2020年07月27日

リフォームの売り方は変わっていく

船井総研が流行らせた、リフォームメニューを記載し、それに全て価格を掲載したチラシを姫路市周辺で目にしたのは、今から17〜18年前だったように思う。

 
当時は画期的だった。

 
私はリフォーム会社で営業をしていたが、伺う家々でそんなチラシを見せられた。「こんなに安くできるみたいよ」と。

 
姫路市周辺でそれらを最初にされたのはキャプ〇〇さんとヤマ〇〇さん、少し遅れてモリ〇〇さんだったと私は認識している。そんなチラシを採用されてからの各社勢いがすごかった。会社ぐるみで変化し、羨ましいとも感じたのは事実だ。

 
今から約20年前は、リフォーム工事の価格というものはブラックボックスだった。そんなところを打破し、消費者の安心感を訴求したのがそんなチラシだったのだ。

 
さらに前。30年前から20年前は訪問販売全盛期。

 
小林亜星がCMしていたパッとサイデリアの今は亡き新興産業、菅原文太がCMしていた朝〇ソーラーさん、みのもんたが宣伝し、特徴的なテラスを販売していたヤマ〇〇さんや、「オンオン〇〇テックス」とCMしていた〇〇テックスさんらの隆盛だった。ペイントハウスさんともよく相見積りになったし、飛び込み営業でよく出くわしたなぁ。

 
そう、そんな時代を一気に打破したリフォームメニューチラシ。

 
何が言いたいかと言いますと、ヒット作は必ずお客様の立場になったもの。そして、それは10年は続くのですが、言い方を帰ると10年しか続かない。

 
今の時代はそんなリフォームメニューチラシがお客様の心をくすぐらない。

 
10年くらい前からはリフォームの各パーツに特化した専門店というのがトレンドだと思う。

 
では、これからはなんだろうと考える。もうそんな専門店での訴求も10年経ったから通用しない。

何が求められているかと、いつもいつも考える。

 
リフォームの潜在ニーズの顕在化にいろんなテクニックが用いられてきた。

 
10年の節目で、かつちょうどコロナが変化を助長させる。

 
伸びることを目指した会社の一部は、多くが創業15年から20年で跳ねる。

 
成功体験なんかとっとと捨てて、新たなモデルを模索する。変化のリミットは年内だと思っています。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 20:00
ページトップ