2012年06月05日

あわや浴槽入らず

朝からあわやの出来事がありました。

朝一で、今日から浴室の改装工事が着工となるおうちへ行っていました。

おうちの方へご挨拶し、職人と打合せをしてその場をさりました。

しばらくしてから左官の永井が「浴槽がはいらんでぇ」とまくしたてて電話をしてきました。

今回のおうちは、最近多いユニットバス(システムバス)ではなくて、古いおうちでユニットバスの規格が無く、又おうちの方のご要望が浴槽を入れ替えればよい、というものでしたので浴槽の入れ替えと、タイルの張り替えという内容です。

電話をうけ、僕もあのサイズ(1100ミリ)はきついやろなぁと思っていたんですが、入ると思っていたもんで心の中で「え~うそやろ~」と言いながら、すぐ戻りますと伝えました。

浴槽の入れ替えはそれがなきにしもあらずなもので、やってもたかなぁと思いながら戻ると、また「あれは無理やで、絶対無理やから、1000ミリのやつやないと入らんでぇ、今日はとりあえず中止にせなあきませんなぁ」と騒がれ(笑)、胃が痛くなりながら再び寸法をとり、あーでもない、こーでもないと大工の隅岡も交えて打合せをしました。

入らん、という結論だったんですが、「ところで、入口狭いけど浴槽はどうやって浴室に入れるん?」という話になり、「入口の横の壁を破るんや」と永井が言いました。

一同、それやったら浴槽入るやんか、という事になり、一件落着しました。

入口の面の壁を全て落としてしまったら、浴室内にあといくらかの余裕ができ、端から端までにピチピチジャストで浴槽がはまる、という事です。

職人気質で腕は最高なんですが、朝からビビらされまいりました。はぁ~良かった。
posted by orangeknight at 10:45
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