2021年01月26日

殿(しんがり)

負け戦をどうおさめるか。ここは腕の見せどころ。

 
勝負していると必ず負けることはある。

 
大切なのは負けても討ち死にしないこと。討ち死にしなければ再起はある。

 
 
負け戦では殿(しんがり)が非常に重要視された。いかに戦いながら逃げ、被害を最小限に抑えるかが試された。

 
敵が追いかけてくる。そこで多くの犠牲を払って終わらせたなら豊臣秀吉は決して出世しなかっただろうと思う。

 
 
誰しもややこしいこと、揉め事は嫌いです。負け戦の火消しや殿(しんがり)は大変だと思うでしょう。

 
でもここが一番の腕の見せどころと考える人も多くいる。

 
そこに飛び込むからリスクと同等の対価を得られると考える人もたくさんいる。

 
 
世の中で生きていこうと思ったら勝つか負けるかの場面に遭遇する。必ず。

 
そして、残念ながら負ける事もある。

 
そのときに殿(しんがり)をイメージする。ここが腕の見せどころと。すると楽しくなる。

 
 
次なる勝ちに繋げるために。逃げながら戦う。戦いながら逃げる。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 11:35
ページトップ