

まさにそれかと理解しながらもマーカーで線を引き、暗記しようと読んでいく。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 21:52
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