2021年09月23日

警察人事に驚く

今日の日経の社会面を見てびっくりする。

 
警察庁長官にあの中村格氏が昇格している。昨日付けらしい。

 
警察

 
 
この人はジャーナリストの伊藤詩織さんに対する準強姦罪で逮捕状が出ていた、元TBSワシントン支局長のY氏をかばい、逮捕の執行直前に揉み消したと言われた人ではないか。

 
安倍総理や菅総理と懇意のY氏の逮捕は政権に影響を与えるということを忖度し、そうしたのではないかと当時から問題になったし、すごく嫌な気持ちになったので非常に覚えている。

 
当然仕事で結果も出してきたのでしょうし、キャリアでしょうが、そのような疑惑や汚名をきちんと説明もしていないままの人が警察のトップに君臨することにとても違和感がある。

 
昨今いろんな問題で目立つ人は叩かれる。しかし、この人は不倫をしたとか、闇営業をしたなどというどうでもいいことではなく、国家権力を恣意的に動かしたと言われているのに叩かれても振り払い、ほとぼりが冷めたら出世する。それも菅総理が辞める直前に。

 
そんな疑惑のある人が警察のトップとは、私はますます警察組織が嫌いになる。

 
個人の警察官として一所懸命に職務を全うしている方もおられるなかで、組織としての警察は腐っているし、堕落しているし、一番に多くの警察が勘違いをしている。あのような逮捕権を持つ集団に属すると、そうなってしまう傾向にあるのかとも感じる。

 
やはり、警察は国民を守っている組織ではなく、国家権力を守っているものだという考えが深まる。

 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 08:42
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