前の便器もそんなには古くなかったんですが、トイレの床を張りなおすついでにと新しいものに変えさせていただきました。
最近は小便器の無いおうちが多く、男性は洋式の便器におしっこをします。この際、座られてされる方もたくさんおられますが、年齢層が上がるにつれ立ってされる方の割合が多数を占めます。
よく主婦層、お母さん世代、おばあちゃん世代に聞く話として、ご主人がおしっこをこぼす、おもしろい表現として「まき散らかすんや~」というのがあります。
男性ならだれしも経験があると思いますが、なぜか(笑)便器の中央に放流されない事があります。今回のおうちも奥様にそれをどうにかできんか?と言われ、LIXILが発売しています、トイレ用のセラミックフロアを便器の周囲に張らせていただきました。
30年前はタイル、20年前はCF(クッションフロア、ビニル製の床材)がトイレの床材として主流でしたが、現在はフローリングが王道です。いろいろ加工され傷みにくくはなってはいますが、耐水性はタイルやCFには劣ります。そこで、このセラミックフロアを部分的に施工するのが効果的だというわけです。
仕上がりをご覧になられた奥様がおっしゃいました。「あの白いとこだけでお父さんの汚い(笑、実話です)おしっこがおさまるんかいな~」
どれだけ便器の外にするんですか!と僕は思いましたが、「ハハハハハッ大丈夫ですよ」と笑ってこたえました。
商品はLIXILの便器がサティス、手洗いがコフレルで共に自動タイプです。
床材はウッドワンのピノアース、便器周辺はLIXILセラミックフロアでファールには対応していますが、場外ホームランはバッターが自身で拭いてくださいね。