2020年09月05日

安心安全はえてして現状からの脱却を阻む因子となる

台風が来るのでと、最近は新幹線や電車は先に運行を停止する。

 
いろんなお店も閉めて会社も休みにする。

 
とにかく危険がないようにと。

 
運営側は何かあったら大変だと、責任問題になるからと少しでもリスクがあると躊躇する。

 
いつからかその傾向が強くなってきたように思う。

 
そして、一所懸命に働くことや、危険を冒して仕事をすることが悪のような風潮が、うっすらと出来上がっているように感じる。

 
この先の日本はどうなるのか。

 
先進国だからこその動きだと思うのですが、発展途上国のガツガツ感、ザワザワ感私は好きだ。

 
 
また、こんな風に思う。

 
既得権益を獲得している一部の層の安泰をもたらすが、それ以外の我々のような階層の人間はこのままでは這い上がれなくなるのではないか。

 
 
国の中で私は発展途上の部類に入る。

 
それが先進国と同じような動きをとっていては成長はない。

 
発展途上の会社や人間はガツガツ、ザワザワいくからこそチャンスを見出し、掴むのではないか。

 
 
発展途上国の人間が、危険だからと川に橋をかけないとその先の繁栄はない。

 
発展途上国の人間が、危険だからと竹で足場を組んでビルを建てないと成長はない。

 
 
日本人はいつしかみんな同じように自分たちが完成していると思い込んでいるのではないか。

 
大企業や権力者、お金持ちは今を継続させたいから安心安全をうたうし、それこそが正義だと標榜するのだ。マスコミも同じである。

 
発展途上の私みたいなのが同じようにしていたらずっと下っ端。ずっと今のままだ。いつまでたっても先進国にはなれない。

 
やはり、私はそっち側がいい。

 
リスクをとることが唯一の脱却方法だと思う。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 09:28
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