2012年06月28日

民主党から組織を考える

元々民主党という党はただの寄り合い所帯という感は否めませんでしたが、今回の造反で除名という処分ができないなら、それは一体何の為の集まりなんでしょうか?

広辞苑で「党」という言葉を引いてみると、「主義、思想などを同じくする者によって組織される政治結社」と記載されています。

同じくしていますか?僕には全く違うように見えますし、政党政治という物自体を否定しているように思えます。

僕は小沢氏がどうこうというのではなく、組織の健全な運営という視点で考えると、リーダーであり首相として自分たちがまつった党代表の野田氏が、「政治生命を懸ける」とまで言った仕事を支えるのが下の者の当然の役割であります。

最近政治の世界で多いですが、どうして自分たちが担いだリーダーを支えずに、足を引っ張ることしかしないのでしょう?担がれた者と担いだ者の両者に責任というものはついてくると思うんですが。

そして、組織を守りたかったら、成長させたかったらリーダーについてこない者は切ればいいんではないでしょうか?少なくとも、根本的に違う者や進みたい方向にとって害のあると思われる者は、僕ならどんなに仕事ができても辞めてもらいます。

きつい言い方ですが必要ないですもんね。そういう人はよそで自分の信じる道を歩めばいいんです。数も大切ですが、それ以上に質が大切だと僕は考えています。

そもそも政治って、政治に限りませんが同じ方向に向いていくって「熱い」ものではないでしょうか?熱く語り、酒でものみかわし、同調したり、意見を言い合ったり、時には口論となる事もあるでしょうが、心の深いところで、根の部分でつながっているというのは「熱い」ものだと思います。

利害とか損得で考える人の集まりは「冷たい」、結局何かしようと思った時の物差しがそれなので本当の強い
組織ではありませんし、なれません。

まず、民主党は除名処分をきちんと出すべきです。へたれには誰もついていきません。総理は自分のやりたいようにやればいいんです。だから総理大臣になったんでしょと、偉そうに言いますがその通りだと思います。

そして何のために政治家になったのか、これを考えて動いてほしいと思います。






posted by orangeknight at 13:22
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