リフォーム工事のチラシを創業して14年間、そしてその前に勤めていた会社で2〜3年でしょうか、かれこれ16年以上作り続けている。
毎月1本は確実に、その他のものも合わせると年間20本くらいか。
同じチラシをしばらく入れているリフォーム会社が多いなか、オレンジナイトは創業以来ずっと毎月新作です。
理由は「おもしろいものを作りたい」という私の希望と「お客さんをナメたらあかん」という想いであります。
今から20年弱前、某コンサルのヒット作「メニューチラシ」がリフォーム業界を席巻した。全国的にだと認識している。
トイレ10万円、洗面15万円、手すり15000円、瓦1枚5000円などと、リフォーム工事のいろんなものを記載し、それに値付けしたチラシです。
それはとても分かりやすく、ブラックボックス化していた建築工事の費用をオープンにすることで爆発的な反響を呼んだ。
姫路でも有名どころはそれを採用し、どこもチラシをバンバン打ち、売り上げがあがったのでしょう。支店を増やしていった。
実際に営業していても、お客様がそれらの他社のチラシを持っていて、「ここはこれでやってくれるみたいやで、おたく高いわ」とよく言われたものだ。
20代後半、チラシを任せてもらえる立場になっていて、上司に「うちも価格を入れましょう。これからはそこが大切です」と進言したが1秒で却下されたのを覚えている。
やはり価格がチラシのどこか一ヶ所にでも入っているとお客様はそこに焦点を合わせる。
昔ほどパンチ力はなくなりましたが何パーセントOFFという表記も重要だった。
オレンジナイトのチラシは2000分の1のレスポンスがある。もちろんいろんな相乗効果の上の結果ではあるが、ありがたいことですし、やはりチラシは威力がある販促物である。
反響結果が良い数字となるのは、冒頭に書いたおもしろいチラシであり、毎月新作というのが寄与していると分析している。これがお客さんをナメたらあかんという事なのです。
メニューチラシは超ヒットしたのですが面白くなかったのです。
分かりやすさで集客は上げたが、毎月同じで読みものにならなかった。そして飽きられた。
お客様はチラシの内容を覚えている。記憶力はすごいものです。
なのでやはり新しいものを提供したい。ちょっと他とは違うなと感じてもらった上で、お電話などのお問い合わせをいただきたい。
なのでずっとチラシを作っている。
オレンジナイトはこれからもそういう想いで、誰が作るようになってもチラシに対してはそのように取り組みたい。
来月のチラシはここしばらくで一番の出来かなと思っている。
ただ、それがヒットを決める最大の要因でないところが難しく、チラシ道は奥が深いことを物語る。
2021年08月16日
チラシ道 奥深し
posted by orangeknight at 10:54
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