リフォームの会社、これからは戸建ての住宅の増改築、リノベーションが出来る会社が伸びる。
先日も大和ハウスがまた新築戸建ての価格を上げると新聞に出ていた。確か少し前も値上げしていたはず。
先月、積水ハウスの営業マンと話をした。そのとき、今は普通のレベルの戸建て住宅で、坪どれくらいになっているのかと尋ねたら「坪120万です」と言っていた。
メーカーとしての信頼度はあるが、それらのメーカーの一般的なモデルの戸建ては決して豪邸ではない。
そんなおうちが坪100万は当たり前、120万円となると、普通の30代、40代の人は家を買えなくなる。
坪120万とすると、延床30坪で3600万、同じく40坪で4800万円である。
土地は親からの相続の人が主なターゲットであるそれらメーカーと言えど、今後は富裕層に重きを置くのではないかと考える。
これからは若い人は家を新築しない人が増える。
これは前述の価格の面が大きい。そして、現在小学生からされているSDGsの価値観。物を消費するという考え方が変わる。
オレンジナイトは買取再販は現在のところする気はない。
私が表面上を取り繕い、とにかく安くおさめて転売するという商売が性分に合わないから。
直し出したらとことんやりたくなるし、築30年、40年のおうちをババ引きみたいに転売している現状にも異議があるから。
ババ引きというのはやむを得ない修理にかかる費用、そして必ずやってくる解体にかかる費用の負担の事であります。
そこで、うちの会社がやる増改築、リノベーションとなると親のおうちに息子さん、娘さんの家族が同居するにあたってのものとなる。
シチュエーションとしてはその1点。そこに絞って、これから増改築、リノベーションに急速に注力していきたいと思う。
住宅設備機器の販売、外壁塗装は営業マンの教育は1〜2年でいける。
なのでこれらの会社は多いし、誕生しては散りを繰り返す。
しかし、増改築やリノベーションの教育は、肌感で5年〜10年かかるし、個人の興味、素養に大きく成長が左右される。
あとは思いやりの気持ちを必ず持ってもらうことが、お客様に売ってナンボでないという仕事に繋がると思っている。
それを考えたらオレンジナイトに下地はある。
なのでここ数ヶ月でそういうふうに方向性を考え、舵を切ろうとしている。
住宅に関する価値観も時代と共に変化する。
同じことをずっとやっていたらいかんし、これからどんどん人口が減っていく市場で、オレンジナイトが生き残るには、決して全体の受注の数を増やすことではない。
量から質。この方向に突っ走る。
必ず増えていかせる増改築、リノベーションの受注割合。
2022年07月18日
増改築、リノベーションの受注割合を増やす
posted by orangeknight at 09:22
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