2012年05月14日

買う側と売る側の考え方

買う側と売る側、僕自信シカマ工務店という立場はありますが、買う側と売る側のどちらにもなります。

常々「ものを売るには」という事を考えています。

テクニックではなく考え方。

買う側と売る側のどちらの立場にも置き換えて考えますが、これが奥が深いです。

どういうふうな考え方が、理念としているかを模索しますが、僕は売る側は、100%買っていただいている、という考え方をもつのはどうかと思います。

自分で営業から経営をしていて感じました。

売る側はもちろん、買っていただいている、という気持ちがなければだめです。それで売る側は成り立っているんですから。

ただ、傲慢ととられたら悲しいですが、売ってあげている、という気持ち、これが何%かはないといけないと思います。

これを、うちの社員もそうですが、勘違いしている人が多いと思う。

お金を稼ぐという事は、人の役にたった、人をHAPPYにした、その他要素はありますが、得てしてそういう事です。

買っていただいている、という想いしかない人は自分本位だと思うのです。

買っていただいたから、自分が潤う、自分が助かる。それを感謝だと勘違いする。

僕は、そうではなく、私からこれをお買い求めいただければあなたにとって幸いですよ。というのが、これも一つの顧客満足ではないかと思います。

それが、売ったら勝ち、売ったら終わりというような事ではなく、売る側は責任を持てという事に繋がるんではないかと思います。

買う側に僕が回ったときもそうです。

例えば僕が家電量販店に行ってTVを買う、又、居酒屋に行ってビールを頼む。

買う側に回ったとき、買ってあげている、という意識が強すぎると同じようにダメだと思いますし、気をつけています。

良いものを売ってもらってと、それに対してお金を払っています。

買う側と売る側が最近おかしな関係になってきているような気がします。

相手を想って売る事、この気持ちと買っていただいてありがとう、という気持ち。ともにもちあわせたいなと思います。

相手を想って買う事、この気持ちと売っていただいてありがとう、という気持ち。これももちあわせたいなと思います。

たぶん、80歳代のおじいさんおばあさん世代の方はそのお気持ちが強い。

損得だけで算用せずに相手を思いやる気持ち、これを昔の方のよいにもちあわせれば、もっと優しい社会になるのではと思います。

儲かったからのありがとうではなくて、得したからのありがとうでもなくて、本当のありがとうを追究したいです。
posted by orangeknight at 11:20
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