2012年12月11日

「発言」の記事から

神戸新聞に「発言」というコーナーがあります。今日、と言いますかいつも共感していますが、総選挙のことで僕もそう思います、という記事がありましたのでご紹介。

ここからは原文です。

「毎週月曜日の朝刊に全国の首長級の選挙結果が掲載されるが、近年その投票率の低下が止まらない。兵庫県内でも直近の尼崎市長選での投票率が30%を切っていた。実に10人のうち7人が投票に行かなかったのだ。これで民意だと言えるのだろうか。投票権という権利には、投票に行くという責任があると考えるの私が古いのだろうか。自由や権利には、必ず義務や責任が伴うと思うのであるが。「近いうちに」と言われていた総選挙が、今まさに実施されている。この国をたて直すチャンスが到来したのだ。誰かがやってくれるのではなく、選ぶ人と選ばれる人が国を思い、心を合わせなくては良くならない。民主主義とはやっかいなもので、万人万色の意思の中から湧出され統合された民意が政治となるのだ。他人任せで批判するだけでは決して好転はしない。自らがまず投票に行くことから日本の再建が始まるのだと思う。さて、誰に投票するか、小生も大いに悩むつもりである。」

という内容を76歳の男性が書かれていました。

本当にその通りでありまして、決して古くもなんでもないと思います。

まず、投票権は今では当たり前かもしれませんが、少し前までは我々くらいの庶民には与えてももらえなかったような権利であることをもっと学校で教えるべきですし、親は子に言わねばなりませんし、周囲の大切に考える人には言わねばなりません。

そして、もっと国を愛すように声高に叫ばねばいけません。

自国を愛すことに躊躇するような風潮がある国は他には無いと思います。

今月の「致知」という月間誌に書いていました。

この20年で欧米各国のGDPは約2倍になっているのに対し、我が国はほぼ横ばい。

ということは20年前に比べグローバルでは国力は半減しているということだ、とありました。

平和ぼけしている、またさせられたと言いますか、そういう教えや考えをプロパガンダされてきた僕らは今、目を醒さなくてはいけません。

誰やどの党に入れるのも自由です。

選挙に行かずに不平不満だけ言うのはいけないと思いますし、記事のようにみんなで責任を果たし、子どもの世代に今より必ず良い社会にしてあげたいですね。
posted by orangeknight at 21:01
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