2012年03月24日

相見積りの判断理由

たくさん見積り依頼をいただいています。夜遅くまでみんな作っています。昨日など徹夜した者もいます。

うちは大手みたいな定価性ではなく、時間はかかるんですが、その方が工事にかかる費用が抑えられるので、各お家ごとに木一本から積算しています。

みんな、「こうした方が喜んでもらえるやろなぁ」とか「ここはきっちり直さんと後で困ってやわ」などとお客様の事を想いながら、数字だけでない見積りやプランを練っている。

契約とってなんぼ、ではなく、先々までもお付き合いいただける工事を、というのが全員の共通認識です。

うちはだいたい五件に一件くらいは相見積もりでのご依頼となっています。

「相見積もりやけどええか~?」とか「よそでも見積もりとっとんやけど、シカマ工務店さんでせえへんかもわからんけど」などと丁寧に仰りご依頼くださる方もたくさんおられる。

うちはそう仰っていただけるだけで十分ですし、心を込める作りますし、うちが受注できるように頑張ります。良かったら言ってください、などときれい事じゃなく、できれば全部受注したいです。

ただ、お客様へ一言だけ言わせてくださいね。

お選びくださる際、トータルで判定していただいた方が後々HAPPYになれると思います。

家電や車などの商品とは違いますし、どこで買っても同じモノではないのが建築、リフォームです。

値段はもちろん最重要ポイントです。次にプランや材料、そして材質から職人の質(この辺はなかなか判断しにくい点ではございます)、営業担当者から会社全体を比べていただければと思います。

値段だけで比べられるのは、公共工事の入札みたいに仕様が確定してのものではありませんから危険です。

担当者と気が合いそうかとか、後々この会社はきちんとアフターフォローしそうか、など多岐に渡る選択の後に決定されたほうが後悔がないと思います。

もちろんシカマ工務店が一番です!と言っているんではないんです。

田中様にはシカマ工務店が一番でも、佐藤様にはシカマ工務店は最低だと感じられる。これがあたり前の姿なんではないかなと思います。

営業の振舞いから人間性まで含め、トータルでご満足いただけて、うちが一番安かったからというだけの判断理由にならないよう努力していきたいなと考えます。
posted by orangeknight at 12:07
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