2012年03月03日

北方領土問題で思う

ロシアのプーチン首相が北方領土の問題に言及した。

プーチンは当然のように言っていますが北方領土は日本の領土です。

しかし、それが戦争の怖いところ、平時にいくら普通に話をしていつも、一度戦争がおこると全て反古になります。

プーチンは日ソ共同宣言を引き合いにだしているが、いつの話かと思います。

そもそもロシア(当時ソ連)はどういう経緯で北方領土を占拠したのか、ご存知の方もたくさんおられると思いますが、日本がヘロヘロになっていた1945年、それも終戦間際の8月はじめに、どさくさまぎれで北方領土に侵攻しました。

実質意識もない状態で、必死に歯を食いしばってガードしているボクサーの後頭部を客の一人が木刀で殴ったのです。

プーチンは柔道家がなんとかと言っていますが、そこにそもそも正義はなく、やはり政治家ですよね。

しかし、終戦からもうすぐ70年です。戦争に負けるというのは、かくも長きに渡って敗戦国の称号を引きずらなくてはならないものなんですね。

僕は戦争なんか嫌ですし、平和が良いに決まっています。しかし、平時においての様々な利権の供与は、直近の先勝国にもたらされるものだなぁと日々おこる事をみてみても考えさせられます。
posted by orangeknight at 16:26
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