2012年07月23日

番頭の見本

よく組織はトップとNo.2の考え方が合致していたら発展するし、逆の場合必ず大きくならないと言われています。

簡単そうでこれは簡単な事ではない、僕はこう思います。

よくあるパターンで創業は同じくしてしたが、しばらくするうちに仲たがい、また裏切りなど決して珍しい話ではありません。

なぜ、今日はこの話かと言いますと、なにをするのもうちのNo.2である平本は僕と考え方が同じだとつくづく感じるからです。

仕事への姿勢、物事への考え方を始め本当に同じなのです。

唯一の創業メンバー(当時は3人でしたが)でもあるにもかかわらず、奢りがなく、謙虚で僕に対してもきちんとわきまえてくれています。

よく協力業者、それも頭をしている人や上の方の役職にある人に「社長は平本さんがおって幸せですよ~」と言われます。

理由は経営者や部下がいる人など、人を遣うという事を経験された方ならわかるそれなんです。

実際、僕は非常に助かっていますし、やりやすい。

会社って根本的に社長に同調できる、理念を共感できるっていうのが必要最低限のくくりだと思います。

大企業ほどトップとの距離は遠くなり、それを伝えるのは役員→部長→課長→係長→主任→社員となりどうしてもエッセンスは薄まっていく。

逆に夫婦や家族のみでやっている会社は距離が近いので、極端に言うと晩ご飯の会話で伝わる。

よくうちの会社の幹部の者に、「俺がどうしてほしいんか考えて行動してくれ」と言っています。

僕はそれが幹部の「部下を育成する」という仕事と並ぶ二大任務だと思っています。

とにかく、僕はいつも厳しい事ばかり言っていますがうちのNo.2の平本は本当によく付いてきてくれていると思います。

考えてくれますし、分かろうとしてくれますし、僕に対しても会社の者全員に対しても偽りがない。

それは赤穂店の店長の小林も同じです。

それぞれの社員は、そんな店長にぎゅっとひっついて一丸となってやっていってほしいなぁと思います。

僕と平本は似た者夫婦では決してないと感じられます。多分、あらゆる面で、僕や会社の為と自分を犠牲や折れてくれている事もあるんだろうなと思います。自分にはこんな人がいて幸せです。


posted by orangeknight at 09:49
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