2012年08月06日

90年代の話をややこしくする僕

昨日の夜、テレビで80年や90年、そして2000年代の夏の歌ベスト10なるものをしていました。

そういうたぐいのくくりで、曲を選別する時いつも僕の知っている曲は90年代で終了します。

90年代といいますと僕は学生でした。中学から大学までがピタッとはまる年です。たしかに、その頃は家で音楽を聞くためにCDコンポなるものを買ったり、CDを毎月のように買っていました。

シングルが1000円していまして(今もでしょうか?)、長細い二つ折りの厚紙に入っていまして、僕は汚れたら嫌なのでプラスチックのケースを別に買って保管していました。

今もありますけど、TRFなんか全部持っていますもんね。基本的にテンション上がり系が好きでした。

90年代の曲を聞くと、当時の想いでがよみがえります。あの瞬間、あの時車で、みたいなシーンが一瞬で記憶がよみがえります。

今回、僕が思ったのはその事とともに、僕の娘や息子はおそらく2020年や30年代の今はまだ生まれても無い曲が想いでの曲となります。

その時に僕は50歳くらいで、一番重要なのは昨日のテレビと同じで、作り手の主要な年代から外れているのでもう90年代の曲などかからない、という事です。

あえて話を難しくしているような感も否めませんが、昨日のテレビも多分50歳くらいの方もご覧になられていると思います。

しかし、テレビのディレクターをはじめとする作り手が40歳30歳またそれ以下なのでどうしても彼らの主観になる。

多分、昨日のテレビを観ていて、「わしらの知らん曲ばっかりやなぁ」という会話はされているはず。

という事は僕もやがてそうなるんだろうなと思いました。一人どんどん想像の世界に入っていきましたが、一つの媒体での影響力というものは、実質それを支配している層がもっているんだなぁという所にまで行き着きました。

楽しく番組を観る事ができんのか、といわれそうですね。
posted by orangeknight at 11:33
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