2022年12月01日

来年はサッシだ

建築を分かっている人はサッシにはこだわる。

 
素人でも、器用な人や家のことを理解している方はサッシの重要性をご存知だ。

 
サッシ。窓とか玄関や勝手口などのことです。

 
最近は聞かないが、私が20代の頃はサッシの事を「サッシュ」と発音する年配の方がちらほらおられたなぁ。懐かしい。

 
 
システムバスルームやシステムキッチンなどの住宅設備機器とは違い、あまり目立たない分野かもしれないが、家を形作る上ではなくてはならないパーツだ。

 
サッシ屋さんという職種があるくらい、専門的な知識や技量が求められ、決して片手間にできる仕事ではない。

 
築10年以内くらいの家は冬でもすごく暖かい。

築40年、50年くらいのおうちに住まれている方で、子どもさんが新築され、行ったことがある方はイメージがつくでしょう。

我が家は冬はスースー風が入るのに、娘の家はなんと気密性が高いことかと思われたことはないでしょうか。

 
断熱材の影響は当然ありますが、サッシ、特に窓がその暖かさをしっかりと保つのに大きな力を発揮しています。

 
家が寒くなるのは窓から暖気が出ているから。これは業界の常識で、家の暖気のほとんどは、閉めていても窓から外部に放出されている。

サッシの隙間があったり、ガラスが単板だったりと、冷える要素が多く存在する。サッシ自体を内側を樹脂にするだけでサッシの冷たさは別世界になる。

 
 
来年はサッシだなと思っている。

 
勉強しなおさないと。していかないとお客様に最新の情報を提供できない。最新のものを選ぶ選ばないはお客様が決める。

 
その選択肢、情報を提供しないのはプロとして罪である。

 
お風呂を在来からシステムバスルームにリフォームされ、窓をチェンジしないなんてありえない。

 
私は100%提案する。これを変える変えないで断熱性は雲泥の差である。金額なんかしれている。費用対効果は効果が10倍以上ある。

 
サッシ工事

 
 
うちの会社の者で、サッシを注文するとき網戸を指定できることをどれくらいの人間が知っているだろう。

 
サッシ工事

 
かくいう私もお客様に教えられたのです。

 
実際に窓をリフォームしようという方はカタログを入念に読まれる方も多い。

 
その際に知ったらしく、それを知らなかった私は申し訳ない気持ちと恥ずかしかった。

 
以前にはなかったサービスも次々に登場している。そんなオプション1つを提案して差し上げるだけでその営業マンの値打ちは上がる。

 
LIXILのサッシに貼る網戸できれいネットというものがある。写真の左下だ。

網が小さいからすごい向こうがよく見える。実際こんなに違うのかと驚いた。

 
体感はまだ出来ていないが、カタログ上は風も20%よく通るらしい。糸が細いから風が通る面積が網戸全体ではそんなに増えるんだなぁと感心する。

 
 
サッシ。会社全体でパワーアップして来年を迎えます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 13:11
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