今日の神戸新聞にも載っていたが、姫路市のある市議が不起訴になった。
姫路市の公園整備や、市場の移転事業で、この市議は、市職員に不当要求を繰り返したとして、威力業務妨害の疑いで書類送検され、調べられていたというもの。
頻繁に神戸新聞に載り、おそらく知名度では姫路で一番の市議だと思う。私はこの市議とは現在のところ面識はないがこんなふうに思っている。
それは、もちろん高圧的な物言いや、態度はいけない。会社の社長でもあるからそのクセもあるのかと想像はするが、市議はあくまで公僕なので、それはいけない。
ただ、そこまでバッシングされまくるのもどうかと以前から思っている。
なぜなら、まず、あの市議の地盤である姫路市の白浜町周辺の人はどう思っているのかと考えるからだ。
政治家というのは選挙区に利益を誘導するのが1番の役割だと私は考えている。
良い人とか、朗らかな人柄とか、政治家を表現するときに形容する方もいるが、それよりも能力だ。能力=利益の誘導ではないか。
姫路が選挙区の国会議員は、いかに姫路に何かを持って帰ってくるかが能力だ。
市長は姫路を就任前より良くするのが役割だし、県会議員も姫路の先生が神戸で活躍してもはっきり言って価値はない。それよりも姫路のどこどこで何かを始めることを成し得たという方が値打ちがある。
職業として市議をやっていて、先生先生と呼ばれてはいるが、特に地元に利権を持って帰ってこない市議より、私なら多少強引でも地盤を豊かにしてくれる先生の方が有能だと思うし、役に立つと判断するのだが、皆さんどうなのだろう。
選挙の時だけ頼みに来て、こちらがお願い事を本当に稀にしたにも関わらず、動きが悪い市議や県議を私は知っている。
そんなもの、次の選挙のときにニコニコしてやってきても、私は不器用なのでそのことを蒸し返し、無理とはっきりと言ってやる。
選挙で通るためでも良い。利益を地元に誘導できる人が有能だ。そこが最優先であり、その意味で政治家は手段であるとも言える。
そんなふうに思っている。
地元の人が「使えないな」と感じるなら次の選挙で落とせばいい。
でも、何だかんだ言って「引っ張ってくるよな」と思うのなら、次回また1票を入れたら良い。
代議制とはそもそもそういうものではないだろうか。
2022年11月12日
今日の神戸新聞から
posted by orangeknight at 21:37
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