2012年03月01日

谷樋入替え着工

画像今日から三月、もう春ですね。姫路の網干の和久で屋根の工事を着工させていただきました。

めずらしいパターンで、吹きぶりの激しい雨だと漏らないそうなんですが、弱い雨だとシトシト水が入ってくるらしいのです。

今回は瓦の葺き替えや、大がかりな工事はおうちの人が望まれてなかったので、最も雨漏りがあやしい谷樋(谷板金)を取り替える工事をさせていただいています。

昔は谷の板金は銅や鉄板が主流だったんですが、どうしても穴があいたり錆がきますので、最近はステンレスで谷樋を施工しています。

周辺の瓦をめくって、加工した谷樋をはめ、奥付けに水が浸入しない水切りを入れ込み、漆喰を補修して復旧させます。

親方自らしていますし、これでとまらなければシカマの力量不足、仕上がって雨が楽しみです。
posted by orangeknight at 11:40
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